親の婚活相談:現実と合わない結婚相手の条件と親御様のNG行動

皆さん、こんにちは。
埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所で会員様の活動サポートをしている、認定婚活カウンセラーの清水小百里です。

大型連休やお盆・年末年始など、家族が集まる時期が近づくと、親御様からの「婚活無料相談」や資料請求が一気に増えてきます。非婚化・晩婚化が進む今、久しぶりに帰省したお子様の姿を見て「そろそろ結婚してほしい」「良いご縁はないのか」と心配になる親御様は少なくありません。

しかし、親御様が思い描く“理想の結婚相手像”は、現在の婚活市場の現実と大きくズレていることが多いのが実情です。
自分たちが結婚した時代の価値観や常識を基準にしてしまうため、若い世代の結婚観や働き方、ライフスタイルの変化を十分に理解できず、結果としてお子様の婚活を難しくしてしまうケースもあります。

さらに、「早く結婚してほしい」という気持ちが強すぎるあまり、親御様が婚活に過度に口を出してしまうと、お子様がプレッシャーを感じて活動が停滞したり、場合によっては退会につながってしまうこともあります。
親御様の“善意”が、知らず知らずのうちにNG行動になってしまうことも珍しくありません。

この記事では、

  • 親御様が抱きがちな“現実と合わない結婚相手の条件”
  • お子様の婚活を妨げてしまうNG行動
  • 親が婚活をサポートする際に大切な考え方
  • 実際にあった80歳のお父様からのご相談事例

などを、カウンセラーとしての経験をもとにわかりやすく解説します。

親御様の気持ちと、お子様の幸せ。その両方を大切にしながら、より良い婚活サポートの形を一緒に考えていきましょう。

パンフレットを手に持ち、カウンセラーの説明を熱心に聞くシニア夫婦の様子を写した写真

丁寧な説明が、婚活の不安を安心へと変えていく。

 

目次

親の思いと結婚しない子どもの現実

結婚しない子どもたちを持つ親御様は、どんな気持ちでいらっしゃるでしょうか? 子どもが幸せになってほしいという願いは誰もが持っていますが、その幸せの形は人それぞれです。

親世代からすると、結婚は人生の大きな節目であり、孫の顔を見ることは最高の喜びです。しかし、子ども世代からすると、結婚は自分の選択であり、孫を作る義務はないと考えます。

この価値観の違いが、親子間のコミュニケーションを難しくしています。そこで、私は結婚相談所の仲人として、親御様と子どもたちの婚活に関する悩みや対策をお伝えしたいと思います。

結婚しない子供を持つ母親

結婚しない子供たちを持つ親御様の悩みと対策

非婚化・晩婚化が進む現在、毎年大型連休が始まる前には、結婚しない子どもたちを持つ親御様からの問い合わせが多くなります。

「子供が帰省した時に、子どもに婚活をすすめようと思って…」という、子どもが結婚しない親の気持ちからです。

逆に、大型連休が終わった後には、親の勧めで結婚相談所の利用を考えている人からの問い合わせが多くなります。

「実家に帰った時に『早く結婚しろ』と親に言われて…」と、親に結婚を急かされる人たちです。

今年もゴールデンウィークが始まる前に、親御様から「婚活無料相談」の問い合わせが複数件あり、ご来店いただきました。

親御様からの入会者も!ゴールデンウィーク中に始まった婚活ストーリー

ご相談される親御様の中には、

「私の人生なんだから!と娘から怒られてしまいました」

「せっかくご説明していただいたのに、息子に話を聞いたら恋人がいるみたいで…」

と、入会できない理由を、わざわざご丁寧にご連絡いただくこともあります。

しかし、今年はゴールデンウィーク中に、親御様からのお問い合わせで2名の方が入会されて活動を始め、既に複数のお相手とお見合いが組めています。

お二人の親世代の感覚からすると、結婚しない「35歳を過ぎた娘」と「40代の息子」は、悩みの種なのでしょうかねぇ…。そんなことないのにねぇ。

婚活に親が口出しすると失敗しやすい?

婚活に親が口出しすると、子どもたちの恋愛や結婚に悪影響を及ぼすことがあります。親は子どもの幸せを願っているのでしょうが、時には自分の価値観や期待を押し付けてしまうことがあります。

そうすると、子どもたちは親のプレッシャーや干渉に苦しみ、婚活に対するモチベーションや自信を失ってしまうことがあります。

また、親が選んだお相手との相性や気持ちを無視して、結婚を強要したり、別れさせたりすることもあります。

これは、子どもたちの人生の選択を尊重しない行為であり、親子関係や夫婦関係にも悪影響を及ぼします。以下の3つの見出しでは、それぞれ具体的な事例やアドバイスをご紹介します。

婚活に干渉し過ぎる親御様のNG行動とは?

