次々お見合い、こんな世界あるんだ!僕の婚活体験記・40代男性
【あらすじ】
初めてのお見合いの翌週、次のお見合い相手の女性とホテルのラウンジで出会っているのが、出来すぎのように思える。
これまで周りに女性がいなかった訳ではないが、結婚に関しては他人事みたいに、傍観者だったような気もするし、独身を謳歌していた。
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前号・第8回の記事≫≫ お見合い相手の女性とのことは縁がなかった?僕の婚活体験記 の続き
第9回
結婚相談所の仲人カウンセラーさんに婚活体験記を書いてみたら?と言われ、引き受けてしまったが、作文は正直得意でない。でも貴重な体験になるし、それを記録として残すことに意義があると思ったので引き受けた。
【石田修(仮名)43歳・大卒・会社員・168cm・67kg・埼玉県草加市在住】
女性との出会いはあったが結婚に縁がなかった
次のお見合い相手は、僕に申し込んでくれた人で有川さん(仮名)という。さいたま市在住で、39歳、大卒で、162cm、体重50kgと書いてあった。両親と弟一人、祖母と暮らしているようだ。
入会して最初に出会った女性は、はからずも大学の同級生の妹だった。こんなこともドラマのような話だし、そのあと一週間後の日曜日にまた別の女性と出会うのも、出来過ぎていないか?
僕は二人目の有川さんとホテルのラウンジでお話ししていて、なんだか夢の中にいるような思いを、ふとした。
これまでの永い期間、異性がまわりにいなかったわけではないが縁がなくいつかは結婚するだろうと、漠然と思っていただけである。
だけである、と威張って言ってはいないが、確かにこれまで、胸に手を当てれば、何人かの女性の顔が思い出させる。
「石田さんは結婚しないって顔してる!」
と怒ったように去った人がいるし、
「あなたは女性をカタキと思ってない?」
と言って職場をあとにした人もいた。
降ってわいたように女性が近づいてきた時期があった。おおむね35歳前後で、女性たちも同じくらいの年齢だった。
でもその女性たちと特に親しく付き合ったわけではない。あちらから誘われて食事を1、2回ともにしたくらいだ。しかし、その後、こちらからのアクションはおこしていない。
もし結婚していない事実を証明するとしたらそのへんなのか。結婚に関しては他人事みたいに、傍観者だったような気もするし、言い方を変えれば臆病者かもしれない。
要するに、埼玉の草加市から都心の会社に通って、そうしょっちゅう飲みに寄るでもなく、帰ってくれば食事が出てくる、風呂は沸いてる。
これまでは、この住みよい環境を変える勇気が出てこなかったのかもしれない。
独身生活を謳歌してきたが‥年貢の納め時!?
しかし今回、1年前に結婚した若い後輩が、そこで結婚したという結婚相談所へ連れて行ってくれた。
「先輩行きましょうよ!」と誘われたとき、なにかはじかれたように「うん!」と決断していた。「年貢の納め時、か」と真面目に思った。遅きに失した?か。
妹が結婚して家を出ていき、両親が歳になってきたという事実があったことは確かである。だが、そうした環境の変化、老朽化と言ったほうが良いのか。そんなことお見合いの相手に言えるわけない。
まあしかし、そのへんは先刻承知の上か?などと思っていると、有川さんは、クスンと笑ったような気がした。
「私の顔になにか書いてあります?」
僕は彼女を見つめていたのだ。少し慌てた。
「すみません、なんだかこうして女性と出会えるなんて不思議な気がするんです」
「そうですか?結婚相談所ですから、出会いが多いんじゃないかしら?」
「まあそうなんですが、僕の人生でこんな簡単に出会いができるなんてことなかったものですから」
2週続けて、とは言わなかった。有川さんも、
「そうですね、そういわれてみますとそうかもしれませんね」
と彼女は言ってから、
「石田さん、モテますでしょ?」
と言った。
「いいえ、特にはモテませんが」
と僕は、有川さんの品のいい唇の、すこし黒ずんだ紅色を見て言った。
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