再婚女性と初婚男性の成婚エピソード~コミュニケーションの重要性~

2024年2月11日

【結婚相談所 成婚ブログ】
こんにちは、埼玉県さいたま市浦和の結婚相談所KMAの婚活カウンセラー清水小百里です。

今回は、40代後半の再婚女性会員様と、お相手が1個上の初婚の男性の成婚退会エピソードをご紹介します。

お二人の交際は、仮交際から真剣交際、そしてプロポーズまでスムーズに進みましたが、その裏にはコミュニケーションの重要性がありました。

どのようにお二人がお互いの気持ちを伝え合い、信頼関係を築いていったのか、詳しくお話しします。

プロポーズの花束

仮交際から真剣交際への道のり

お相手の気持ちを知ることで安心感が生まれる

お見合い後、仮交際に入り、2週間後にお相手男性から『真剣交際』に入りたいと連絡が入りました。お見合い後、2回目のデートの後です。

少し早いかなぁ…?と思いながら、女性会員様にご連絡したら、案の定、女性会員様も「まだ、お相手の事が分からないので、もう少し仮交際を続けたい」とお返事が来ました。

「前向きに考えているので、もう少しお時間ください」と先方カウンセラーに連絡をして見守る事に。先方カウンセラーも「ですよね」と快諾してくれました。

女性会員様は大人しい感じの方で、私の方から「どう?どう?」と連絡し過ぎても萎縮してしまうと思いました。

再婚という事で、不安や躊躇もあり、それも解決しなければならないので、たくさんお話をしたかったのです。

しかし、あまり自分の意見を積極的に言わない女性なので、デートの報告をしてもらいながら、追い詰めないくらいのアドバイスに留めて、様子を伺っていました。

結果的に、真剣交際のお話があってから3週間後(さらに3回のデートを重ねて)、女性会員様から『真剣交際に入りたいです』とご連絡がありました。

2回目のデート後にお相手男性から『真剣交際』のお申し出があった事で、お相手のお気持ちを意識して交際できたのが良かったのだと思います。

仮交際中は、 「こんな事聞いていいのかな?(言っていいのかな?)」 「どのタイミングで結婚の話しを切り出せば良いのかな?」 「お相手の気持ちが分からないから、何を話せば良いか分からない」 など、モヤモヤしながらデートをしている方もたくさんいます。

