出会っても結婚する気が起きない…婚活条件にこだわる41歳女性

お見合い結婚体験談 41歳女性

 

【あらすじ】

婚活が長期化してしまう女性は、婚活条件に何か特別なこだわりを持っているケースが多いようです。まずは、自分の持っている執着を自覚して、不要なこだわりを捨てることができれば、結婚へとつながる出会いをつかむことができるはずです。

 

婚活歴5年の41歳女性が親と一緒に無料相談に来ました。結婚相談所で活動した5年間で数えきれないほどの男性を紹介されたが、ほとんどお見合いを承諾しなかったという。

 

しかし、カウンセリングを進めていくと、彼女が結婚相手に思いもよらないこだわりを持っていることが分かる。日々の暮らしの中では、親に話せないことでも、こんなふうに仲人カウンセラーを前にすると本音を漏らす親子は多い。

 

結婚相手へのこだわりを捨てきれずに婚活長期化した、41歳婚活女性にスポットを当てた、お見合い結婚体験談を紹介します。

 

目 次
  1. 結婚相談所へ親と一緒に来る婚活長期化の女性
  2. エレクトラコンプレックスを抱えているのか?
  3. お父さんに似てる人と結婚することにこだわる
  4. 婚活で選ばれる女性の特徴があり引く手あまた
  5. 婚活のこだわり捨てて理想の結婚相手と出会う

 

《相談者》

【叶未希=かのう みき(仮名) 長女41歳、高卒後専門卒、初婚、会社員、和光市在住、160cm53kg、父(亡)大卒、母69歳、大卒、弟37歳、大卒、既婚】

 

この記事を書いた人

【妻は仲人名人】

昭和から平成の時代にわたり、“仲人おばさん”としての経験を備忘録としてノートに書き留めていました。今は息子の嫁が仲人を継いでいますが、少し時間ができましたので、時代はとびとびになりますが、創業者が当時を思い出すままブログに書きます。

 

仲人名人と紹介される埼玉新聞記事

 

お見合いブログ 一覧に戻る

 
 

結婚相談所へ親と一緒に来る婚活長期化の女性

 

これは20年くらい前のお話です。日曜日の朝9時頃、予約なしで北浦和駅から電話してきた女性がいる。「ご相談がありまして…」落ち着いた声である。少し年配の感じがした。

 

お客様へは、マンツーマンで相談に応じるので「完全予約制」で対応しているのですが、午前中は予約に空きがあったので、さっそく来てもらった。

 

ドアを開けて入ってきたのは、70歳過ぎと思われる女性であった。ところがその後ろに若い女性がついて来ていた。

 

婚活歴5年の41歳女性

 

「こちらの結婚相談所で娘の婚活のお世話をお願いしたいと思いまして…」相談室のソファーに座るなりその女性は言った。

 

同行してきたのは、その女性の娘さんである。聞くとこの5年間で7カ所の結婚相談所に入会して、数えきれないほどの男性会員を紹介されたという。

 

「ゴ・ネ・ン・カ・ン…!?」私は娘さんを見た。普通である。いや普通より男性ウケしそうな顔立ちである。身長と体重のバランスも良く、全体の見栄えも決して悪くない。

 

「私には理解不能なのですが、結婚できないのは、何が原因だと思いますか?」と私は娘さんを見て言った。

 

「おおむねお相手の男性が真剣に結婚を考えているのかが疑問でしたね」と母親。

 

「お嬢さん、あなたはどう思いますか」

 

私はあくまで本人を見て言った。彼女は少し考えてから、「たぶん…、男性から好かれない雰囲気を、私が出しているからでしょうか」

 

「そんなことないわよ未希ちゃん」と母親は即座に反論した。

 

私は娘さんを見た。

 

「よくわかりませんが、主に私が気持的に男性を受け入れていないのだと思います」

 

 3人の中に少し沈黙の時間が流れた。

 

エレクトラコンプレックスを抱えているのか?

