73歳で人生のパートナーと出会い、成婚退会された男性会員Tさん。
「70代の婚活は難しいのでは…」と感じる方もいるかもしれませんが、今回のストーリーは、年齢に関係なくご縁が育つことを証明してくれる温かい成功例です。
慎重派だった男性が、わずか3か月の交際で「この人と生きていこう」と決めた理由。
女性からのお申込みで始まったご縁、現実的な話し合い、同居生活、新婚旅行の計画まで。
70代婚活・シニア婚活のリアルが分かる、結婚相談所KMAならではの成婚レポートです。

緑の中を手を繋いで歩くシニア夫婦。穏やかな関係が伝わる一枚です。
73歳で見つけた、穏やかな人生のパートナー
「あのね、決めたから」
ある日、突然そう電話をくださったのは、当時70代前半だった男性会員様でした。
「えっ、何を決めたんですか?」
私が尋ねると、
「彼女と結婚することを決めたの。いろいろと話をして、人柄も分かったし、こっちにも来てくれるし」
と、いつもの穏やかな声でおっしゃいました。
その言葉を聞いたとき、私は少し驚きました。
なぜなら、お二人の交際期間はまだ3か月ほど。しかも、これまでの婚活で慎重になっていた男性だったからです。
けれど、お話を伺っていくと、「この人なら」と思えるまで、男性なりにしっかりとお相手を見ていたことが分かりました。
そして先日、男性会員様(70代前半)とお相手女性(60代後半)が、二人揃ってKMAへ成婚退会の手続きに来てくださいました。
お二人の穏やかな笑顔を見ながら、
「本当に良いご縁になったなぁ」
と、私も嬉しくなりました。
男性の人生を形づけた若い頃の価値観
男性は初婚でした。
会社員としてのお仕事も順調で、趣味の旅行も楽しみ、国内だけでなく海外にも出かけていたそうです。
音楽鑑賞もされ、特にジャズがお好きで、自宅に音響機器が揃った防音ルームを作られるほど。まとまった休みが取れると海外に行き、本場のジャズを楽しまれていた、いわゆる「独身貴族」。
結婚を急ぐ必要性も感じることなく、自分の時間を自由に楽しんでいらっしゃいました。
その後、お父様が経営されていた不動産会社を引き継ぎ、仕事にも力を注いでこられました。
50代で訪れた介護と相続の転機
50代になる頃、ご両親の介護が始まりました。
仕事をしながら支え、やがてお二人を看取られました。
ようやく落ち着いたと思ったところで、今度は相続に関することがあり、長い期間にわたって対応に追われることになります。
振り返ってみれば、結婚を考える余裕ができた頃には、すでに人生の大きな出来事をいくつも経験していたのです。
60代半ばからの婚活
ご両親を看取った後、60代半ばから婚活を始めました。
最初に活動したのは、KMAではない他の結婚相談所でした。
約5年間活動されましたが、思うような成果にはつながりませんでした。
そして71歳のとき、KMAへご入会。
そこから約2年間、焦ることなく一つひとつのご縁と向き合い、73歳で成婚退会となりました。
穏やかで誠実な男性の人柄
男性に初めてお会いしたとき、私が感じたのは、
「とても穏やかで、優しくて、品のある方だな」
ということでした。
そして、とてもダンディ。
お話ししていても落ち着いていて、相手の話をきちんと聞いてくださる。
正直なところ、
「これだけ穏やかで誠実な男性が、なぜこれまで結婚に至らなかったのだろう」
と思いました。
慎重にならざるを得なかった理由
男性はこれまでの婚活の中で、「財産があるから」という理由で近づいてくる女性に出会うこともあったそうです。
不動産会社を経営し、広い敷地のあるご自宅で暮らしている。
敷地には果樹園や池があり、大切に育てている鯉もいます。
果物の世話、鯉の世話、庭の手入れ。
そんな暮らしを楽しんでいる男性ですが、普段の生活そのものはとても質素。
「金銭感覚が自分と同じ人がいい」
これは男性が希望していた大切な条件でした。
また、
「自分が先に逝ったとき、お相手女性が独りぼっちにならないように」
という思いから、お子さんがいる女性を希望されていました。
女性からのお申込みで始まったご縁
今回のご縁は、女性からのお申込みでした。
お見合いで男性が最初に感じたのは、
「誠実そうな女性だな」
ということ。
お化粧も服装も派手ではなく、控えめな印象だったことも、男性にとって安心できるポイントだったようです。
交際に入り、少しずつ会う回数を重ねる中で、
「素直で真面目な女性だ」
ということが分かってきました。
何より男性が心地よく感じたのは、女性が穏やかな方だったこと。
「一緒にいて気を遣わなくていい」
これは、長い人生をともにする相手を探しているお二人にとって、とても大切なことだったのではないでしょうか。
現実的な話し合いで深まった信頼
女性も戸建て住宅を所有されていました。
そのため、最初からすべてが簡単に決まっていたわけではありません。
けれど女性は、男性の住む家へ移ることを快諾してくださいました。
女性のご自宅については、生活が落ち着いてから貸すのか売却するのかを考えることに。
こうした現実的な部分についても、お二人で一つずつ話し合っていきました。
男性が「決めたから」と言ったときに、
「こっちにも来てくれるし」
という言葉が出てきたのも、そんな背景があったからなのでしょう。
男性にとって、女性が自分の生活に合わせてくれるという事実は、大きな安心につながったのだと思います。
交際3か月で成婚を決めた理由
そして交際3か月目。
男性から突然の電話がありました。
「あのね、決めたから」
女性の気持ちもすでに決まっており、通常なら真剣交際に入るところですが、お二人はその期間を飛び越えて成婚退会へ進むことになりました。
