恋愛経験が少ないと、自分の中に芽生えた感情が恋愛なのかどうかを見極めるのは難しいものです。
今回は、お見合いから仮交際に進んでも「恋愛感情が芽生えない」という、恋愛経験がない20代女性の成婚退会に至るまでのリアルな体験を紹介します。
埼玉県さいたま市浦和の結婚相談所、株式会社KMAの認定婚活カウンセラー、清水小百里です。
私は、彼女の恋愛感情が湧かない原因を突き止めて解決するために、長時間に及ぶカウンセリングを行い、助言や提案を重ねて成婚に導きました。
恋愛感情は、人とのつながりを深める中で自然と芽生えることもあります。しかし、大切なのは自分自身を理解し、自分に合ったペースで関係を築いていくことです。
婚活において、仮交際で気持ちが上がらない時の対処法や、真剣交際への移行を決断するポイントについても詳しく解説します。
仮交際が進展しない原因は?恋愛感情が湧かない
Zoomの婚活無料相談は、ご両親が同席の3者面談!
今回は、埼玉県にお住いの20代の女性会員と30代の男性会員が成婚に至るまでのストーリーをご紹介します。
彼女との最初の接点は、Zoomミーティングを通じた無料相談のカウンセリングでした。
結婚相談所KMAでは、非対面式(来店不要)のオンライン(Zoom)による婚活無料相談を実施しております。
いつものようにパソコンの画面越しに、Zoomミーティングの参加をお待ちしていました。
Zoomミーティングの参加者画面が表示されると、なっ、なんと予想外にも両親が同席するというユニークな形で始まりました。
最初は驚きましたが、私たちは4人で和やかな会話を楽しみました。
その結果、後日彼女は私どもの結婚相談所へ入会を決断してくれたのでした。
結婚相談所の活動開始からお見合いの連続
結婚相談所での活動は、多くの人にとって新しい出会いの扉を開く第一歩です。
活動を開始すると、彼女にはたくさんの申し込みがあり、次々とお見合いが決まりました。
彼女のように、多数の申し込みを受けることは、自分自身の魅力が多くの人に認められている証拠でもあります。
しかし、あまりに多くのお見合いが一度に決まりすぎたため、私の判断で一時的に承諾を停止させることもありました。
「せっかく自分を選んでくれた人なので断るのも悪いと思って…」と彼女は照れ笑いしながらも、多くの申し込みに感謝していました。
彼女が申し込みを尊重し、感謝の気持ちを持っている様子は、相手に対する敬意と真摯な姿勢を示しており、今後のお見合いでの成功に繋がる良い兆しと言えるでしょう。
仮交際相手に好感を抱くけど恋愛感情が芽生えない
彼女は20代でまだ若く、恋愛経験がありませんでした。しかし、恋愛感情は人それぞれのペースで芽生えるものです。
20代で恋愛経験がないことは決して珍しいことではありませんし、恋愛に対する感覚も人によって異なります。
彼女は、お相手の男性に対して尊敬や好感を抱くことはあっても、恋愛感情は芽生えにくかったようです。
そのため、仮交際中のお相手男性に対して、結婚を意識することにとても苦労していた時期がありました。
結婚相談所の婚活において、尊敬できる相手との仮交際は、信頼関係を築く良い機会になるかもしれません。
結婚を意識することに苦労するのは自然なことで、焦る必要はありません。大切なのは、自分自身の感情に正直でいることです。
時間をかけて相手を知り、自分の感情を見つめ直すことで、恋愛感情が芽生えるかもしれませんし、友情や尊敬に留まることもあります。
どちらにせよ、自分にとって心地よい関係を築くことが重要です。
仮交際で相手の本気度が分からない
仮交際中の二人の心の距離が縮まらない
仮交際中の二人の心の距離が縮まらないというのは、多くの人が経験することかもしれません。
今回の結婚相手となった男性と仮交際を始めた彼女は、毎週デートを重ねました。デート報告は、毎回とても詳しく状況を教えてくれました。
しかし、二人の関係が進展しているのか、していないのか、本人はよくわからない様子でお付き合いをしているようでした。
