埼玉県さいたま市の結婚相談所KMAで活動する、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里です。
地域密着型の結婚相談所として、真剣に結婚を考える皆さまのご縁をつなぐお手伝いをしています。
「優しい人がいい」と思っていたのに、なぜか恋愛や結婚がうまくいかない——そんな経験はありませんか?
実は、“優しいだけ”の男性には、見落としがちな落とし穴があるのです。この記事では、婚活女性が後悔しないために知っておきたい「優しいだけの男」の特徴や見極め方を、心理的な背景も交えてわかりやすく解説します。

はじめに:優しいだけの男に惹かれる理由とその落とし穴
「優しい=良い人」と思い込んでいませんか?
婚活中、「優しい人がいい」と願う女性はとても多いです。怒らない、否定しない、穏やかに接してくれる男性は、一緒にいて安心できますよね。でも、「優しい=良い人」と思い込んでしまうと、相手の本質を見落としてしまうこともあります。
たとえば、優しさの裏に「自分の意見を言わない」「責任を避ける」といった傾向が隠れている場合、付き合い始めは心地よくても、結婚後に物足りなさや不満を感じることも。婚活では、“優しさの質”を見極める視点がとても大切です。
理想の「優しさ」と、現実のギャップ
「優しくて誠実な人」「穏やかで安定した人」——婚活でよく挙げられる理想像です。でも、実際に交際が進むと「決断してくれない」「頼りない」「話し合いができない」といった現実に直面することもあります。
優しさだけでは、人生のパートナーとしての信頼や安心感にはつながらないこともあるのです。理想と現実のギャップに気づいたとき、「優しいだけの男」の限界が見えてきます。だからこそ、婚活では“優しさ+α”の視点が欠かせません。
優しいだけの男の特徴とは?
婚活中、「優しい人」に惹かれるのは自然なこと。でも、実は“優しいだけ”の男性には、見過ごしがちな特徴があります。ここでは、結婚後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、注意したいポイントを整理してみましょう。
自分の意見を言わない
「なんでもいいよ」「〇〇さんの好みに合わせるよ」——そんな言葉を繰り返す男性は、一見優しく見えます。でも、いつも自分の意見を言わない人は、信頼関係を築くうえで不安要素にもなります。
結婚生活では、価値観のすり合わせや意思決定が欠かせません。優しさの裏に“自己主張のなさ”がある場合、話し合いができず、関係が停滞してしまうことも。
相手に合わせすぎる
「〇〇さんがそうしたいなら…」と、常に合わせてくれる男性も要注意。最初は居心地が良く感じられても、次第に「一緒に考えてくれない」「責任を共有できない」と感じるようになるでしょう。
優しさが“迎合”に変わると、対等な関係が築きにくくなり、結婚後に孤独感を覚えることもあるのです。
トラブルを避けて本音を隠す
衝突を避けたいあまりに、本音を言わずに笑顔でやり過ごす——これも「優しいだけの男」によくある傾向です。一時的には穏やかに見えても、問題が解決されないまま積み重なると、関係にひずみが生まれます。
結婚生活では、時に意見の違いを乗り越えることが必要。本音を言えない関係は、安心よりも不安を生む原因です。
決断力・責任感に欠ける傾向
「どうする?」「決めてくれる?」と、判断を委ねてくる男性は、優しさの裏に“責任回避”の傾向があるかもしれません。結婚は、日々の選択と責任の連続です。
優しいだけで決断力に欠ける男性は、いざという時に頼れず、女性側が精神的にも負担を感じることがあります。優しさと責任感は、両立してこそ信頼につながるのです。
優しいだけの男が結婚に向いていない理由
「優しい人なら、きっといい夫になるはず」——そう思っていたのに、結婚後に違和感を覚える女性は少なくありません。ここでは、優しいだけの男性がなぜ結婚に向いていないのか、具体的な理由を見ていきましょう。
夫婦間の問題を解決できない