これは「3か月だから早い」という話ではありません。
交際期間の中で十分に話をし、お互いの人柄や生活について理解を深めたうえで、それぞれが「この人と一緒に暮らしていこう」と決めたのです。
交際の中で、生活の話、価値観、将来のことを丁寧に話し合い、
「この人となら穏やかに暮らしていける」
という確信が、お互いに芽生えていました。
だからこそ、真剣交際を経ずに成婚へ進むという選択が自然だったのです。
成婚退会の日に感じた安心感

成婚退会の日、肩を寄せ合うお二人。穏やかな笑顔がとても印象的でした。
成婚退会の手続きには、お二人揃ってKMAへ来社してくださいました。
女性は派手なタイプではなく、控えめで穏やかな方。
男性と並んでいる姿を見て、
「うん。このお二人なら大丈夫」
と、私自身もホッとしました。
少し前に女性の希望として、
「贅沢は言わないので、せめて婚約指輪だけでもいただきたい」
と伺っていたため、私は男性に
「そこはぜひ、買ってあげてくださいね」
とお伝えしました。
男性も快く了承され、近いうちにお二人で婚約指輪を選びに行くことになりました。
こういう場面では、やっぱりおせっかいオバチャンの出番です(笑)。
二人の新しい暮らしが始まる
成婚退会のときには、すでに同居生活が始まっていました。
生活を共にすることで、より自然に「夫婦としての時間」が流れ始めています。
さらに新婚旅行の計画まで立てており、行き先は箱根とのこと。
若いお二人の新婚旅行とは少し趣が違うかもしれません。
でも、長い人生を歩んできたお二人だからこそ、派手さよりも、
「これから一緒に、穏やかに暮らしていこう」
という気持ちが伝わってきます。
果樹園の手入れ、鯉の世話、季節の果物を楽しむ暮らし。
そして音響ルームでジャズを聴く時間。
そんな日常を、お二人で過ごしていくのでしょう。
73歳。人生の“これから”はまだ長い
婚活というと「若いうちにするもの」というイメージがあります。
もちろん若い頃に動くメリットはあります。
でも人生は予定通りにはいきません。
仕事、親の介護、家族のこと、相続、病気、離婚、さまざまな事情。
「結婚したいと思っていたけれど、気づいたらこんな年齢になっていた」
そんな方もいらっしゃいます。
今回の男性も、若い頃には結婚を急がず、50代では介護、そして相続問題。
そうしているうちに70代になりました。
それでも、ご縁を諦めませんでした。
71歳でKMAに入会し、73歳で人生をともに歩む女性と出会われました。
大切なのは年齢だけではありません。
「これからの人生を、誰かと一緒に過ごしたい」
そう思ったときに、もう一度、一歩を踏み出してみること。
そして、自分にとって何が大切なのかを整理し、相手にもきちんと伝え、お互いを知っていくこと。
それが、ご縁を育てるためには大切なのだと思います。
成婚退会の日のお二人は、とても穏やかな表情をされていました。
これまで一人で歩いてきた人生、これからはこの女性と歩いていける。
その安心感は、何物にも代えがたいものなのかもしれません。
どうかこれからも、お二人らしく。
無理をせず、背伸びをせず、穏やかに。
そして、たくさん笑って。
お二人のこれからの人生が、幸せな時間で満たされますように。
ご成婚、本当におめでとうございます。
70代婚活のよくある質問(FAQ)
70代でも婚活はできますか?
はい、可能です。KMAでは60代・70代の成婚実績が多数あり、今回のTさんのように70代前半で成婚される方もいらっしゃいます。年齢よりも「これからの人生を誰と過ごしたいか」が大切です。
シニア婚活はどれくらいの期間で成婚できますか?
個人差はありますが、TさんはKMA入会から約2年で成婚されました。焦らず、自分の価値観に合う相手と丁寧に向き合うことが成功のポイントです。
高齢婚活で気をつけるべきことはありますか?
生活スタイル・健康・住まい・金銭感覚など、現実的な話し合いが重要です。今回のお二人も「どこで暮らすか」「家をどうするか」を丁寧に相談しながらご縁を育てました。
子どもがいる相手を希望しても大丈夫ですか?
もちろん可能です。Tさんも「自分が先に逝ったとき、相手が孤独にならないように」と考え、お子さんがいる女性を希望されました。希望条件は仲人が丁寧にサポートします。
70代の成婚は珍しいですか?
珍しくありません。近年はシニア婚活の需要が増え、70代の成婚例も増えています。人生の後半を穏やかに過ごしたいという方が多く、実際に良縁が育っています。
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Tさんが成婚されたのは 73歳。
「自分はもう遅いのでは…」と感じていた方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
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埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA仲人カウンセラー 清水小百里
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埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
- 埼玉中小企業家同友会主催 経営指針づくりセミナー修了
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