そんな仮交際のモヤモヤした状況では、コミュニケーションの取り方が親密度を上げる重要なポイントとなるでしょう。
例えば、会う回数を増やす、敬語をやめて親しみやすい呼び名を使う、共感を示しながら会話をする、などが挙げられます。
また、毎日の連絡を欠かさず、相手のペースに合わせた頻度でコミュニケーションを取ることも大切です。
仮交際の期間を乗り越え、真剣交際へと進むためには、お互いの気持ちを確かめ合いながら、少しずつ距離を縮めていくことが重要です。
仮交際相手の気持ちを推察するカウンセラーのアドバイス
恋愛において、相手の気持ちを理解することは難しいものです。
カウンセラーとして、会員様の感情や状況を推察し、適切なアドバイスを提供することは重要な役割です。
彼女のデート報告から、私なりにお相手男性の気持ちを汲み取り、アドバイスを重ねました。
「彼はきっとこう思っているよ」「彼の言っていることは、多分こういう意味じゃないの?」と、彼女に伝えました。
しかし、「そうかなぁ…?そういう風には見えないけど…」と、私と彼女の受け取り方に温度差がありました。
お相手のカウンセラーさんにも連絡して、男性側の気持ちを情報収集しました。
そして、「彼は、こう思っているよ。この件を確認してごらん」「あなたのこの希望を伝えてごらん」といったアドバイスを積み重ねました。
彼女はピュアな性格で、私のアドバイスに素直に従って努力していましたが、男性の気持ちを十分に理解できていませんでした。
それでも、男性は彼女のことがすごく好きだと分かるし、大事に思っている姿勢も感じられました。
そのため、「彼はあなたが好きだよ」「あなたを大切にしたいと思っているよ」と、何度も言い続けました。
カウンセリングの過程で、会員様自身が自分の感情や相手の感情をより深く理解する手助けをすることが、カウンセラーの目指すところです。
相手の気持ちを理解しようとする努力は、関係を深めるための大切な一歩となるのです。
仮交際で気持ちが盛り上がらない時の対処法
仮交際中に感情が高まらない時は、心が整理されていない場合が多いですね。
そんな時は、一度立ち止まって深呼吸をし、心を落ち着けることが大切です。そして、問題を小さく分割して、一つ一つに焦点を当ててみましょう。
また、感情を言葉にすれば、自分の内面をより明確に理解できます。
彼女は気持ちが盛り上がらない状況で、いろいろなことを考えすぎてしまうと、頭の中がまとまらなくなる傾向がありました。
さらに私から様々なアドバイスをされると「ヒエ~ッ!」という感じになってしまいます。
ご来社いただいての対面相談は、毎回2時間越え。お電話の相談でも毎回1時間以上は面談をしていました。
ここまで考えがまとまらなくなると、私からのアドバイスも堂々巡りになってきました。
そのため、今まで決断できなかった例の中で「今考えても結論は出ない」「2者選択」など、考えなくて良いこと、考えても無駄なことを削ぎ落としていきました。
「とにかくシンプルに考えて!」と言い聞かせました。
すると、気持ちや考えが整理され、何を優先すべきかが明確になると、仮交際も自然と次の段階へと進んでいきました。
大切なのは、自分自身と向き合い、自分の感情や考えを受け入れること。そうすることで、仮交際の関係をより充実させる道が見えてくるでしょう。
真剣交際への移行を決断する
真剣交際進みたい!お互いを結婚相手として認識する告白
結婚を真剣に考えることは、人生の大きな一歩です。
仮交際期間を経て、お互いの気持ちが確かなものであると感じた時、それを伝え合うのは素晴らしいことですね。
そうこうするうちに、仮交際期間の3カ月はあっという間に過ぎてしまいました。
そのため私の方から「結婚について彼がどこまで考えているのかを聞き出して、お互いに向き合って話し合ってごらん」とアドバイスしました。
彼女は、私の言うことを聞き入れてくれて、意を決してお相手男性に聞きました。
すると…、まぁ~、ちゃんと考えてるじゃないの!
