こんにちは。埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所KMAで活動サポートをしている、認定婚活カウンセラーの清水小百里です。
婚活を続けていると、どうしてもお相手に不満を感じる場面が出てきます。ですが、ただ愚痴をこぼすだけでは、自分も相手も前向きになれません。成婚につなげるためには、「お互い様」の気持ちを持ち、尊重し合う姿勢が大切です。
この記事では、婚活女性が陥りやすいNG行動とその対処法、そしてお見合いでがっかりしてしまった女性の事例をご紹介します。
さらに、お相手男性への不満や悪口ばかり言っていた30代女性が、どのように気持ちを切り替え、最終的に成婚退会へと進めたのか、その体験談もお伝えします。
「お見合いの心得」を意識して、どんなお相手にも誠実に向き合い、欠点ではなく良いところを見つけていくことが、成婚への近道です。ぜひ参考にしてください。
婚活女性がやりがちなNG行動とお見合い失敗の原因
婚活中の女性には、知らず知らずのうちに男性から「残念だな」と思われてしまう行動があります。
こうしたNG行動は、お見合いや仮交際の段階で相手に不快感を与えたり、興味を失わせたりする原因になり、せっかくのご縁を逃してしまうことも。ここでは婚活女性がやりがちなNG行動と、その改善ポイントを紹介します。
お見合いで不機嫌な態度をとる
プロフィール写真と実際の印象が違うと感じて、会った瞬間からテンションが下がってしまう女性もいます。
しかし、その感情は相手に伝わりやすく、「不機嫌だ」「興味がないのかな」と思われてしまいます。お見合い写真はあくまでプロフィールの一部であり、プロの手で加工されていることもあります。
お見合いでは、外見だけでなく内面や人柄に目を向け、相手の良いところを見つけることが大切です。そうすることで会話も自然に弾みやすくなります。
会話で話題を振らない
お見合いやデートでは会話が重要です。ところが、相手の質問に「はい」「いいえ」だけで答え、自分から話題を振らない女性もいます。
これでは相手は「興味がないのかな」と感じ、会話が続かなくなってしまいます。趣味や仕事、休日の過ごし方など、相手に質問をしてみましょう。
相手の話に共感したり、自分の体験を伝えたりすることで、親近感が生まれ、関係が深まりやすくなります。
LINEの返信が遅すぎる
仮交際に入ると、LINEなどで連絡を取り合うことが増えます。ですが、返信が数時間から数日遅れる女性もいます。
これでは相手は「関心がないのかも」「嫌われたのかな」と不安に感じてしまいます。仮交際は関係を深める大切な期間です。できるだけ早めに返信し、遅れる場合は理由を伝えるようにしましょう。
誠実な対応は信頼関係を築く第一歩です。
秘密主義な態度をとる
仮交際中に、自分の予定や休日の過ごし方をほとんど伝えず、都合の良いときだけ連絡する女性もいます。
これでは相手は「大切にされていない」「本気ではないのかも」と感じてしまいます。デートの候補日や予定を共有し、楽しみにしている気持ちを伝えることが大切です。
自分の時間や気持ちを分かち合うことで、親密度が高まり、成婚へとつながりやすくなります。
婚活成功のための改善方法
婚活で失敗しないためには、NG行動を意識して改善することが大切です。以下に具体的な改善方法をまとめます。
- 不機嫌な態度を改善する方法
- 写真と実物のギャップを受け入れ、外見だけでなく内面に注目する
- 相手の良いところを探す習慣を持ち、会話を前向きに楽しむ
- 会話で話題を振らない場合の改善方法
- 相手に質問を投げかけて会話を広げる
- 共感や自分の体験を交えて話すことで親近感を高める
- LINE返信が遅い場合の改善方法
- できるだけ早めに返信する習慣をつける
- 遅れる場合は理由を伝え、誠実さを示す
- 秘密主義な態度を改善する方法
- デート候補日や予定を共有し、相手に安心感を与える
- 自分の気持ちや楽しみにしている姿勢を伝えることで関係を深める
婚活成功のためには「お互い様の精神」で相手を尊重し、誠実な態度で接することが何より大切です。小さな改善の積み重ねが、成婚への近道となります。
婚活女性がお見合いでがっかりする失敗事例とは
婚活中の女性は、お見合いの場で「思っていた人と違う」とがっかりしてしまうことがあります。多くの場合、その原因は自分の都合の良い解釈や期待にあります。
