こんにちは、埼玉県さいたま市で婚活カウンセラー歴18年の「おせっかいオバチャン」清水 小百里です。
今回は、結婚相談所で2年間活動している30代の男性会員様の事例をご紹介します。
彼は、お見合いやデートはできるのに、なかなか交際が続かないという悩みを抱えていました。
その原因は、実はLGBTQ+の可能性があるということでした。
LGBTQ+とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィナなど、性別や性的指向に関して多様な個性を持つ人たちの総称です。
LGBTQ+の方々は、自分の性について悩んだり、周囲に理解されなかったりすることが多くあります。
そこで、この記事では、LGBTQ+の方々が婚活でどのような困難に直面するのか、そしてどのように自分の性を受け入れて幸せになることができるのか、についてお話ししたいと思います。
お見合いやデートはできるけど、交際が続かない
彼は、お見合いの申込みは来るし、こちらからのお申し込みもお相手女性からご承認をしてもらいお見合いはできています。
お見合い後も高い確率で仮交際に入れるのです。しかし、2〜3回目のデートで交際終了になることが多く、どちらかというと、お断りはお相手女性からの方が多かったです。
お相手女性からのお断り理由は「壁を作られている気がする」「距離が縮まらない」などでした。
詳しく聞いてみると、『心の距離感』が原因でした。「質問はされるけど、自分のプライベートな事はあまり話したがらない」などのことです。
また、『物理的な距離感』も問題でした。「歩く時や座っている時に二人の間には微妙な距離を作られてしまう」などのことです。
これらのことで、お相手女性が「私のことが好きではない」と感じてしまいました。その結果、交際終了になるケースがほとんどでした。
彼自身も、お断りするときは「フィーリングが合わなかった」という理由が多かったです。
彼が気に入ったお相手女性との交際ですら、スキンシップをしない状況が続いていました。
3回目以降のデートでは、仲良くしていくようにアドバイスをしていました。「敬語を外したり、下の名前で読んだり、手を繋いだり」ということです。
しかし、彼は「まだそこまで仲良くなっていないし」と言って、かたくなに拒んでいました。
子供がほしいというけれど、スキンシップの話になるとはぐらかされるし、しまいには「週末婚」が良いと言い出したのです。
「女性が苦手?」と聞くと『女性は好きだけどそういうの(スキンシップ)は、今は無理です』とハッキリ意思表示したのです。
このような態度から、彼はLGBTQ+の可能性があるのではないかと思いました。
LGBTQ+の+って何?
LGBTQ+の+とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィナ以外にも、性別や性的指向に関して多様な個性を持つ人たちのことを指します。
近年、LGBTQ+の方々が世の中に受け入れられ、自身のセクシュアルを主張できるようになってきました。
そこにももちろん個性があり、多様なセクシュアルがあることが分かって来たのです。
『+』の代表的なセクシュアルには、以下のようなものがあります。
- パンセクシュアル:全性愛者で、ストレートな方でもLGBTQ+の方でも全てが恋愛対象になる方です。
- アロマンテック:他者に恋愛感情を抱かない(抱けない)方で、恋愛ではなく人として尊敬できるパートナーがほしいと考える方が多いです。
- アセクシャル:他者に性的欲求を抱かない(抱けない)方で、好意はあるけどスキンシップ(肌と肌が触れ合うこと)が受け入れられない方。また、個人差はあるものの、性行為やキスはもちろん、手を繋ぐことが無理な方もいらっしゃいます。
彼は、必要以上にスキンシップを拒んでいたので、「アセクシャル」の可能性があると思いました。
詳しく説明をして「特別なことではない」と伝えたのです。しかし、本人は寝耳に水だったようで、もう少し結婚相談所の方で婚活をしながら自分でも調べてみるということになりました。
このように、自分でも気が付かない場合も多いと思います。
『自分は恋愛体質じゃないなぁ…』『本気で人を好きになったことがないなぁ…』と思う事はあっても『まだそういうお相手に出逢っていないだけだ!』と当たり前のように思っていたと思います。
自分がLGBTQ+かもしれないと思ったとき
自分がLGBTQ+かもしれないと思ったときは、まず自分の性について深く考えることです。
自分がどのような性別や性的指向を持っているのか、それが自分にとってどういう意味を持つのか、自分はそれに満足しているのかなど、自分の気持ちを整理することが大切です。
自分の性を受け入れる、自分を肯定する
自分の性について悩んでいる人は多くいらっしゃいます。
自分がLGBTQ+だと思ったときには、自分の性を否定せず、個性の一部だと自分を肯定してください。
LGBTQ+であることは悪いことではありませんし、自分を否定する必要もありません。
自分が自分であることを誇りに思うことができれば、自信を持つことができ、本当の幸せを感じることができるようになると思います。
一人じゃない
自分の性を理解したら、性について調べて情報を集めることから始めましょう。
自分の性に関する知識や理解を深めることで、自分の気持ちやアイデンティティに向き合うことができます。
また、自分と同じようにLGBTQ+である人たちの体験や声を聞くことで、自分が孤立していないことや、さまざまな生き方があることを知り、LGBTQ+の方々の多様性を尊重することもできるようになるでしょう。
インターネットや書籍など、さまざまな媒体から情報を得ることができますが、自分の価値観に合った信頼できる情報源を選ぶことが大切です。
おわりに
決して恥ずかしいことではないので、自分の性を否定せずに受け入れることが大切です。
信頼できる人や、専門機関に相談して自分の性を尊重し、誇りに思い自分らしく生きていく方法を見つけていきましょう。
KMAでは、婚活カウンセラー歴18年の「おせっかいオバチャン」が、全国規模で生涯レベルのパートナー探しのお手伝いをしています。
1対1のお見合いからの成約件数も徐々に増えてきています。
さまざまなセクシュアルの方との交流会などもあり、お相手探しはもちろん、同じ悩みを打ち明けたりもできます。
『無料相談』もありますので、公式LINE、またはホームページからお問合せください。
この記事が、LGBTQ+の方々の婚活の参考になれば幸いです。
また、LGBTQ+の方々に対して理解や支援を示すことができる社会になることを願っています。
清水 小百里:1971年生まれの埼玉県さいたま市(旧大宮市)出身。
結婚相談所 株式会社KMAの取締役を務めるとともに、JLCA認定婚活カウンセラーとして多くの方の結婚をサポートしています。
婚活本「結婚したければ選ばれる男になりなさい」の著者でもあります。
また、ダイバーシティ研修認定講師として、多様な価値観やライフスタイルを尊重する社会の実現にも貢献しています。
私は、おせっかいオバちゃんの『仲人ブログ』を通して、結婚に興味がある男女に役に立つ話やノウハウをお届けしたいと思っています。
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