父の教え子に負けない！北浦和の結婚相談所での婚活体験記

父の勧めで入会した北浦和の結婚相談所

私は結局、北浦和にある親子二代続いているという結婚相談所に入会してしまいました。この結婚相談所は、父が教鞭を執る大学の教え子の女の子が、同じ結婚相談所で結婚したことが判明したからです。

父はふだん何も言わない人なのに、私が結婚していないのを気にしていたのかと思いました。ここぞとばかりに入会を勧めたからです。

同じ相談所で結婚した父の教え子に負けない！

同じ結婚相談所で、その子が結婚できて私ができないという現象は起きないのだろうか、という不安な考えが胸をよぎりました。

私は「結婚」するという前提に立ってしまったのか？いやそれもそうだが「婚活して結婚」するのだという差し迫ったことに気づきました。

私はまだ自分が本当に結婚したいのかどうかも分からないまま、婚活を始めることになったのです。

お見合いシステムを使って活動開始

入会手続きをした帰りがけに、仲人カウンセラーは、「今日を含めて2日以内に、お見合いシステムのID・パスワードがあなたのメールに届きますから気を付けて見ていて。それから活動が開始できます、がんばってね！」と言ってくれました。

お見合いシステムとは、インターネット上で自分のプロフィールや写真を登録し、相手の条件や希望に合わせて検索してお見合いを申し込むことができるシステムです。

私はこのシステムを使って、自分に合った人を見つけられるのだろうか？不安と期待が入り混じる気持ちでメールを待ちました。

こういうのを「まな板の鯉」というのでしょうか。静かにするしかないのです。

大学名は隠せない？仲人カウンセラーのアドバイス

私は4大卒で有名大学出身ですが、婚活プロフィールには大学名は載せていませんでした。私は自分の学歴を自慢するつもりもなく、相手の学歴にもこだわりませんでした。

しかし、仲人カウンセラーからは、「あなたは4大卒で有名大学ですから、あまり、お見合いの申し込みは入らないと思いますので、ご自分から積極的に申し込んでね」と言われました。

私は「でも、婚活プロフィールに大学名はのりませんね？」と聞いてみました。

すると、「そうなの。そうですが、お相手の仲人さんから大学名をあらかじめ聞いてくる場合があるの。その時は言わざるを得ないのよ。あなたの大学名は応えていいでしょ？」と言われました。

私は「はい」と答えましたが、内心驚きました。私は自分の大学名を隠しているつもりではなかったのですが、それが相手にとって重要な情報だということに気づきました。

仲人カウンセラーは、「あなたの大学名はあなたの魅力の一つですから、恥ずかしがらずに伝えてくださいね」と言ってくれました。

活動初日に30人からのお見合い申し込み！

私は結婚相談所に入会した2日後に、このシステムを使えるようになりました。そして、ついにお見合いシステムを開けてみたらびっくりしました。

数えたら私に30人ほどの男性から申し込みが入っていたのです。珍しくて一人ひとりを丹念に見ました。年齢や職業や趣味など、さまざまなタイプの人がいました。

私はこれまでの人生のなかで、30名ほどの男性からお見合いの申し込みが入るなんて、これを「殺到」と言わずしてなんというのだろうと思いました。それだけうれしかったです。

私は仲人カウンセラーの考えによれば、短大卒、高卒の人たちはもっと多くの申し込みが入っているのかもしれないと思いました。

でも私は自分が4大卒で有名大学出身だからと言って、他の人よりも優越感を持ったり、見下したりすることはありませんでした。私は自分に合った人を探すことが大切だと思っています。

仲人カウンセラーに報告したら驚かれた

私は勤務中、仲人カウンセラーに報告しました。私は初日から30人のお見合い申し込みを受けた、その報告です。

仲人カウンセラーは、「あなた、お申し込みが殺到していますね。相談室専用のシステムからも確認できますので、わかるんですよ」と言って驚いていました。

彼女は、「で、お返事はどうします？」と聞きました。

返事をすることに気が動転していた

私は「えっ！」と言ってしまいました。私は「そうかこれはお見合いのシステムなのだから、返事をすれば出会いが成立することになるのか」とあらためて思いました。

気が動転していることに気づきました。「ああ、そうでしたね」と言いました。

仲人カウンセラーは「京華さん？大丈夫ですか」と心配してくれました。彼女は初めて私の下の名前で言って「くすっ」と笑いました。

「はい、今夜もう一度じっくりみて見ます」と答えました。

仲人カウンセラーに励まされて婚活に本腰

仲人カウンセラーは「そうしてくださいね。それとあなたのほうからも行動を起こして、お会いしたい方かおられたら選んでいいのよ、もちろん」と言ってくれました。

「はい、そうですよね。なんだか、私、環境が急変すると、ついていけない特徴があって、ごめんなさい、もう少し慣れるようにします」と言いました。

「大丈夫！みんな目的は一つ（結婚）ですし、愛すべき優しい気持ちの人たちばかりよ」と仲人カウンセラーが言った言葉で、なにか「うるっ」としてしまいました。

彼女は私を応援してくれる素敵な人だと思いました。私は仲人カウンセラーに励まされて、婚活に本腰を入れることにしました。

私は自分に合った人を見つけるために、お見合いシステムを活用してみようと思いました。次回は、私が初めてお見合いをしたときのことをお話しします。お楽しみに。

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