第一印象だけで「つまらない男性」と判断してしまうと、せっかくのご縁を逃してしまうことも。ここでは、婚活女性がお見合いでがっかりしてしまう代表的な事例を紹介します。
お見合い写真と実物のギャップにがっかりする
婚活プロフィールや写真を見て「どんな人かな」「優しそうだな」「何を話そうかな」「どんな服を着て行こうかな」と期待を膨らませてお見合いに臨む女性は多いでしょう。
将来結婚につながる可能性がある相手だからこそ、ウキウキしたりワクワクしたり、結婚生活まで想像してしまうこともあります。
最近では男性も写真スタジオで撮影し、プロの技術で加工や修正をしているケースが増えています。メイクをする方もいるため、写真と実物にギャップがあるのは珍しくありません。
そのため、お見合い当日に声を掛けてきた男性を見て「えっ？！どちら様ですか？」と驚き、「お願い、人違いだと言って…（涙）」と心の中で叫んでしまう女性もいます。期待と想像を膨らませすぎると、第一印象でがっかりしてしまうのです。
お見合い相手を都合よく解釈するのはNG
これは男女ともに起こり得ることです。ですが婚活写真の盛りすぎは、男性の方がダメージが大きい場合が多いです。
「自分の理想に合わせた人物像」を基準にしてしまうと、現実とのギャップに不満が募り、不機嫌な態度が表に出てしまいます。その結果、お見合いの場で相手を減点方式で見てしまい、内面の良さを評価できなくなるのです。
せっかくのお見合いなのに、相手の人柄や誠実さを見ようとせず、早々に「つまらない男性」と切り捨ててしまうのはもったいないことです。
お見合いでは、写真だけでなく相手の内面や人柄に目を向けましょう。良いところを見つけることで会話も弾み、成婚につながる可能性が高まります。
婚活女性必見！不平不満ばかりでは幸せな結婚は遠のく
婚活をしていると、お相手に不満を感じることもあるでしょう。ですが、愚痴や不平不満ばかりを口にしていては、自分も相手も前向きになれず、幸せな結婚から遠ざかってしまいます。
ここでは、結婚相談所の婚活カウンセラーが実際に担当した30代女性会員の体験談をご紹介します。彼女が最終的に成婚退会できた秘訣は、「お互い様の精神」で相手を尊重する姿勢でした。
婚活相手への不平不満ばかりを口にする女性の事例
ある30代女性会員との「婚活作戦会議」で、相談室の空気が一気に張り詰めたことがありました。彼女は過去のお見合いや交際相手の不平不満や悪口ばかりを話していたのです。
婚活中は、がっかりすることやうまくいかないこと、時にはお相手に腹が立つこともあります。愚痴をこぼす場面も必要ですが、その役目は婚活カウンセラーである私が担っています。
しかし、彼女のお相手男性への不平不満や悪口は度を超えてしまい、聞いている私も正直うんざりするほどでした。そこで私は彼女を呼び出し、真剣に向き合うことにしたのです。
「つまらない男」と不満を言うだけでは前に進めない
彼女は「嫌な人だ」と言いながらも、男性の名前や顔をしっかり覚えていて、「あの時こう言われた」「私がこうしてあげたのに、全然気が利かなくて…つまらない男」などと不平不満を繰り返すばかり。
婚活相手への不満を聞き続けるカウンセラーの私も、正直疲れてしまいます。まずは自分が発している“負のオーラ”を解消しない限り、幸せを引き寄せることはできません。それなのに彼女は私に同情を求めてきたのです。
しばらくカウンセリングを続けるうちに、彼女の言葉の端々から「きちんと認めてもらいたい」という思いが少しずつ伝わってきました。
そこで私は、「もう彼のことは忘れなさい！どうしてそんな『つまらない男』のことをいつまでも覚えているの？考えている時間がもったいないと思わない？ちゃんと尊重してくれる人を探そう」と伝えました。
しかし、彼女の反応は芳しくなく、また同じ不平不満を繰り返してしまうのでした。
上から目線や恩着せがましい態度は婚活NG
- 「私が話題を振ってあげたのに、話を膨らませようとしないからつまらない」
- 「私が気を遣ってこうしてあげたのに、全然気づかない」
- 「わざわざ時間を作って行ったのに、すごくつまらないデートだった」
2～3時間ほどカウンセリングを続けたでしょうか…。ついに私は禁句とも言える言葉を口にしてしまいました。
「〇〇さんって『やってあげてる感』がすごいね。あまりにも恩着せがましいと、男性から『何様のつもり？』って思われちゃうよ」
こんなことを言う婚活カウンセラーは失格かもしれません。本来なら聞き流すべきだったのかもしれませんが、それでは彼女を「見捨てる」ことになると思ったのです。