ほしい情報が得られなかったり、自分の気持ちを伝えられなかったり…。

今回は、お相手男性のお気持ちが分かっていたので、女性会員様も、リアルに結婚や将来を意識した交際ができたのだと思います。

お相手の気持ちを知ることで、安心感が生まれ、自分も素直になれたのです。

デートで将来の話をスムーズにするコツ

仮交際から真剣交際に進むには、お互いの将来に対する考え方や希望を共有することが必要です。

しかし、いきなり初デートから結婚の話をするのは難しいと感じる方も多いので、KMAの会員様にはこのような話題からお話しするようにとアドレスをしています。

まず、自分の将来に対する夢や目標を話してみましょう。

例えば、「私は将来、こんな家に住みたい」「私は将来、こんな趣味を楽しみたい」「私は将来、こんな家族(夫婦)になりたい」などです。

これは、自分の人生観や価値観を伝えることにもなりますし、お相手に興味を持ってもらうことにもなります。

また、お相手の夢や目標についても聞いてみましょう。共感したり、応援したりすることでお互いの距離が縮まります。

次に、自分の将来に対する不安や課題を話してみましょう。

例えば、女性なら「私は将来、仕事と家庭の両立ができるか心配」「私は将来、子供がほしいけど、年齢的に難しいかもしれない」などです。

これは、自分の本音や悩みを打ち明けることにもなりますし、お相手に信頼を寄せることにもなります。

また、お相手の不安や課題についても聞いてみましょう。共感したり、励ましたり、解決策を考えたりすることで、お互いの絆が深まります。

最後に、自分の将来に対する希望や条件を話してみましょう。

自分の結婚観やライフスタイルを伝えることにもなりますし、お相手との相性や価値観の一致を確認することにもなります。

また、お相手の希望や条件についても聞いてみましょう。共感したり、妥協したり、調整したりすることで、お互いの合意が得られます。

もちろん、一度のデートで全部話す必要はありません。デートの回数や雰囲気に合わせて、少しずつ話していきましょう。

お互いの将来に対する考え方や希望を分かり合えれば、結婚への道も近づくはずです。

KMAの「転ばぬ先の杖セミナー」で確認すべきこと

『真剣交際』に入ったので、KMA独自の「転ばぬ先の杖セミナー」第3講を受講してもらうためにお越しいただきました。

今のうちに、確認しておく事、聞いておく(言っておく)事、これからやる事などをゆっくりと時間をかけてお話ししました。

大まかな事は、既に仮交際のデート中にお話しをしていて決まっていたので、もう少し具体的に何をどうするかのアドバイスをしました。

もちろん、すべて完璧に決める必要はありません。結婚生活では、予定通りにいかないことも多く、課題や問題が発生することもあります。

夫婦で乗り越えるために、お互いの基本的な価値観や方向性を把握しておくことで、そのときに対処しやすくなります。

また、お互いに尊重し合い、話し合いの姿勢を持ち続けることで、結婚生活を円満に維持できます。

真剣交際からプロポーズまでのスピード感

先方カウンセラーの熱心なサポートが功を奏する

その後もデートを重ね『真剣交際』に入ってから1カ月後に、プロポーズをしてもらいました。

先方カウンセラーも、とても熱心にお世話をしてくれたので、真剣交際後はスムーズにお話しが進みました。

後日、お二人揃って『成婚退会』のお手続きにお越しいただき、お相手男性とお話しさせていただきました。「おせっかいオバチャン」恒例、根掘り葉掘り聞いてみました。

お相手男性の一目惚れと素敵なプレゼント

お相手男性の『一目惚れ』だったとの事です。おとなしめの女性がタイプだそうで、女性会員様がピッタリだったのですね。

ホテルのレストランでプロポーズをしてもらったのですが、『プロポーズの時にプレゼントを戴いたから、清水さんに見てもらおうと持ってきました』と現物を持ってきてくれました。

おとぎ話に出てくるような素敵なオブジェでした。

新居の計画とプロポーズのオブジェ

女性会員様は、今のお仕事を退職して、新居の近くでお仕事を探す予定です。既に一時的に住む新居も決めたそうで、将来は一戸建てを建てる予定だそうです。

プロポーズの時に戴いたオブジェを飾れる棚も作ってもらいましょうね!

成婚カップルのツーショット写真

※お話しに集中し過ぎて、相談室でお写真を撮るのを忘れてしまい、後日送ってもらいました(苦笑)。

コミュニケーションの重要性と注意点

報告・連絡・相談の基本を忘れずに

結婚相談所での婚活は、交際期間が短いからこそ、コミュニケーションがとても大切になってきます。

ご本人同士はもちろん、担当のカウンセラー、そしてカウンセラー同士の情報共有もとても重要です。

真剣交際に入っても、まだまだ本音で話ができない方もいるので、解釈のズレなども大いにあり得るのです。

今回も「うちの女性はこう思っている」「いや、うちの男性はこう理解している」と、ヒヤッとした事がありました。

お互いのカウンセラーのコミュニケーションも取れていたし、先方カウンセラーもすぐに動いてくれたので、大ごとになる前に解決できたのです。

改めて『報告・連絡・相談』が大切なのだと思いました。基本中の基本ですが、当たり前過ぎて意識が薄くなっている方も少なくないと思います。

婚活の世界だけでなく、人間社会では絶対に必要な事なので、良い意味で『癖』になるくらい意識した方がいいですね。私も肝に銘じます。

誤解を招く言葉足らずの例と対策

私が一番に思い出す事例があります。10年以上前の話ですが、お相手女性は、幼少期にご両親が離婚して、お父様に引き取られ苦労をしてきたのだと先方カウンセラーから聞いていました。

