結婚しない息子・娘を心配する母親の相談に今時の結婚観を伝える
今回は、「結婚相談所 無料相談」に、共に30代の「結婚しない息子」「結婚しない娘」を持つ、お二人のお母様がいらっしゃいました。
「結婚しない子供」を持つ母親の気持ちをヒアリング。お二人のお母様に共通する「子供を結婚させる」という切実な願いの相談に応える、今時の結婚観を面談でアドバイスしましたのでご紹介します。
親御様、ご本人様の抱える婚活の悩みに対し、長年の会員サポートで培った知識と経験を用いて、無料相談カウンセリングの面談をしています。
埼玉県さいたま市浦和の結婚相談所カウンセラーKMA本部、清水小百里の仲人ブログです。
皆さん、お盆は有意義に過ごされていますか?
Facebookなどでは、海や山での投稿が多くて皆さん楽しそう!
すっごく羨ましい~。バーベキューもした~い!!!
しかし、大型台風の影響で水難事故が多発しているので、十分に注意してくださいね。
相談室はお盆期間中も、あらかじめ休みを設けるのではなく、来店されるお客様に合わせて出社しています!
『結婚相談所 無料相談』の面談や会員様との『婚活作戦会議』など今のところ毎日出社しています(苦笑)。
そんな中、お母様が『結婚相談所 無料相談』へお越しになったケースが2件ありました。
世間体を気にする母親に婚活親口出し注意
お一人目は、33歳の結婚しない息子さんがいるお母様。
実家は埼玉県西部で、息子さんは大学入学から千葉県で一人暮らしをされていて、就職先も千葉県内だそうです。
「大学時代は、彼女がいたみたいだけど、もう何年もいないはず…」
2年に1回くらい、お母様が息子さんのアパートに生存確認に行くそうですが、部屋が散らかっているし、全く女性の気配は感じられないそうです。
※母親の観察力はピカイチですから、多分間違いないでしょう(笑)
息子さんも、年末年始とお盆は帰省するそうで、その度に『彼女はいるの?』とか『結婚は?考えてるの』とか聞いていたけど、いつも返事をはぐらかされていたそうです。
「でも、さすがに社会人になって10年も過ぎたし、いつまでも私たち(ご両親)も若くないし、主人(お父様)も『なぜ結婚しないのか?』とボヤいているので、今年のお盆に帰って来る前に、結婚相談所の無料相談でお話を聞いて情報を集めてから息子と話したいと思って伺いました」
との事でした。
成婚までの流れとお見合いシステムの内容、どれだけ婚活サポートできるのかなどを説明しながら『おせっかいオバチャン』のお節介がスタート(笑)。
結婚の話をする時に『独身は世間体が悪い』とか『子供が結婚しないのは親の責任』などと世間体を気にする親の切実な願いで息子さんを追い詰めないでほしい。息子さんの結婚観やタイミングもあるから…。とか、
例えば入会金はご両親が出されても、月会費は本人に払わせないと本気で活動しない。とか、
顔を合わせる度に『どうなのいい人いた?』とか『お見合いはまだなの?』などの「婚活親口出し」は絶対に言わないであげて。
など、いろいろとアドバイスをしたら
「今、清水さんに言われなかったら、全部やってしまったかもしれない…。息子の立場になって考えていなかった」
とおっしゃっていただきました。
そして最後に
「清水さんには申し訳ないけど、結婚相談所の無料相談に行って話を聞いたのは、実はここ(KMA)が3件目なんです。1件目も2件目も『ご本人を連れて来ていただかないと…』と料金と必要書類の説明だけで帰されちゃったんです。だから今日も同じかな?と来るのに気が重かったのですが、ここまで説明してくれて、ちゃんとお世話をしてくれる結婚相談所なんだと思いました」
と言っていただきました。
「どうなるか分かりませんが“冷静に!”、“追い詰めないで!”を実践して息子に話してみます。ありがとうございました」
とお帰りになりました。
焦らずゆっくりお願いします。
早く結婚しろ!うるさい親の一言で喧嘩勃発
お二人目は、埼玉県北東部で37歳の娘さんを持つお母様でした。
この娘さんは、長年、某男性ビジュアルバンドの追っかけで、毎年ライブツアーが始まると北海道から九州まで行かれているそうです。
その時期になると必ず、「アンタ、そんなことばかりしていないで、早く結婚しなさい!」の一言が発端で親子喧嘩が勃発するそうです。
毎回かなりの大喧嘩になるそうで、同居の娘さんと1カ月くらいは口をきかないそうです。
お母様の言い分も本当に分かります!
