マザコン男は結婚できない?お見合いで母親の話をしては嫌われる

2019年3月8日

お見合い結婚体験談 30代男性

【あらすじ】
「お待たせいたしました。ご交際、よろしくお願いいたします」とお相手仲人からの連絡でした。しかし、「お見合い話題」の中に、母親の話が多かったことを伝えてきた。

つまりマザコンじゃないのか、ということらしい。男のほうの母親のマザーコンプレックスは、嫁ぐ女側にすると少しややこしい。

お見合い交際成立後の初デートの日時、場所を決めて電話を切った。その場で電話でのやり取りを聞いていた男性医師へその旨を正直に伝え、「それよりも、ご交際の件はお母様になんておっしやいますか? 」 私は気がかりな点を切り出した。

埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所 株式会社KMAのお見合い結婚体験談「備忘録ブログ」です。

《成婚者プロフィール》
【高島竜彦(仮名)31歳・富山医科薬科大卒・医師・さいたま市在住】

第9回仲人は正直なアドバイスが一番いい!

【妻は仲人名人】
昭和から平成の時代にわたり、“仲人おばさん”としての経験を備忘録としてノートに書き留めていました。今は息子の嫁が仲人を継いでいますが、少し時間ができましたので、時代はとびとびになりますが、創業者が当時を思い出すままブログに書きます。

仲人名人新聞記事

交際成立も彼女の心配は嫁姑問題のストレス

私の会員第1号の青年医師のお見合い相手は、「学習院大卒・27歳・会社員・水戸市在住・初婚」

この方と水戸でお見合いをしてきた帰り、医師の高島竜彦さんがまっすぐ私の結婚相談所に寄った。

こちらは先方の女性を気に入った旨を知らせてある。小一時間して水戸の結婚相談所から電話が入った。

電話で話す女性

「お待たせいたしました。ご交際、よろしくお願いいたします」

お見合い後の返事については、翌日の午前中いっぱいという規定になっているのは現在と同じである。水戸の仲人はしゃべりだした。

「それでね、先生だけに申し上げるわね」

仲人カウンセラーたちは昔から自分たちのことを“先生”という傾向があった。

それで、水戸の仲人は、当のお見合い相手の男性がこちらに待機しているのを知らない。

「あのね、こちらの鈴子さんの家系にはお医者さんが一人もいないらしいの。で、お嫁にゆく立場で考えると、どんなに旦那様から気に入られても、とくに嫁姑の問題を心配しているのですよ。それはわたくしもよくわかりますが、“まだ結婚が決まったわけじゃないでしょ?”って言いましたの」と水戸の仲人は話し始めた。

お見合い話題に母の話はマザコン警戒される

息子に過干渉な母親

さらに声をひそめて、「あのお宅のお医者さん、高島さんのお母様のことを気にし始めているの。なぜって聞いたら、高島さんの会話の中に、母が、母が、母がって6回もおっしゃったっていうの。“そんなの数えたの?”って、わたくし思わず聞きましたよ」

つまりマザコンじゃないのか、ということらしい。彼の母親は「受験勉強を親子で一緒にやりましたんですよ」と言っていた。そして彼のお兄さんまでも京大大学院まで行かせたくらいの猛女、いや孟女である。

男のほうの母親のマザーコンプレックスは、嫁ぐ女側にすると少しややこしい。女性から嫌われる条件といっていい。

「ですけれど、交際したうえで判断なさればいいのよって、わたくし申し上げたのよ。先のことを心配していたらいいご縁だって逃げていきますわよね、先生」と水戸の仲人。

「わたくしが立ち会った感じでは、高島さん、何ごとも聡明で理屈できちんとさばいていかれるお医者様だと思いますよ」

マザコンは理屈ではさばけない。

「ありがとうございます、とても素晴らしいアドバイス、今後の参考にさせていただきます」と言って、お見合い後の初デートの日時、場所を双方で決めて電話を切った。

「なにか難しい問題がありますか?」

電話のやり取りを聞いていた彼が切り出した。本人の前では少し長い電話であった。

私にとっては聞くこと、やることすべてが初めてのことばかりなので、ぜんぶ話していいものかどうか、少なからずためらいがあった。

しかし、この仕事はそうも言っていられない即断を迫られることが多い。

当時27歳であったが、なにかをつくろうことなく“愚直”なまでも正直にやるのが一番いいと、そのころから続いている考え方である。

私はその時も、今日のお見合いの会話の中に「マザコン?」と思われる言動がしばしばあったことを、お相手仲人カウンセラーから聞いたと竜彦さんに申し上げた。

「ありがとうございます。いままで誰も言ってくれませんでした。ありがたい助言です」

彼は心から言っているようであった。

「私も女性の立場で考えますと、お婿さんは仕事をなさいますが、家庭の切り盛り、親類、あるいはご近所とのお付き合いなど、こまごました事まであります。そして家庭の大きな方針などを決める際には、ご主人さまの主体性を発揮してほしいところ、お姑さんの意見を全部取り入れられると、面白くない面が出てきますから」

「なるほど、そういうあつれきってあるかもしれませんね。私は主体性のあるほうだと思いますが、そんなに母が、母がと連発したんでは、お嫁さん候補に嫌われますね。以後気を付けます」

「それよりも、ご交際の件はお母様になんておっしやいますか?」

私は気がかりな点を切り出した。母親からは「今回のお見合いだけはしても、すぐ断りなさい」と言われているのだ。

私は竜彦さんの言葉を待った。

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