埼玉県さいたま市の結婚相談所KMAで活動する、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里です。
地域密着型の結婚相談所として、真剣に結婚を考える皆さまのご縁をつなぐお手伝いをしています。
「距離を置きたい」と言われた瞬間、頭が真っ白になった——そんな経験はありませんか?
婚活中の関係で女性から距離を置かれると、「嫌われたのかも」「もう終わり?」と不安になるものです。
でも実は、その言葉には“別れ”ではなく“見直し”の意味が込められていることも。
この記事では、距離を置く女性からの心理と、婚活男性が取るべき対応をわかりやすく解説します。

はじめに:距離を置く女性からの言葉に動揺する婚活男性へ
婚活中、順調に思えていた交際相手の女性から「少し距離を置きたい」と言われると、戸惑いや不安を感じる方は多いものです。
LINEの返信が遅くなったり、会う予定が曖昧になったりすると、「嫌われたのかも」「別れたいのでは?」とネガティブに受け取ってしまいがちですよね。
でも実は、「距離を置きたい」という言葉が、必ずしも別れを意味するとは限りません。女性側は、自分の気持ちを整理したり、冷静に関係を見つめ直したいと考えていることが多いのです。
婚活は将来を真剣に考えるからこそ、迷いや不安が生まれるもの。だからこそ、一時的な距離は、関係を深めるための大切な時間になることもあります。
まずは焦らず、彼女の言葉の背景にある心理を理解することから始めてみましょう。
距離を置く女性の心理とは?別れではなく「整理と見直し」の時間
婚活中の女性が「距離を置きたい」と言うとき、それは必ずしも関係を終わらせたいという意思ではありません。むしろ、自分の気持ちや関係性を冷静に見つめ直したいという前向きな心理が働いていることが多いのです。
冷静になりたい、自分の気持ちを整理したい
婚活では、将来を真剣に考えるからこそ迷いや不安が生まれます。「この人と本当に結婚していいのか?」と自問する瞬間もあるでしょう。
そんなとき、女性は一度距離を取ることで、感情に流されずに自分の本音と向き合おうとします。これは相手を否定しているのではなく、真剣だからこそ必要な時間なのです。
小さな違和感や不満をリセットしたい
交際が進むにつれて、ちょっとした価値観のズレやコミュニケーションの違和感が気になることもあります。女性はそうしたモヤモヤを一度リセットし、冷静に関係を見直すために距離を置くことがあります。
これは「嫌いになった」わけではなく、より良い関係を築くための準備期間とも言えるでしょう。
好きだけど不安がある…複雑な感情に向き合うために
「好き」という気持ちがある一方で、「このまま進んでいいのかな?」という不安を抱えることもあります。婚活では、感情だけでなく将来の生活や価値観の一致など、現実的な要素も重要です。
距離を置くのは、そうした複雑な感情と向き合うための時間。好きだからこそ慎重になっている——そんな女性の心理を理解することが、関係修復への第一歩です。
距離を置く女性からのLINEや連絡には、静かなサインがある
女性が「距離を置きたい」と感じているとき、LINEや連絡の仕方にさりげない変化が現れることがあります。それは別れの予兆ではなく、心の整理をしたいという静かなサインかもしれません。
返信が遅くなる・既読スルーが増えるのは、気持ちの整理の時間
距離を置こうとしている女性は、LINEの返信が遅くなったり、既読スルーが増える傾向があります。これは単なる忙しさではなく、気持ちを落ち着けるために一時的に連絡を控えている可能性があります。
返信が遅いからといって「嫌われた」と決めつけるのは早計です。まずは冷静に受け止め、相手のペースを尊重する姿勢が大切です。
「少し考えたい」「時間がほしい」などの言葉に込められた本音
「今は少し考えたい」「時間がほしい」といった表現が増えるのも、距離を置きたい女性の特徴です。
これは関係を終わらせたいのではなく、自分の気持ちを整理するための時間を求めているサイン。無理に答えを急がず、相手の言葉をそのまま受け止めることで、信頼関係を保つことができます。
急に連絡が途絶える場合も、焦らず見守ることが大切
前触れもなく急に連絡が途絶えるケースもあります。これは感情的なやり取りを避け、冷静さを保つための行動かもしれません。不安になるのは当然ですが、ここで焦って連絡を重ねると、かえって距離が広がってしまうことも。
