こんにちは。埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所KMAで会員様の活動をサポートしている、認定婚活カウンセラーの清水小百里です。
今回は、40代後半の再婚女性と、ひとつ年上の初婚男性が成婚に至ったエピソードをご紹介します。
お二人の交際は、仮交際から真剣交際、そしてプロポーズまで驚くほどスムーズに進みました。しかし、その背景には、年齢差や結婚歴の違いを乗り越えるための丁寧なコミュニケーションがありました。
本記事では、実際のエピソードをもとに、「再婚女性×初婚男性の婚活を成功に導くコミュニケーションの極意」 を分かりやすく解説します。婚活中の方はもちろん、これから相談所での活動を検討している方にも役立つ内容です。

仮交際から真剣交際への道のり
40代の再婚女性と初婚男性のカップルが、どのようにして真剣交際へ進んだのか。その背景には「気持ちを知る安心感」と「丁寧なコミュニケーション」がありました。
お相手の気持ちを知ることで安心感が生まれる
お見合い後、仮交際に入り、2週間ほど経った頃。
お相手男性から「真剣交際に進みたい」とご連絡をいただきました。タイミングとしては、2回目のデートを終えた直後です。
ただ、女性会員様に確認したところ、
「まだお相手のことがよく分からないので、もう少し仮交際を続けたいです」
という慎重なお返事でした。
そこで私は、先方カウンセラーへ
「前向きに考えているので、少しお時間をください」
とお伝えし、双方で見守ることに。先方も快く了承してくださいました。
再婚女性ならではの不安に寄り添うサポート
女性会員様は控えめな性格で、こちらから頻繁に連絡すると負担に感じてしまうタイプ。
さらに「再婚」という立場から、結婚への不安や迷いも抱えていました。
本当はたくさん話をして気持ちを整理してほしいのですが、無理に引き出すと逆効果になるため、デート報告を受けながら、必要最低限のアドバイスに留めて見守りました。
その結果、真剣交際のお申し出から約3週間後(さらに3回のデートを重ねた後)、女性会員様から「真剣交際に進みたいです」と前向きなご連絡をいただきました。
男性からの気持ちが早い段階で伝わっていたことで、女性会員様も安心して将来を意識できたのだと思います。
仮交際で多くの人が抱える“モヤモヤ”
仮交際中は、こんな不安を抱える方が少なくありません。
- 「こんなこと聞いていいのかな…」
- 「結婚の話はいつ切り出すべき?」
- 「相手の気持ちが分からないから、何を話せばいいか迷う」
必要な情報が得られず、自分の気持ちも伝えられないままデートが終わってしまうこともあります。
今回は、男性の気持ちが明確だったことで、女性会員様も素直に向き合え、安心して交際を進められました。
デートで将来の話をスムーズにするコツ
真剣交際へ進むためには、将来に対する考え方や価値観を少しずつ共有していくことが大切です。
とはいえ、初デートからいきなり結婚の話をするのはハードルが高いもの。
そこで、KMAでは会員様に以下のようなステップで話題を広げることをおすすめしています。
① まずは「自分の夢・理想」を話してみる
例:
- 「将来はこんな家に住みたい」
- 「こんな趣味を楽しむ生活がしたい」
- 「こんな夫婦になりたい」
これは人生観や価値観を自然に伝えられる話題で、お相手も興味を持ちやすい内容です。
② 次に「不安や課題」を共有する
例:
- 「仕事と家庭の両立ができるか不安」
- 「子どもが欲しいけれど、年齢的に心配」
本音を話すことで信頼関係が深まり、お相手の不安にも寄り添えるようになります。
③ 最後に「希望や条件」をすり合わせる
結婚観やライフスタイルの希望を伝えることで、価値観の一致や調整ポイントが見えてきます。
もちろん、一度のデートで全て話す必要はありません。
回数を重ねながら、少しずつ深めていけば大丈夫です。
真剣交際でやるべきことをKMAのセミナーで確認
真剣交際に進んだタイミングで、KMA独自の「転ばぬ先の杖セミナー」第3講を受講していただきました。
ここでは、
- 今のうちに確認しておくこと
- 伝えておくべきこと
- これから準備すること
などを、時間をかけて丁寧に整理していきます。
仮交際中に大まかな方向性は決まっていたため、真剣交際ではより具体的な行動や話し合いのポイントをアドバイスしました。
結婚生活は、予定通りにいかないことも多いもの。
だからこそ、価値観や方向性を共有し、尊重し合う姿勢が大切です。
その土台があることで、夫婦として困難を乗り越えやすくなります。
真剣交際からプロポーズまでのスピード感
40代再婚女性と初婚男性のカップルは、真剣交際に入ってからわずか1カ月でプロポーズへ。スムーズに進んだ背景には、双方のカウンセラーによる丁寧なサポートがありました。

熱心なカウンセラー同士の連携がスピード成婚を後押し
真剣交際に入ってからも順調にデートを重ね、1カ月後には無事プロポーズへと進みました。
先方カウンセラーも非常に熱心にサポートしてくださり、真剣交際以降は驚くほどスムーズに話が進んだ印象です。
後日、お二人そろって成婚退会のお手続きに来てくださり、恒例の「おせっかいオバチャン・インタビュー」で婚活エピソードをたっぷり伺いました。
一目惚れから始まった恋:プロポーズの特別なプレゼント
お相手男性は「実は一目惚れでした」と照れながら告白。
おとなしめの女性がタイプとのことで、彼女はまさに理想の相手だったようです。
ホテルのレストランでプロポーズをされた際、彼女は素敵なオブジェをプレゼントとして受け取ったそうで、
「清水さんにも見てもらいたくて持ってきました」
と、わざわざ現物を見せてくださいました。
まるでおとぎ話に出てくるような、とてもロマンチックなオブジェでした。
新生活に向けて動き出す二人のマイホーム計画
彼女は現在のお仕事を退職し、新居の近くで新たな職場を探す予定とのこと。
すでに仮住まいも決まり、将来的には一戸建てを建てる計画も進んでいるそうです。
プロポーズの記念にいただいたオブジェを飾るための棚も、ぜひ新居に作ってもらいましょう。
お二人の未来が、これからも明るく温かいものでありますように。心から応援しています。末永くお幸せに。

