結婚相談所は30代までが成婚しやすい年齢
30代は将来設計を総まとめする年代
30代の男性は、職場においては20代の時より仕事もおぼえ、社会から期待され始めます。
それだけに失敗は許されなくなるし、部下もできてきたりして、会社でも徐々に責任の重い立場です。
だからこそ早めに「将来の設計」の総まとめをする必要があります。
経済的不安、高学歴化、女性の社会進出などの理由で、「未婚化・晩婚化」が進んでいる日本ですが、いつまでも独身というわけにもいかなくなります。
30代のうちに自分の家庭を作り、奥さまと二人で子供を育てていく段階に入るのがよいでしょう。
成婚白書2021年度版 成婚者9,987名の分析(株式会社IBJ)によると、結婚相談所における典型的な成婚者像は、男性38歳前後、女性35歳前後で、10回前後のお見合いをして、5名前後の相手と仮交際。最終的に3~4カ月の交際を経て成婚退会する。在籍期間は半年から半年強であると発表しています。
30代男性が結婚相手を選ぶときのポイント
30代も半ば過ぎの男性に多いのですが、自分の好きなタイプを聞かれれば「こんな人です」と常識的な範囲で返事が返ってきます。
しかし、実際にお見合い相手を選ぶと、10歳も若い女性を選んでみたり、女優さんみたいな人ばかり選んだりして現実的でない場合が多いのです。
そんな男性にアドバイスをするとしたら、「身の丈に合った相手に目を向けて選ぶことが成婚への近道になりますよ」と伝えます。
仲人カウンセラー目線では判断していませんが、総じて男はどんな場面でもどっしり構えているほうが、恋愛においてはうまくいく場合が多いと思います。
いい例が「僕はすごくスレンダーな女性でないと好きになれそうにない」と言っていた人が、成婚の挨拶に来てくれたとき隣に並んだ婚約者の女性はスレンダーとはいいがたい人、といった場合が多いのです。
でも男性はそのくらい器が大きくて余裕が感じられる方がいいと思います。
自分を好いてくれて自分も好きになったフィーリングの合う人と結婚できれば、幸せこの上ないと思います。
30代後半女性の婚活が厳しい現実を知ろう
結婚相談所で婚活をしている30代の男女比からいいますと、近年は女性の割合が多くなっています。
これは東日本大震災以降、「震災婚」や「絆婚」といった言葉が話題になり、結婚願望の強い女性の婚活希望者が増加し続けました。
最近では、コロナ禍で結婚に安定を求める女性が増えるという現象も起きています。
女性の場合、30代前半の年齢と、30代後半の年齢とでは選ばれる条件が変わってきます。男性からは、出産の条件が頭をもたげてくるからでしょう。
しかし、出産における観点では、結婚相談所の仲人カウンセラーは40代前半まで考えています。とうぜん赤ちゃんは授かりものという考えです。
30代女性は、後半にいくにしたがって同年齢か、年下の男性をターゲットにしがちです。
ところが男性はそこから逃れようとしているのが現状です。限られた範囲の年齢層を対象にしてお相手探しをしていたら、成婚できる可能性を狭めてしまいます。
年代別にみると「成婚のしやすさ」は、男女とも年齢を重ねるごとに、相対的に「成婚しにくく」なっていきます。
女性は40代になるとその傾向にさらに拍車がかかります。
30代後半女性が気をつけなければいけないのは、みずから結婚を難しくして歳を重ねてしまうのは得策ではないということです。
自分が選んでいる分、相手も選んでいる事実を知るべきです。
30代女性は結婚相手に求める条件を考えよ
お見合いはいわば「条件の結婚」です。お見合いシステムには、「医者」「大学教授」「公認会計士・税理士」「一流商社マン」などの、年収1,000万円以上のエリート男性も登録されていますので検索して申し込みができます。
もちろん、どなたにお見合いを申し込むのも自由です。
しかし、条件がよい人気の男性からOKの返事が来る確率が低くなることは否めません。条件のよい男性は、若い女性を選んで申し込んでも、お見合いが成立してしまうのです。
30代女性の婚活はやはり時間との戦いと言ってもいいかもしれません。入会するときは、結局のところ、お見合い成立の確率を考えざるをえません。
30代は男性女性とも結婚を急いだ方がいい!
