交際中のデートで彼の家へ!お母様とご対面|私の婚活体験記

2016年5月20日

結婚相談所レポート 婚活体験記31歳女性

【あらすじ】
デートの途中で、急遽親と同居している彼の家に行くことになりました。玄関を入ると、水が少しまかれていてきれいに掃き清められているって感じです。

玄関先のこぎれいな棚には生花が活けてありました。私は「仕組まれた?」と思いました。

1979年(昭和54年)の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”サービスを提供し続けている、結婚相談所KMAがレポートする「婚活体験記ブログ」です。

《第7回》

《婚活体験を綴る女性のプロフィール》
【鈴木ゆう子(仮名)31歳女性、短大卒、元会社員、埼玉・さいたま市在住、157cm、47kg】

「婚活体験記」を書いて、と担任カウンセラーさんに言われた時は少しためらいましたが、ちょうど会社もやめたばかりで、何もすることもないので引き受けました。

デートの途中で交際中の彼の家へ…

今日衝撃的な展開となりました。彼(これからタケシ君と言います)と大宮でお茶したりしていたのですが、デートの途中、彼に誘われるまま、なんと!彼のお家に寄ることになりました。

彼のおうちは大宮駅東ロから徒歩にして11、2分のところ。大宮とは聞いていましたが、まさか、まさかです。

電話苦手症候群のタケシ君とは、お見合いのあと4回ほどお会いしました。ほとんど毎週でした。

私が「電話が苦手ならしなくていいですよ」と言ったら、ほんとにしなくなりました。そのかわりメールでのやり取りが多くなりました。

私の担当の仲人カウンセラーの清水先生(先生って言わなければいけないのかなあ?=清水注:そんなことありません、お気軽にどうぞ)が言うには「メールは極力少なくして、電話か、できれば直接多めにお会いするようにしましょうね」とのことでした。

お見合いしてひと月ちょっとなのに、4回も?デートしたことになります。やっぱりメールでは文通みたいなもので、しゃべる感じで文章にしたら、極端にきつくなったり、それを防ごうとして感嘆符(笑)など入れても何かはっきり伝わりません。

おうちは建売らしく、隣も同じような造りでした。午後の3時を回っていましたが、玄関を入ると、水が少しまかれていてきれいに掃き清められているって感じです。

廊下に上がったとたんに転びそうになったのを、彼が支えてくれました。

「こんなところでヨロケルなんて…」と思いました。原因は廊下がつるつるに磨かれていて滑りやすかったのです。

玄関先のこぎれいな棚に生花が活けてありました。私は「仕組まれた?」と思いました。その時になって初めて、女性が男性のうちへ先に来るのはどうなの?と少し思いました。

花を活けるシニア女性

お母様は「ようこそ、ようこそ」とばかりにぎやかに迎えてくださいました。まなざしが彼にそっくりでした。一瞬なぜか「しがらみ」という言葉が思い浮かびました。私より少し背が低く、小太りの感じです。

確か身上書に65歳と書いてありましたから、もう世の中のことの酸いも甘いもかみ分けている、という感じです。体型からばかりでなく、どっしりと落ち着いてみえます。

応接間に招じ入れられて座って、お母様と目線が合ったとたんに、緊張の度合いが強く感じられ、ノドが乾きます。

それと知ってか、お母様は「どうぞ召し上がれ」とテーブルを指差します。いつの間にか真っ白い器にグレープフルーツの一粒ひとつぶをむいたのがちょうど1個分ほど盛ってありました。

なぜか私と並んで掛けているタケシ君を見て、吹き出しそうになりました。

彼ったら、なんだか借りてきたネコのように、私よりもよその人みたいに身を固くしていました。思わず「お楽にどうぞ」と言いそうになったものです。私はそれだけでタケシ君に寄り添う気分になりました。

彼の話し下手は私がカヴァーしてあげたらいいのだわ、とその時思いました。母の「男は見てくれじゃないのよ」という言葉を思い出しました。

だけど見てくれは悪くないと思う。背は低くないし、顔だって普通だと思う。話し下手といってもコンピューターのSEなんだから営業の人みたいに何もうまくしゃべれなくてもいいと思う。

私も特におしゃべり上手ではないと思うけれど、人間完璧な人なんていないと思う。それよりもタケシ君のお母様も自分の息子のために、あれこれと気を遣ってくれているのがよくわかりました。

かといって必要以上に過保護みたいに、彼を扱ってはおられないのが気に入りました。

お母様が彼のアルバムを持ち出す!

彼のお母様は少しお話しているうちに、何を思ったのか、「タケシのアルバムでもお見せしましようね」と言い出しました。あわててタケシ君が「おふくろやめてくれ!」と叫んでいました。が、お母様は息子の哀願をよそに奥へ下がりました。

まるで私がお嫁さんになったとでも思われてしまったのでしょうか。彼は「もうしょうがない…」という表情で私を見ました。

子供にかえったようで、私は可笑しくなって、つい「ぷっ…」と吹いてしまいました。彼は唇の右端をゆがめました。

彼の子供のころのお写真は、ごく普通の子供、という感じでしたが、お母様からしたら素晴らしくドラマチックな息子の歩みなんでしよう。時々思い出しては、笑っていても涙目になることもありました。

印象的だったのは、彼が小学4年のころのこと、自転車に乗っていてバイクにはねられ、大怪我をした時のものでした。

病院のベッドで骨折した右足を紐で吊られてぐったりしていました。そばで彼の弟が笑っていました。可愛いといえば可愛いのですが。

あーあー、どうもこのまま結婚へと進んでいくのかしら。年貢の納め時なのか?な?

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