結婚生活では、価値観の違いや意見の食い違いが必ず出てきます。そんな時、優しいだけの男性は「揉めたくない」「嫌われたくない」という気持ちから、深く話し合うことを避けがちです。
一見穏やかに見えても、問題が放置されることで不満が蓄積し、「どうせ言っても何もしてくれないし」と関係が冷え込む原因になることも。優しさだけでは、夫婦間の課題に向き合う力にはなりません。
家庭のリーダーシップを取れない
結婚後は、家計の管理や住まいの選択、親との関係など、日々の判断が求められる場面が増えていきます。優しいだけの男性は、相手に任せる姿勢が強く、責任ある決断を避ける傾向があります。
その結果、女性側がすべてを背負うことになり、精神的にも負担が大きくなってしまうことも。家庭を支えるには、優しさだけでなく“決断力”も必要です。
子育てや生活の中で頼りなさが露呈する
子育てや日常生活では、予期せぬトラブルや判断が必要な場面が多くあります。例えば、子どもの病気や教育方針、家族の急な問題など、柔軟で的確な対応が求められます。
優しいだけの男性は、困ったときに「どうしたらいい?」と頼ってくることが多く、女性が一人で抱え込むことになりがちです。優しさは大切ですが、それだけでは家庭を支える力にはなりません。
優しいだけの男との恋愛・結婚の末路
「優しい人なら安心できる」と思っていたのに、時間が経つにつれて違和感を覚える——そんな経験をした女性は少なくありません。ここでは、優しいだけの男性との恋愛や結婚がどんな末路を迎えやすいのか、具体的に見ていきましょう。
「物足りない」「つまらない」と感じるようになる
交際初期は、穏やかで優しい雰囲気に安心感を覚えるかもしれません。でも、関係が深まるにつれて「会話が浅い」「一緒にいても退屈」と感じるようになることもあります。
優しいだけの男性は、自分の考えや情熱をあまり表に出さないため、関係に刺激や深みが生まれにくいのです。恋愛も結婚も、心が動く瞬間がなければ、次第に物足りなさが募ってしまいます。
感情的な支えにならず、孤独感が増す
人生には、悩みや不安を抱える時期もあります。そんな時、パートナーに「わかってほしい」「一緒に乗り越えたい」と思うのは自然なことです。しかし、優しいだけの男性は、相手の感情に深く寄り添うことが苦手な傾向があります。
表面的には優しく接してくれても、心の奥にある不安や葛藤に気づいてくれないと、「ひとりで抱えている」と感じてしまい、孤独感が強まることも。
離婚や不満の原因になるケースも
優しさは大切ですが、それだけでは結婚生活を安定して続けるには限界があります。「優しいけれど頼りない」「一緒にいても心が満たされない」と感じた結果、離婚に至るケースも少なくありません。
また、離婚に至らなくても、心の中に不満を抱えたまま生活を続けることは、精神的なストレスにつながります。結婚は、優しさだけでなく、信頼・共感・責任感が揃ってこそ、安心できる関係が築けるのです。
優しいだけの男を見極めるポイント
「優しい人がいい」と思っていても、実際に結婚を考えると“優しさの質”が気になるもの。ここでは、優しいだけの男性と、本当に信頼できるパートナーを見極めるためのポイントをご紹介します。
優しさの中に「芯」があるか?
本当に優しい男性は、ただ相手に合わせるだけではなく、自分の中にしっかりとした価値観や信念を持っています。困難な状況でも冷静に判断し、必要な場面では意見を伝える勇気がある人は、長く一緒に過ごすうえで頼れる存在です。
表面的な優しさだけでなく、内面の“芯”を感じられるかどうかが、見極めの大切なポイントです。
自分の考えを持っているか?
「なんでもいいよ」「君に任せるよ」と言う男性は、一見思いやりがあるように見えますが、実は自分の考えを持っていないだけかもしれません。結婚生活では、価値観のすり合わせや意思決定が日常的に求められます。
自分の意見を持ち、相手と対話できる男性は、信頼関係を築くうえで欠かせない存在です。優しさと同時に、“自分軸”があるかどうかを意識してみましょう。
相手のために「嫌われる勇気」を持てるか?