※お話に夢中になり、相談室での成婚退会記念写真を撮り忘れてしまい、後日送っていただきました(苦笑)。
まとめ|婚活におけるコミュニケーションの重要性と注意点
再婚女性と初婚男性の成婚エピソードから見えてくるのは、婚活における「コミュニケーションの質」が未来を左右するという事実です。ここでは、今回のケースから学べるポイントを整理します。
報告・連絡・相談は婚活成功の“土台”
結婚相談所での婚活は、交際期間が短いからこそ、日々のコミュニケーションが非常に重要です。
- 本人同士のやり取り
- 担当カウンセラーへの報告
- カウンセラー同士の情報共有
実際、今回の成婚でも
「うちの女性はこう思っている」
「いや、うちの男性はこう理解している」
という解釈のズレが一瞬生まれましたが、双方のカウンセラーが迅速に連携したことで、大きなトラブルになる前に解決できました。
仮交際では、ちょっとした言葉の不足が大きな誤解につながることもあります。
こうした“すれ違い”を防ぐための具体的な会話術は、仮交際中の誤解や勘違いを防ぐ会話の秘訣 でも詳しく解説しています。
報告・連絡・相談は、婚活における“基本中の基本”。
当たり前だからこそ、意識して習慣化することが大切です。
言葉足らずが招いた“すれ違い”の実例と学び
たった一言の不足が、交際終了につながることも
私が今でも忘れられない事例があります。
10年以上前のケースですが、まさに「言葉足らず」が原因で仮交際が終了してしまった例です。
お相手女性は幼少期にご両親が離婚し、お父様に引き取られて苦労を重ねてきた方。
一方、男性会員様は裕福な家庭で育ち、一人っ子として愛情を受けて育った方でした。
男性会員様は積極的にアプローチし、真剣交際目前。
そんなタイミングで、男性が突然
「うちの両親と会ってほしい。確認したいことがあるみたい」
と伝えてしまったのです。
女性は「家柄の違いから値踏みされるのでは」と深く傷つき、交際終了に。
しかし実際は、
- 父親が半身不随で介護が必要
- 母親も腰を痛めている
- 将来は温暖な地域へ移住予定
- 孫ができても協力できない可能性がある
という“家庭の事情を誠実に伝えたい”という理由でした。
もし最初から丁寧に説明していれば、誤解は生まれなかったはずです。
女性は最後にこう言いました。
「大切な場面で意思疎通ができない相手とは結婚できません」
誤解は解けても、信頼は戻らず、交際は終了。男性も落胆し、退会されました。
婚活では、
「言わなくても伝わるだろう」 「後で説明すればいい」
という思い込みが、取り返しのつかない結果を招くことがあります。
では、どのような関係性が築ければ真剣交際へ進めるのか。
その“決め手”については、仮交際から真剣交際に進むためのポイント で詳しく紹介しています。
自分の気持ちを正しく伝えるための4つのポイント
婚活で誤解を防ぎ、信頼関係を築くために、次の4つを意識してみてください。
真剣交際では、気持ちの伝え方だけでなく、結婚観のすり合わせや将来の話し合いも重要になります。
具体的に何を話し合えば良いかは、真剣交際でやるべきことの完全ガイド が参考になります。
① 相手の立場や感情を尊重する
まずは相手がどう感じているかを聞く姿勢が大切。
否定や批判は避け、受け止める姿勢を持ちましょう。
② 自分の気持ちを具体的に伝える
抽象的な表現は誤解のもと。
「私は~と思います」と主語を明確にし、具体的に伝えます。
③ 相手に求めることを明確にする
どうしてほしいのか、どんな協力を求めているのかを丁寧に伝えましょう。
要求ではなく“相談”の姿勢がポイントです。
④ 相手の反応をしっかり聞く
伝えたら終わりではなく、相手の返答を受け止めることが大切。
提案や要望があれば、誠実に向き合いましょう。
コミュニケーションが整えば、結婚への道は自然と開ける
今回の再婚女性と初婚男性の成婚エピソードは、
「丁寧なコミュニケーションが婚活成功の鍵」
であることを改めて教えてくれました。
真剣交際に進むと、多くの方が「この人で本当にいいのだろうか」と迷いを感じます。
そんな時の考え方は、真剣交際で迷った時に読む記事 が参考になります。
お二人の幸せを心から祝福するとともに、
これからもKMAは、皆さまの婚活を全力でサポートしてまいります。
婚活に興味のある方、再婚を考えている方、初めての婚活で不安な方も、どうぞお気軽にご相談ください。
婚活の不安や疑問は、一人で抱え込まないでください
今回ご紹介した再婚女性と初婚男性のように、
「丁寧なコミュニケーション」と「正しいサポート」があれば、
婚活は驚くほどスムーズに進みます。
しかし、いざ自分が婚活を始めようとすると、
- 何から準備すればいいのか
- 自分に合う相談所はどこなのか
- どんなサポートが受けられるのか
など、分からないことも多いものです。
そんな時こそ、まずはプロに相談してみてください。
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このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ

埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
- 埼玉中小企業家同友会主催 経営指針づくりセミナー修了
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟(NNR)
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
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- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
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