まずは「距離を置きたい」という意思を尊重し、相手が落ち着くのを待つ姿勢が、関係修復への第一歩です。
距離を置く女性からの言葉は「別れ」とは違う——その本質を見極めよう
婚活中に「距離を置きたい」と言われると、「もう終わりなのかも」と不安になる方も多いでしょう。しかし、実際には「距離を置く」と「別れたい」はまったく異なる意味を持っています。ここでは、その違いを丁寧に解説します。
「別れたい」と伝えるときは、言葉が明確になる
女性が本当に別れを望んでいる場合、担当カウンセラーに「もう気持ちがない」「これ以上続けられない」といった明確な言葉で意思を伝えることがほとんどです。
曖昧な表現ではなく、はっきりとした決断が込められているため、担当カウンセラーもその意図を理解しやすく、お相手カウンセラーを通じて男性側にお断りを入れます。
一方で、「距離を置きたい」という言葉には、まだ迷いや葛藤が含まれていることが多く、「ゆっくり考えたい」「だれかに相談したい」などの背景もあり、関係を終わらせる決意とは異なります。
距離を置く=関係を見直すための冷却期間
「距離を置く」という選択は、感情的なやり取りを避け、冷静に自分の気持ちや相手との関係性を見つめ直すための時間です。婚活では、将来を真剣に考えるからこそ、こうした冷却期間が必要になることもあります。
これは関係を終わらせるためではなく、むしろ再構築のための準備期間と捉えるべきです。
距離を置いたことで関係が深まるケースもある
実際に、距離を置いたことでお互いの気持ちが整理され、以前よりも良い関係に進展したケースは少なくありません。冷却期間を経て再び向き合ったとき、相手の考え方や価値観に対する理解が深まり、信頼関係が強まることもあります。
大切なのは、距離を置く時間を「不安な空白」としてではなく、「成長と見直しの時間」として前向きに捉えること。焦らず、相手の気持ちを尊重する姿勢が、関係修復への第一歩です。
距離を置く女性からの言葉にどう向き合う?婚活男性が取るべき3つの対応
「距離を置きたい」と言われたとき、婚活中の男性にとっては不安や戸惑いがつきものです。しかし、ここでの対応次第で、関係が前向きに進むかどうかが大きく変わります。焦らず、冷静に向き合うことが大切です。
① 彼女の気持ちを尊重し、否定しない
まず何より大切なのは、彼女の気持ちを否定せずに受け止めることです。「どうして?」「何か悪いことした?」と感情的に反応するよりも、「わかったよ。少し時間を取ろう」と落ち着いて応じることで、相手は安心感を覚えます。
距離を置きたいという言葉には、整理したい気持ちや迷いが含まれていることが多いため、尊重する姿勢が信頼につながります。
② 距離の取り方を具体的に決めておく
「距離を置く」と言っても、どの程度なのかが曖昧だと、余計な不安を生んでしまいます。そこで、連絡頻度や会うタイミングなど、具体的なルールを話し合って決めておくのがおすすめです。
例えば「週に1回はLINEで近況を伝える」「1カ月後に一度会って話す」など、目安を共有することで、安心して距離を取ることができます。
③ 自分自身も冷静になり、関係を客観的に見直す
距離を置く時間は、彼女だけでなく自分自身にとっても貴重な見直しの機会です。「本当にこの人と結婚したいのか?」「自分はどんな関係を望んでいるのか?」といった問いに向き合うことで、感情だけでなく価値観や将来像を整理できます。
冷静に自分を見つめ直すことで、再び向き合うときに、より成熟した関係を築く準備が整っているはずです。
距離を置く女性からの言葉に動揺しても、やってはいけない3つの行動
距離を置く期間は、婚活中の男性にとって不安や焦りが募る時間かもしれません。しかし、その不安から誤った行動を取ってしまうと、関係修復の可能性を自ら狭めてしまうことも。ここでは、距離を置かれている間に避けるべき行動を3つご紹介します。
① しつこく連絡する・感情的になる
「どうして?」「本当に距離を置きたいの?」と何度も連絡をしてしまうと、相手の気持ちを尊重していない印象を与えてしまいます。感情的なメッセージや電話は、相手の冷静な判断を妨げるだけでなく、プレッシャーにもなりかねません。