Everything must have a beginning
(何事も、まず始めなければならない)
あせる必要はありませんが、婚活を早く着手すれば早く結婚できる可能性は高まります。
30代は男女とも、特に会社などでは仕事の面で頼りにされる場面が多いのですが、逆に会社は、個人の人生設計を考えてくれません。
こればかりはぜんぶ自分でやらなくてはなりません。
- 30代成婚ブログ
- 婚活の同時進行で迷う30代女性が結婚相手を一人に絞れた理由
30代バツイチ婚活一歩踏み出す勇気を持つ
当節は離婚率が高くなっているようですが、不幸な結婚生活を余儀なくされているのなら思い切って離婚して、再出発したほうがいいと思います。
お相手は星の数ほどいるからです。ただいろいろな支障がある場合、簡単にはいかない面はあると思います。
30代の再婚の男女の場合、やはり子供の存在が重要な要素です。子供がまだ幼い場合が多いからです。誰が育てる?となると難しい問題です。
特に女性の場合すぐすぐ社会復帰も困難で、経済的な面が足かせになって離婚できません。
やむを得ない場合、生活に困窮してでも、子供は女性側が引き取っている場合が多いのです。加えてご主人の親が孫を放さない、例もあります。
結婚している女性から相談がありました。
「子供が二人います。主人とはもうなにもかも元には戻らないことは分かっています。社会復帰もできそうにありません。また子供は主人の両親が絶対に手放すことはないでしょう。自分の親は年老いて収入がなく、どうすればいいでしょう」
結婚相談所としても、まだ戸籍から抜けていない人は入会させられません。
「私一人で出ていく分には離婚させてもらえますから、3カ月後に必ずこちらにお世話になりますので、取っておいてください」
と言って、入会金の半分を押し付けて立ち去りました。
その3カ月しないうちに、「離婚できました」と言って入会金の残りと「戸籍謄本※」を持ってきて入会しました。こちらも、すぐに登録手続きをしてお見合いさせたら、2カ月しないうちに結婚しました。
入籍は除籍後6カ月が必要(現在は、再婚禁止期間100日)でしたから、彼らが入籍したのは同居してから4カ月経ってからでした。※独身証明書がまだない時代
結婚相談所の婚活進め方!仲人のサポートが強み
「婚活サイト」「婚活アプリ」「恋活マッチングアプリ」と呼ばれる、お安い料金でインターネットを利用して結婚相手を探せるタイプや、身分証明書1枚で誰でも参加できる「婚活パーティー」「街コン」で出会いを見つけるなど、気軽に始められる婚活サービスの利用者が20代~30代の若者を中心に増えているようです。
しかし、「婚活サイト」や「婚活アプリ」だと恋愛に不慣れな人では出会いはあっても交際までなかなか進めなかったり、「婚活パーティー」や「街コン」などでは、昨今の新型コロナウイルス感染拡大による影響でイベント規模が縮小されて、希望する異性となかなかマッチングできないことが多いと聞きます。
このような悩みを解決するには、結婚相談所の「仲人婚活」を利用する方法が結婚への早道です。
一つ一つの結婚相談所としての規模は、いわゆる街の相談所ですから小さいのですが、それが全国ネットワークを結んでいますから、一つの連盟組織で1,500カ所~4,000カ所※を超える「仲人さん」の間でお見合い情報が行き交い、成婚を目指しているからすごいのです。※2023年11月時点
ネット環境が整っている場所なら、最新のお見合いシステムを利用して、会員さん自身がパソコンやスマホで、いつでも自由にお見合い相手を探すことができます。
一人ひとりの仲人(以後カウンセラー)は自分の会員さんを結婚させるために、出会いのセッティングから、交際の管理まで一貫して「成婚」を目指して婚活を進めていきます。
男女交際を苦手にしている人も、得意な人も等しくお相手の気持ちをストレートにわかるのは、難しいものです。そこで正しいアドバイスで婚活方法を伝えられるカウンセラーの存在が重要になってくるのです。
結婚相談所が真剣に結婚したい人、早い結婚を望んでいる人に向いているのは「仲人の婚活サポート」があるからなのです。