今の彼女の考え方のままでは、幸せを引き寄せることはできないと感じ、「いい加減気づいてほしい！」という思いが強くなってしまいました。
婚活では、相手に何かを「やってあげる」のではなく、二人で一緒に「楽しむ」という感覚を持つことが大切です。
自分がどれだけ優れているかをアピールするのではなく、相手の素晴らしさを認めること。
自分の都合や期待を押し付けるのではなく、相手の意見や希望を尊重すること。
この姿勢こそが、婚活成功への近道なのです。
婚活成功の秘訣は「お互い様の精神」
婚活では、相手を尊重する姿勢がとても重要です。相手もあなたも完璧ではありません。自分のイメージだけで判断せず、相手の話をしっかり聞き、共感することが必要です。
そうすることで、相手もあなたに興味を持ちやすくなります。「お互い様の精神」で尊重し合うことこそが、婚活成功への近道です。
- 自分を尊重してほしいなら、まずはお相手を尊重すること
- あなたが本当に完璧なら、人の悪口を言う必要はないはず
- あなたも、お相手も、私も、誰も完璧ではない
こうした言葉を彼女に伝えることで、少しずつ「お互い様の精神」を意識できるようになりました。時間はかかりましたが、最終的に成婚退会へとつながったのです。
お相手の男性は、年下で優しく穏やかな方でした。彼女の「恩着せがましい、上から目線」の部分は完全には直りませんでしたが（苦笑）、それを受け止めてくれる器の大きさがあり、良いご縁となったのだと思います。
まとめ：婚活は熱意を持って前向きに進むことが大切
婚活では、知らず知らずのうちに相手を不快にさせてしまうNG行動があります。例えば、不機嫌な態度をとる、会話を広げない、LINEの返信が遅い、秘密主義な態度をとるなどです。これらはお見合いや仮交際の段階で「残念だな」と思われ、せっかくのご縁を逃す原因になります。
また、プロフィール写真と実物のギャップにがっかりしたり、相手を「つまらない男」と決めつけてしまう女性もいます。さらに、不平不満や悪口ばかりを口にしたり、上から目線で「やってあげている感」を出す態度も婚活を遠ざける要因です。
婚活成功のためには、相手の欠点ではなく良いところを見つけること、会話を楽しむこと、誠実なコミュニケーションを心がけることが大切です。そして何より「お互い様の精神」で尊重し合う姿勢が、信頼関係を築き、成婚へとつながります。
婚活は完璧を求める場ではなく、二人で一緒に楽しみ、支え合うためのプロセスです。熱意を持って前向きに進むことこそが、幸せな結婚への近道なのです。
婚活成功のためのチェックリスト
- お見合いでは 不機嫌な態度を見せない
- 会話では 相手に質問を投げかけ、話題を広げる
- LINEなどの連絡は できるだけ早めに返信する
- 仮交際では 予定や気持ちを共有し、秘密主義にならない
- 相手の欠点ではなく 良いところを探す習慣を持つ
- 「お互い様の精神」で 尊重し合う姿勢を忘れない
このチェックリストを意識して行動すれば、婚活の失敗を防ぎ、成婚への道がぐっと近づきます。
このブログ記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。あなたも婚活に熱意を持って前向きに進みたいと思いませんか？
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このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ
埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会（JLCA）」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
- 埼玉中小企業家同友会主催 経営指針づくりセミナー修了
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟（NNR）
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
- 一般社団法人 結婚相談業サポート協会（MCSA)
- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会（JLCA)
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