今まで彼が結婚について積極的に話さなかったのは、彼女のペースに合わせていたから…。
待っていてくれたのですね。なんて優しいのよ~。
お二人がお互いのペースを尊重しながら、結婚についての話し合いを進めている様子は、これからの長い人生を共に歩む上での良い兆しです。
お互いの理解と尊重は、結婚生活を豊かにする大切な要素です。
これからも、お互いの幸せを願いながら、支え合っていける関係を築いていってください。
真剣交際へ進む前に結婚相手に求める条件は折り合い済み
真剣交際を前にして、お二人が大切な話し合いを重ね、お互いの条件に合意されたことは素晴らしいスタートです。
彼女は彼の結婚の意志を感じたで、「前に進もうと思います」と、真剣交際に入ることになりました。
真剣交際に進んだ時には、結婚に必要な条件は既に話が折り合っていたので、もう一度お互いに確認する程度で問題ありませんでした。
将来の住まいを彼女の実家の近くに決めたことで、家族としての絆を深め、育児や家事での支援も得やすくなるでしょう。
彼の通勤時間が長くなるという変化も、「テレワークなど、働き方を工夫すれば大丈夫」と言ってくれたそうです。なんて優しいのよ~。
結婚生活は互いの理解と支え合いがあってこそ、より充実したものになるのですから、これからもお互いの幸せを大切にしてください。
真剣交際が順調に進んでもプロポーズされない?
結婚相談所を通じた婚活において、プロポーズは大切な一歩であり、多くの人にとってはこの瞬間を特別なものにしたいと考えています。
彼女の結婚への気持ちも固まってきたので、通常は「そろそろプロポーズの準備に…」となるはずでした。
しかし、彼女からはプロポーズをされるといった報告がないまま、成婚退会の話が持ち上がりました。
私が「結婚相談所の婚活で、プロポーズされずに成婚退会はあり得ないから!」と言うと、彼女は「別に私はプロポーズしてもらわなくても…」なんて言ってきます。
「ダメダメ~!プロポーズはきちんとしてもらいなさい!先方に確認するから!」と、先方のカウンセラーさんに確認しました。
すると、「プロポーズをする予定でいます」と返事をいただきました。
成婚退会でカップルから聞く婚活体験エピソード
真剣交際でプロポーズされなかった理由は?
この大事な時に、随分もたついているなぁと思ったのですが、それにはワケがありました!
結局、プロポーズがまだのまま、お二人で決めた成婚退会手続きの日程が決まりました。
成婚退会に来る彼にお会いしたら、「順番は違うけど必ずプロポーズはしてください!!」と念を押そうと思っていました。
お二人揃って当社にお越しいただき、お相手男性とご挨拶をしたら「本日プロポーズをさせていただきました!」と直接ご報告をいただきました。
実は、後から加工できる指輪を注文していたのですが、納期が遅れてしまったようです。
「ダイヤの指輪の仕上がりが、ギリギリになってしまったので、プロポーズが遅くなってしまいました」との事情だったのです。
ちゃんと考えてくれていたのですね!プロポーズは、二人の未来を共に歩む決意を象徴する大切な瞬間です。
成婚退会の日にプロポーズが実現し、お二人の新しい門出を祝うことができたのは、何よりも素晴らしいことです。
これからもお二人で支え合い、幸せな未来を築いていってください。
私との初対面の会話で意外な一面を見せる男性
毎回恒例の「根掘り葉掘り」婚活エピソードをお聞きしました。
彼女のことをとても大切に思っていて、結婚後もお仕事を続けたいと言う彼女の気持ちを尊重して、住まいを決めてくれました。
家事育児は早く帰宅した方がやろうと話し合い、家計の事など、細かいところまで結婚生活の計画を立ててくれていました。
一番お驚いたのは、彼女から聞いていた印象と全く違ったのです。
もっと物静かで、言葉数も少ない男性かと想像していたのですが…。よく喋る~(笑)。
もちろん、一生懸命お話ししてくれたのだと思いますが、これには彼女もビックリ。
成婚退会後のお礼LINEで「私以外の人と話しているのを初めて見たし、私と話しているより200倍朗らかでした!」との感想をいただきました。
