お見合い相手の兄さんが何ていうか‥?僕の婚活体験記40代男性
【あらすじ】
お見合い相手の女性の兄は、大学の同級生だったこともあり、交際結果の返事を迷っていると仲人カウンセラーからメールが届いた。
結婚相談所のお見合いルールでは、交際するかしないかの結論を遅くとも翌日のお昼までに報告することが義務づけられている。
JR北浦和駅西口より徒歩3分、埼大通り沿いにある、さいたま市浦和区の結婚相談所 株式会社KMAのブログです。
前号・第6回の記事≫≫ 熊谷高校(埼玉県)卒業の大学の同級生と兄弟か?僕の婚活体験記 の続き
第7回
結婚相談所の仲人カウンセラーさんに婚活体験記を書いてみたら?と言われ、引き受けてしまったが、作文は正直得意でない。でも貴重な体験になるし、それを記録として残すことに意義があると思ったので引き受けた。
【石田修(仮名)43歳・大卒・会社員・168cm・67kg・埼玉県草加市在住】
相手の奥田さんは、熊谷市在住で、僕が選んだ女性のうち、年齢が真ん中辺りのひとで、38歳、高卒後専門学校卒で、159cm、体重49kgとあった。
結婚相談所に電話が掛けにくい、返事をどうする…
僕ははからずも、大学の同級生の妹とお見合いをしてしまった。翌日、交際するかしないかを結婚相談所に連絡しなければいけなかった。
午後までしないでいたら、夕方、相談所の仲人カウンセラーからメールが入った。
「迷っててもご連絡を、ね!」仲人カウンセラーとのメールのやり取りになった。
「あちらが交際を希望したらお会いしても‥」
「その程度のこと?」
「いえ、女性として申し分がない人だと思います」
「だったらなぜ?自信ないのですか?」
「そういうわけでは…」
「あとでお電話を!6時まではいますから‥」
僕は6時前に電話を入れた。開口一番彼女は、
「何か引っかかることでもありますか?」
「同級生の妹と結婚?それは考えにくい
「いやあ、実は彼女の兄さんが僕の同級生なんですよ」
「ええっ!大学の?」
という会話があって、
「実はあちらからも(先方様さえよければもう一度はお会いしても‥)と言っておられるようなの。もう一度お会いして交際が少し続いて成婚、ということになればいいんだけれどね、それってアリよね?世間では」
「それは考えにくいかもしれませんね」
僕はそう言っていた。
「そうなんだ…、そんなドラマみたいなことってあるのねえ」
仲人カウンセラーはしみじみ、自分に言い聞かせるように言った。
「では、その奥田幸さんもあなたと同じ考えね?たぶん」
「たぶん…」
と僕も言っていた。
「彼女が昨日の夜、お兄さんとどんな会話をなさったのかしらねえ…?」
お見合い結果をはっきり断るわけにもいかない
仲人カウンセラーは、まるで僕が考えていることを口にした。僕は声を出さずにうなずいていた。
「でも、これからお会いしていけばどうなるとも限りませんよ。結婚の可能性も出てきますよ、きっと!」
彼女は、あくまで成婚を目指す。
「どうですかねえ」
と僕。
「じゃあどうしますか?」
と言われて戸惑った。はっきり断る、というわけにもいかない気がした。理想はこのまま自然消滅がいいのか?それとも、幸さん本人のことは女性として素晴らしいのだから、まっすぐ突き進むか?
おそらく二人のうち、どちらか意志の強いほうの気持ちにそって、交際になる可能性が高いと思った。だから僕が「交際したい!」と言えば、幸さんは応じてくれるに違いないと思った。
でも同級生の奥田擢(かい)の考え(ものを言わなくても)が左右しそうな気がした。
僕はそこまで考えると、違う人がいいのかという気になった。仲人カウンセラーはそれを察してか、
「では2、3日このままにしておきます。たぶんあちらもこのままにすると思います。二人のお気持ちを考えたら、ルール、ルールとばかり言えませんからね」
「ところで、さいたま市の女性からお申し込みがきてるでしょ?申し込まれて14日たつと自然消滅よ。もう10日たってる。たしか39歳の方ね。今夜よく見ておいてくださいね」
僕は「はい」と言っていた。
次号・第8回の記事≫≫ お見合い相手の女性とのことは縁がなかった?僕の婚活体験記 につづく
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