親御様(特にお母様)が婚活を後押しした際、気をつけていただきたいのが「婚活に干渉し過ぎる」こと。

  • 「今週はお見合いないの?」
  • 「デートは行かないの?」
  • 「まだ相手が見つからないの?」

と心配で声を掛けているのでしょうが、それが思いっきり親からの結婚プレッシャーになるのです。

親御様の口出しで退会した女性会員様の悲劇

以前入会していた女性会員様のお母様は、「お相手探し」を一緒にしながら「あの人ダメ! この人ダメ!」と、ご本人の希望条件を無視して突っ走ってしまいました。

お見合いしても、交際になっても、お母様の意にそぐわないことがあると「お断りしなさい」となっていたそうです。当然のことながらその女性会員様は、婚活が嫌になって「退会」されました。

少しでも早く結婚してほしい親御様にはもどかしい時間でしょうが、ご本人も頑張って活動しているので、口出しをしないでそっと見守っていただきたいです。

今時の結婚事情を理解していない親世代の相談

結婚相談所に来る親御様は、子どもたちの結婚を心から願っているのでしょうが、その願いが時代に合わないことが多いです。

親御様は、自分たちが結婚した頃の常識や価値観を持っていますが、今の若い世代は、結婚に対する考え方や条件が大きく変わっています。

親御様が思っているような理想的なお相手は、今時の婚活市場ではほとんど見つからないかもしれません。

そこで、私は結婚相談所の仲人として、親御様と子どもたちの結婚に関する現実をお伝えしたいと思います。

50歳の長男を結婚させたいという願いとは?

父親に今時の婚活事情を説明する

今年50歳になる独身の長男を結婚させたいからと、「婚活無料相談」に予約いただき、ご来店いただいた、今年80歳になるお父様がいらっしゃいました。

息子さんがお二人いますが、長男は恋愛よりも趣味に生きる男性のようで、昔から全く結婚には興味がないとのことでした。

しかし、どうしても孫がほしい親としては、5年前に4つ下の次男に期待して、自宅近くの結婚相談所に入会させたそうです。

そこで出会った女性と成婚退会になったそうですが、その女性が次男と同じ歳(当時41歳)だったそうです。

結婚相談所なら、若い女性と結婚できると思っていたご両親は、なんと、別れさせようと、その相談所に怒鳴り込んで行ったそうです! 注)まずは「ヒアリング」なので、我慢して話を聞いていますよ~

でも「ご本人が決めたことなので」と、結婚相談所では取り合ってもらえなかったそうです。

次男夫婦との確執:息子の結婚に反対した結果として絶縁状態

その後、次男を説得しましたが「別れない」の一点張りで仕方なく受け入れたそうですが、当然、お嫁さんとの仲は最悪で、何年も顔を見ていないとのことです。

そして残念なことに、次男夫婦には、孫がほしいお父様の期待とは裏腹に子供ができなかったそうです。

そのため、「孫の顔が見たいので長男を結婚させたい、何とかなりませんか…」と私を訪ねて来てくれたのです。

しかし、お父様が考える結婚相手の条件を聞くと…。

現実離れした結婚相手の条件:今時こんな女性は存在しない!

  1. お相手女性の年齢は35歳まで
  2. 埼玉県西部にある実家に同居
  3. 仕事を辞めて専業主婦になる

だそうですよ!!!

親の婚活相談で明らかになった結婚相手の条件のズレ

ここから先は、私の意見と今時の女性が結婚相手に求めるものをお父様へ丁寧にご説明させていただきました。

35歳までの女性を探すお父様の苦悩

1.お相手女性の年齢は35歳まで

子どもを産める年齢が35歳までだと思っている! いつの時代ですか~? 私の元会員様は46歳で初産の人もいたし、40代でも出産している人は多いです。

若いといっても子供ができる保証はどこにもないですし、男性側が原因の不妊ケースも約半数あるそうですからね! 30代のカップルの3組に1組が、何らかの「不妊治療」をしているというデータもありますよ。

それに、30代前半の女性は、50代をどう見ているかご存じですか~? 仮にその女性に兄や姉がいて、既に甥っ子姪っ子がいたら自分の親は「ジジ、ババ」と呼ばれているのですよ。 その「ジジ、ババ」と同じ世代なんです。

いろいろな出会いがありますので「好きになった男性がたまたま親世代だった」なんていうのは、恋愛においてはあるかもしれません。

しかし、結婚相談所のお相手探しは、「条件」から入っていきます。そのため、お人柄を見てもらう前に「数字データ」で区切ってしまうので、検索条件から除外されることが多いのです。

先程、お父様だって「35歳まで」と、お人柄を見る前に「年齢」で区切っていましたよね?(※お父様沈黙)

それに今から子どもができたら、子どもが15歳(中学3年生~高校1年生)で「年金生活」が始まるのですよ。これから学費が掛かってくるのに…。将来的な「お金」の心配も大きな問題になってきます。

埼玉県西部にある実家に同居する女性を探す無理難題

2.埼玉県西部にある実家に同居

「申し訳ありませんが、今時は義理の親と同居してくれる30代の女性は、なかなかいません…」

ご自身も祖父母と同居していた環境の女性なら、まだ可能性はありますが、今は核家族の人が多いですからね。

お姑さんも「お嫁さんと住むなら娘と住みたい」という人が多く、娘婿と同居しています。 表札が二つある、おうちは大体そうですね。

仕事を辞めて専業主婦になる女性は時代遅れ?