婚活の世界は予想外の出来事でいっぱいですね。
私との初対面の会話が弾む男性の姿は、彼女にとって意外な一面を見せたのかもしれません。
この男性は、彼女の期待を超えて、結婚生活に対する真剣な姿勢と計画性を示してくれました。
家事や育児、家計管理に至るまで、二人で協力して取り組む意志があることは、素晴らしいスタートになるでしょう。
そして、彼女が彼の別の一面を見ることができたのは、二人の関係がさらに深まる良い機会になったに違いありません。
お二人の未来が明るく、幸せに満ちたものであることを願っています。
彼女の両親への挨拶も彼なら絶対に大丈夫!
これだけお話しがきちんとできる男性なら、彼女のご両親へのご挨拶も心配いりませんね。
いざという時にやってくれる男性は、心強いです。
彼女も「進む道は決まったので、幸せになるために頑張りたいと思います」と、おっしゃっていました。
家事も育児も『二人でやるもの』です。一人で全部やろうとしない事!そのための『夫婦』です。
ましてや実家の近くに住めるので、願ってもない環境です。子供ができたら、ジィジ&バァバにも頼りましょう!
特に娘の産んだ孫は可愛いもんです。喜んで協力してくれます。家族みんなで幸せになりましょうね。
私の所にもちょくちょく遊びに(愚痴を吐きに?)来てくださいね。
これからも、お互いを尊重し合い、幸せな家庭を築いていくために、一緒に頑張ってください。
家族みんなで支え合い、幸せを分かち合う素晴らしい未来を心から願っています。
まとめ
結婚への道のりは、一人ひとりにとって独自のストーリーを持っています。
Zoomでの無料相談は、親同伴の3者面談、続く入会後に始まるお見合い。そして仮交際を経て、恋愛感情が育つまでの期間は、不安と期待が入り混じりました。
仮交際から真剣交際へと進む過程での、カウンセラーからの専門的なアドバイスは、不安を和らげ、期待を高める助けとなりました。
結婚相手としての条件を満たし、互いの告白を交わしましたが、指輪の納期が遅れて、プロポーズは成婚退会の日まで持ち越しでした。
それもまた二人の絆を深める一つのエピソードです。愛は時に試練を伴いますが、その価値は計り知れないものです。
結婚相談所を通じて得られるサポートは、幸せな結婚生活への確かな一歩となり得るのです。あなた自身の成婚ストーリーを始めるために、今すぐ一歩を踏み出しましょう。
結婚相談所での活動に興味がある方は、ぜひ無料相談をお試しください。Zoomでの3者面談も可能ですので、ご両親と一緒に安心してご相談いただけます。
結婚相談所KMAのご紹介
埼玉県さいたま市浦和の結婚相談所KMAでは婚活の一歩目を応援する婚活お試しプランや多くの出会いを提供するお見合いシステム、経験豊富なカウンセラーが年中無休で相談に乗ります。
まずは無料相談からご利用下さい。
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会員プロフィール
お見合いパーティー情報
このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ
埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟(NNR)
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
- 一般社団法人 結婚相談業サポート協会(MCSA)
- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
- SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会
- 一般社団法人日本LGBTサポート協会
出版・著書情報
- アマゾンで発売中
- 清水小百里 著『結婚したければ選ばれる男になりなさい』発売中
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