距離を置くと決めた以上は、相手のペースを尊重し、静かに見守る姿勢が信頼につながります。
② SNSで匂わせ投稿をする
距離を置いている間に、SNSで意味深な投稿や寂しさをにじませるような発信をするのは避けましょう。「誰かと一緒」「意味深な言葉」などの投稿は、相手に誤解や不安を与える可能性があります。
婚活中の関係は繊細だからこそ、相手の気持ちを刺激しないよう、冷静な行動を心がけることが大切です。
③ 自己否定に陥る
距離を置かれたことで「自分に魅力がないのでは?」「嫌われたのかも」と自己否定に陥る方もいます。しかし、そうした思考は自信を失わせ、今後の関係にも悪影響を及ぼします。距離を置く時間は、あくまで関係を見直すための冷却期間。
自分を責めるのではなく、前向きに振り返り、成長の機会として捉えることが、次のステップにつながります。
距離を置いた女性との再会で関係を修復するための3つのポイント
距離を置いた後の再会は、関係を再構築するための大切なタイミングです。ここでの接し方次第で、ふたりの未来が大きく変わる可能性があります。焦らず、相手の気持ちに寄り添う姿勢が鍵です。
① 感情を押し付けず、穏やかな会話を心がける
再会したとき、「寂しかった」「なんで連絡くれなかったの?」といった感情をぶつけたくなることもあるかもしれません。しかし、そうした言葉は相手にプレッシャーを与え、距離を再び広げてしまうことも。
まずは穏やかな雰囲気で会話を始め、相手の気持ちを尊重する姿勢を見せることが、信頼回復への第一歩です。
② 相手の変化に気づき、受け入れる柔軟さを持つ
距離を置いていた期間中、相手も自分自身と向き合い、考えを整理しているはずです。再会したときに、以前とは少し違う価値観や態度を見せることもあるでしょう。
そんな変化に対して否定的になるのではなく、「そういう考え方もあるんだね」「そういうことを望んでいたんだ」と受け入れる柔軟さが、関係を深めるきっかけになるのです。
③ 自分自身の成長も伝える
距離を置いていた時間は、相手だけでなく自分自身にとっても成長の機会です。「この期間に改めてあなたの大切さに気づいた」「自分もいろいろ考えたよ」といった前向きな言葉を伝えることで、相手に安心感を与えることができます。
一方的に変化を求めるのではなく、自分も変わったことを示すことで、対等で信頼できる関係が築かれていきます。
まとめ
距離を置く女性からの言葉は「終わり」ではなく「見直しのチャンス」
婚活中に女性から「距離を置きたい」と言われると、不安や焦りを感じるのは当然のことです。しかし、その言葉が必ずしも「別れ」を意味するわけではありません。
多くの場合、女性は自分の気持ちを整理し、関係を冷静に見つめ直す時間を必要としているだけ。「距離=終わり」と捉えるのではなく、「再構築の準備期間」として受け止めることで、関係が深まる可能性も十分にあります。
婚活は一喜一憂せず、長期的な視点で向き合うことが大切
婚活は、感情の揺れがつきもののプロセスです。だからこそ、目の前の出来事に振り回されるのではなく、長期的な視点で関係性を育てていくことが重要です。
距離を置く時間も、ふたりが冷静になり、より良い未来を築くための大切なステップ。焦らず、相手の気持ちを尊重しながら、自分自身も成長していく姿勢が、理想のパートナーシップへの近道です。
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このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ

埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟(NNR)
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
- 一般社団法人 結婚相談業サポート協会(MCSA)
- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
- SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会
- 一般社団法人日本LGBTサポート協会
出版・著書情報
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