2.仕事を辞めて専業主婦になる

フルタイムの仕事を辞めて家事や子育てに専念することを望んでいる人は少ないですよ~。

今の時代は「寿退社」する人より「仕事を辞めたくない」という女性が多いです。会社も「産休」や「育休」などの福利厚生がしっかりしている企業も増えましたからね。

せっかく今までキャリアを積んできたので、簡単には辞めたくないですよ。などなど…。お話させていただきました。

期待通りの話が聞けなかったので、お父様は落胆していましたが、「もう、私らの考えは古いのですね…。今の結婚事情がよく分かりました。考え直します。ありがとうございました」と穏やかに終わりお帰りになられました。

お見送りで、エレベーターに乗り込むお父様の背中を見たら切なくなってしまいました。お父様の気持ちも分かりますが、こればかりは私にはどうにも…。

まとめ:親のために婚活する人への応援メッセージ

  • 結婚は親のためにするのか?
  • 自分のためにするのか?

当然、自分のためですが「親を安心させたいから」「孫の顔を見せたいから」という理由をきっかけにして婚活を始める人もいます。

「息子や娘が結婚したら子育て終了」と思っている親御様も多くいらっしゃいます。

私は、仲人カウンセラーとして、そんな境遇の人の肩の荷を早く下ろしてあげるお手伝いをしてあげたいですね。

結婚相談所KMAのサポート

埼玉県さいたま市で婚活を始めるなら、創業48年の結婚相談所KMAへ。
無料相談・お試しプラン・LINE相談など、あなたに合った婚活方法をご提案します。

この記事を書いた人

清水小百里

清水小百里(株式会社KMA 取締役)

さいたま市出身。JLCA認定婚活カウンセラーとして、結婚を真剣に考える方をサポート。
著書『結婚したければ選ばれる男になりなさい』の著者でもあります。

婚活カウンセラー歴:20年
専門領域:婚活支援・心理カウンセリング・コミュニケーション指導

所属するIBJ・BIU・NNRといった主要結婚相談所連盟では、
成婚実績や会員サポート品質に関する表彰を多数受けています。
詳しい受賞歴は、KMA公式サイトの 「結婚相談所連盟・表彰(受賞歴一覧)」 に掲載しています。

保有資格

  • 心理カウンセリング1級(内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構)
  • コーチング1級(同上)
  • 仲人婚活エキスパート資格(一般社団法人 日本仲人婚活支援協会)
  • ダイバーシティ研修認定講師(一般社団法人 日本LGBTサポート協会)
  • 結婚相談所マル適マークCMS取得(日本ライフデザインカウンセラー協会)
  • JLCA認定婚活カウンセラー
  • 埼玉中小企業家同友会 経営指針づくりセミナー修了

著書はこちら

会社概要を見る

結婚相談所KMA(株式会社KMA)

埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目31-6 ATビル3F

JR京浜東北線「北浦和駅」西口 徒歩3分

埼玉県さいたま市浦和区にある結婚相談所です。
結婚相手紹介サービス・婚活支援・結婚相談所開業支援を提供しています。

加盟連盟:IBJ・BIU・NNR(正規加盟店)

仲人の婚活アドバイス・現場レポートの関連記事

子連れ再婚できる女性の特徴とは?幸せをつかむ秘訣を解説の画像

子連れ再婚できる女性の特徴とは?幸せをつかむ秘訣を解説

埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所カウンセラーが、子連れ再婚を成功させる女性の特徴と幸せをつかむ秘訣を解説。子どもとの関係を大切にしながら再婚を進めたい方に役立つポイントを紹介します。
もう「いい人がいない」と思った時に読む話【30代婚活女性向け】の画像

もう「いい人がいない」と思った時に読む話【30代婚活女性向け】

婚活で「いい人がいない」と感じた30代女性へ。埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所カウンセラーが、そう思ってしまう理由と前向きに進むための具体的な対処法を解説します。
婚活がつらいのは私だけ? みんなの本音を聞いてみたの画像

婚活がつらいのは私だけ? みんなの本音を聞いてみた

婚活がつらいのは自分だけかも…と感じている女性へ。埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所カウンセラーが、多くの婚活女性が抱える本音と、つらさを軽くするためのヒントをわかりやすく解説します。