一方、男性会員様のお父様は、一流企業の元役員でお母様は専業主婦。何不自由なく愛情を注がれている男性でした。しかも一人っ子。

男性会員様からお申し込みをして、お見合いをして仮交際に入り、男性会員様の方が積極的にアプローチをしていました。

そろそろ真剣交際に進もうとしていたある日「うちの両親と会ってほしい」と女性会員様にお伝えした(私に相談もなく)そうですが、その後お断りが入ってしまいました。

理由を詳しく聞いてみると、男性会員様が「僕の両親に会ってほしい。確認したい事があるみたい」と言ったそうです。

お相手女性からすると「家柄が全く違うので、きっと男性のご両親から値踏みをされるんだ」と思ってしまったそうで、とても傷ついてしまったとの事でした。

それを聞いて、私が男性会員様に確認したら、全くの誤解でした。

実は、男性会員様のお父様は少し前に倒れて半身不随になってしまったそうで、お母様も介助をしていた時に腰を痛めてしまったそうです。

そのため、こんな爆弾を抱えた舅と姑で良いのか?を実際に会って確認してもらいたかったとの事でした。

さらに、近いうちに暖かい地域に引っ越して、ゆっくり療養しようと思っているので、孫ができても協力できないという事を確認したかったそうです。

ここまできちんと説明していれば、お相手女性も誤解せず傷付かなくて済んだのに!「取り敢えず要件だけ伝えればいいだろう」「後でちゃんと説明すればわかるだろう」という男性の浅はかな考えが、この悲劇を招いてしまいました。

私の方から説明して、お相手女性にも伝えてもらったのですが、『このようにきちんと説明してくれれば私も誤解しなくて済んだかもしれませんが、こういう大切な時に意思疎通ができないお相手とは結婚したくない』との事でした。

結果、誤解は解けたものの、元には戻らず交際終了。男性も落胆して、後に退会してしまいました。

婚活だけではないですが、『言葉足らず』がトラブルの原因になることも少なくありません。自分の気持ちを正しく『言葉』で伝えられるように、日頃から意識していきましょうね。

自分の気持ちを正しく伝える方法

自分の気持ちを正しく伝える方法について、以下のポイントを参考にしてください。

相手の立場や感情を尊重する

自分の気持ちを伝える前に、相手がどう思っているか、どう感じているかを聞くことが大切です。相手の意見や感情を否定したり、批判するのはやめましょう。

自分の気持ちを具体的に表現する

自分が何に対してどう感じているか、どう思っているかを明確に伝えましょう。抽象的な言葉や曖昧な表現では、相手に伝わりにくくなります。

また、自分の気持ちを伝えるときは、「私は~と思います」というように、自分の主観であることを示す言葉を使ってください。

相手に求めることや期待することを明確にする

自分の気持ちを伝えた後は、相手にどうしてほしいか、どう変わってほしいかを具体的に伝えましょう。

ただし、相手に無理な要求や圧力をかけるのではなく、協力や理解を求める姿勢で話すことが重要です。

相手の反応や返答を聞く

自分の気持ちを伝えたら、相手の反応や返答をしっかりと聞きましょう。

相手が自分の気持ちを受け入れてくれたかどうか、理解してくれたかどうか、同意してくれたかどうかを確認することが必要です。

また、相手が自分の気持ちに対して何か提案や要望があれば、それに対しても応えることが大切です。

自分の気持ちを正しく伝える方法は、

  • 相手の立場や感情を尊重して話す
  • 自分の気持ちを具体的に表現する
  • 相手に求めることや期待することを明確にする
  • 相手の反応や返答を聞く

ことです。

これらのポイントを意識して、お相手とのコミュニケーションをとってみましょう。お互いの気持ちが分かり合えれば、結婚への道も近づくはずです。

以上が、再婚女性と初婚男性の成婚退会エピソードでした。お二人の交際は、コミュニケーションの重要性を教えてくれるものでした。

私も、お二人の幸せを心から祝福しています。これからも、KMAは、お客様の婚活を全力でサポートしていきます。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

この記事を書いた人

清水 小百里:1971年生まれの埼玉県さいたま市(旧大宮市)出身。
結婚相談所 株式会社KMAの取締役を務めるとともに、JLCA認定婚活カウンセラーとして多くの方の結婚をサポートしています。
また、婚活本「結婚したければ選ばれる男になりなさい」の著者でもあります。
私は、結婚相談所の成婚エピソード『成婚ブログ』を通して、結婚に興味がある男女に役立つ情報やヒントをお届けしたいと思っています。

JLCA認定婚活カウンセラー清水小百里

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1979年(昭和54年)創業の実績と豊富なノウハウで、お見合いから成婚までを婚活カウンセラーが親身にサポートします。
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