給料は全部バンドのライブツアーやグッズなどにつぎ込んで、貯金もなくて、家にお金を入れないし、家のこともしない!
そんな娘だったら、私も言うでしょう。
でも、お母様の言い分も少しズレていました。
母親からすると娘さんの幸せを願うからこそ、心配して「結婚しろ!」ときつい言い方になってしまうのも仕方がないのですが、『私の時代はこうだった…』『私の場合はこうしたのに…』と、自分の信じる道が常識だと思い込んでいて、言われたとおりにしない娘さんに対して、容赦なく親の結婚観や古い考え方を押し付けていました。
「やっぱり女性は、結婚して子供を産むべき」
というセリフを連呼していました。
土地柄なのか、お家柄なのか、田舎に住んでいると都会以上に「世間体」が大事なのは分かりますが、
「家系が途絶えてはいけない!」
くらいの勢いでした。
結婚しない若者に昔の結婚観を押し付けない
私は、「これから大変失礼なことを言うと思います」と前置きをして、『最近の若い子は!』について、この仕事をしている私もすごく感じていることをお話しました。
まずは第一に『私たちの時代は…』は一切通用しません!冷静に私たちが20代、30代の時を思い出してみてください。
親や、祖父母世代から『昔はねぇ…』とか『お母さんの時代はねぇ…』と言われた時、「時代が違うでしょ!」って反抗しませんでしたか?私はしましたよ。
『例えば…』と例題をいくつか出して思い出話をしていくと「そう、そう、そうでしたね。」と。
私たちですらそう思っていたのですから!
「バブル期」「9.11」は、すでに『歴史』の教科書に載っているのです。『日本史』ですよ!
私たち世代からしたら『つい最近』の出来事なのです。
このように時代の変化が早いので、例えば昔なら30年間通用していた「常識」が今では、5年、3年でどんどん通用しなくなってきているのです。
入ってくる情報量(テレビやネット)が凄いし、何をするにも個性が尊重されるので、選択肢(仕事、趣味、結婚)が多くなっているし、昔は「恥ずかしい(婚活や婚歴や不倫など)」とか「誰にも言えない(LGBTなど)」としていたことも今はオープンな時代なんです。
昔は「できちゃった婚」は、恥ずかしいという悪い印象がありましたが、今は「授かり婚」と、おめでたいこととして喜ばれることになっているんです。
ご自身が育てた娘さんだったとしても、同じ結婚観だと思わない方が良いと思います。
ましてや、自分は間違っていないと思って押し付けるのは本当に間違いで、このままだとどんどん歪みができてしまいます。
それは、親子関係としても危険なので、お母さんのためにも、やめた方が良いと思います。
自分の意見を一方的に従わせるのではなく『私は、こう思っている』と大人同士の話し合いでお気持ちを伝えたらいかがでしょう。
あとは、娘さんが考えることだと思います。
娘さんの人生なので!
と、偉そうなことを言ってしまいましたが、とても前向きに理解してくださって、
「私も仕事が忙しくて、放ったらかしにしていたのに、顔を合わせれば、“結婚しろ、結婚しろ!”って…。そんな感じでした。ハァ~(ため息)。分かりました。冷静に気持ちを伝えて、しばらく様子を見てみます」
と、お帰りになられました。
まとめ:結婚しない子供を持つ親の願い
結婚しない子供を持つお母様の気持ちも、本当に痛いほど分かるけど、息子さん・娘さんの人生なので…。
もどかしいですが、見守るしかありません。
親や他人が結婚適齢期を決めてはいけません!
その人が「結婚したい!」と思った時が、その人の『結婚適齢期』なのです!
今回は、お二人のお母様に対して、お説教みたいになってしまいましたが、これが『親心』『親の願い』『親の本音』なのですね~。
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