本当に優しい人は、時に相手のために厳しいことを言ったり、意見をぶつけたりする勇気を持っています。それは、関係をより良くしたいという思いがあるからこそ。
「嫌われたくないから何も言わない」のではなく、「大切だからこそ伝える」姿勢があるかどうかが、優しさの本質を見極める鍵です。優しさとは、ただ穏やかでいることではなく、相手と真剣に向き合う姿勢でもあるのです。
優しいだけの男が改善するには?
「優しいだけの男は変われない」と思われがちですが、実は改善の余地は十分にあります。ここでは、優しさの奥にある“弱さ”を乗り越えるための具体的な方法をご紹介します。
自己理解と自己主張のトレーニング
優しいだけの男性は、自分の気持ちや考えをうまく言葉にできないことが多いです。まずは、自分自身を深く理解することが第一歩。何が好きで、何に違和感を覚えるのか——そうした価値観を整理することで、自然と自己主張ができるようになるのです。
最近では、自己理解を深めるワークや、コミュニケーション力を高めるトレーニングも豊富にあり、少しずつ実践することで変化が生まれていきます。
カウンセリングやコーチングの活用
「優しさの裏にある不安」や「自己主張への抵抗感」は、過去の経験や性格のクセが影響していることもあります。そうした根本的な部分に向き合うには、専門家のサポートが有効です。
あなたの婚活状況を把握している婚活カウンセラーから、アドバイスをしてもらうのも有効な手段です。自分の思考パターンや感情のクセを整理することで、より健全なコミュニケーションが可能になります。
婚活をきっかけに、自分自身を見つめ直す男性も増えており、変化のチャンスは十分にあります。
女性側が「本音で向き合う」ことも鍵
改善のきっかけは、パートナーとの関係性の中にあることも。女性側が「本音で話してもいいんだよ」「あなたの意見を聞きたい」と伝えることで、男性が安心して自己開示できるようになるケースもあります。
優しいだけの男性は、相手の反応を過度に気にする傾向があるため、安心感のあるコミュニケーションが変化を促す鍵です。お互いに本音で向き合うことで、関係性もより深まっていくのです。
婚活女性へのメッセージ|本当に優しい男性とは?
「優しい人がいい」と願う気持ちは、婚活中の女性にとってとても自然なこと。でも、長く安心して過ごせるパートナーを見つけるためには、“優しさの質”を見極める視点が欠かせません。
優しさ+誠実さ+責任感のバランス
本当に優しい男性とは、ただ穏やかであるだけではありません。誠実に向き合い、約束を守り、困難な状況でも逃げずに責任を持って行動できる人こそ、信頼できるパートナーです。
優しさに加えて、誠実さと責任感のバランスが取れているかどうか——それが、結婚相手としての本質を見極める大切なポイントです。
一緒に問題を乗り越えられるパートナー像
結婚生活には、楽しいことだけでなく、悩みやトラブルもつきものです。そんな時に、逃げずに一緒に考え、支え合える関係性が築けるかどうかが重要です。
本当に優しい男性は、相手の気持ちに寄り添いながらも、必要な場面ではしっかりと意見を伝え、行動できる人。「一緒に乗り越えられるかどうか」が、長く続く関係の鍵です。
「優しいだけ」ではない男性を見極める目を養う
婚活では、「優しい人=いい人」と思いがちですが、そこに“だけ”がつくと注意が必要です。優しさの中に芯があるか、誠実さや責任感があるか——そうした視点を持つことで、見た目の印象に惑わされず、本質的な魅力を見抜けるようになるのです。
「優しいだけの男」に振り回されないためにも、自分自身の価値観を明確にし、理想のパートナー像をしっかり描いていきましょう。
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このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ

埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟(NNR)
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
- 一般社団法人 結婚相談業サポート協会(MCSA)
- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
- SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会
- 一般社団法人日本LGBTサポート協会
出版・著書情報
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