 

「そういえば‥‥」と母親が娘を見ながら私に語った。

 

今から6年前に父親が亡くなった。未希さんは小さいころからパパっ子で、どこへ行くのも何をするのも父親と過ごすことを好んだ。母親が二人の間に入れなかったという。

 

それを聞いて私は大学時代の教養課程の心理学を思い出した。私は「エレクトラコンプレックス (Electra complex)?」(※)と声には出さないがとっさに思った。(※)スイスの精神科医・心理学者のユングによって提唱された用語。

 

女児が父親に愛着を向けるとともに、母親へは愛着と敵意が同時に起こり葛藤を生んでしまう複雑な感情である。その反対に、男児の父親に対し抱く敵意と愛情の葛藤状態を指す言葉を「エディプスコンプレックス」という。

 

私は興味を持って、「で、お母様に反発なさっていたとか」

 

「そんなでもなかったですが、35歳過ぎまで男性とお付き合いがあったというのはこの子から聞いたことがありません」

 

「そうですか?」と私は彼女に聞いた。

 

「いまだに男性とのお付き合いはない、です」

 

彼女はむしろ誇らしい表情をした。

 

「父親が亡くなった時のショックを受けた有り様といったらひどいものでした。後追い自殺でもするんじゃないかとハラハラしたものです」

 

「つらかったですね…」

 

私は未希さんを見た。

 

「たしかに死にたいと思いました。でも思っただけです。でももっと小さい時にお父さんに死なれたら後を追ったかもしれない、と今でも思う」と彼女は母親を見た。

 

母親は「まあ!」という表情をした。

 

日々の暮らしの中では、親に話せないことでも、こんなふうに仲人カウンセラーを前にすると本音を漏らす親子は多い。親子が語ってくれたことで私は理解を深めたが、叶未希さんを入会させて、果たして結婚まで導けるのかが不安に思えた。

 

お父さんに似てる人と結婚することにこだわる

 

父親のイメージ

 

「で、これまでの結婚相談所で合計で何人くらいの男性とお見合いしましたか?」

 

と私は話題を変えた。

 

10人くらいでしたね」

 

母親は私に言ったが、私は未希さんを見た。

 

「そのくらいでしょうか」

 

5年間で10人ですか?」

 

少なすぎるというニュアンスで私は言った。

 

「いえね、この子には結婚相談所から毎月何十人という男性のプロフィールシートが送られてくるんですよ。偏差値が高くて有名な大卒の方なんかもいるんですが、なぜかお見合いをしようとしないんですよ。我儘なんですね」

 

「なにか、あなたなりのこだわりがおありなんでしょ?」

 

と私は彼女に向けた。

 

「こだわりは175cm以上、立教大卒…」

 

と彼女が言った時、母親は「えっ」と驚いた。

 

「あなたそうだったの?」

 

彼女は首をすくめてほほえんだ。

 

「いやだ、私知らなかったわ、それって…」と母親は言って私を向いた。

 

得心したように、「主人が立教を出ているんです。背も175cmあったんです…」

 

母親はまた娘を見た。

 

「未希ちゃんそれはこだわりすぎよ。いくら立教出身で175cmあってもお父さんじゃないでしょ?」

 

「もうこだわらない…」

 

声が小さい。

 

5年間まったく無駄をしたわよ。もう40過ぎたのよ。41歳でしょ。子供だって産めるかどうか」

 

語尾が少し涙ぐんだ。

 

「ごめんなさい。もうどんな人ともお見合いするから」

 

「未希ちゃんたら!」と母親は言ってハンカチを出して顔を覆った。

 

「ごめんなさい…」

 

彼女も母親の肩に手をやって殊勝である。私ももらい泣きしそうになった。やはりエレクトラコンプレックスの後遺症を抱えているのではないかと思った。

 

婚活で選ばれる女性の特徴があり引く手あまた

 

叶親子が入会の手続きをして帰ってから2週間くらいたって、未希さんのプロフィールが掲載された頃からお見合いの申し込みが入り始めた。

 

彼女は精力的に申し込まれた男性ともお見合いをした。高卒後専門学校の女性は、大卒女性より人気だ。申し込んでくる男性自身の婚活条件とミスマッチが起きにくいからだ。

 

加えて彼女の身長がそんなに高くない点も、男性から選ばれる条件の一つになっているのでしょう。

 

彼女は、男性から引く手あまたでモテモテであった。入会後3カ月たたないのに10名の男性とお見合いをした。いわば毎週お見合いをした計算になる。

 

彼女が選ぶのは南関東13県の男性だったため、全員うちの相談室でお見合いのセッティングができたので私が立ち会った。

 

しかし、短期間に大勢の男性とお見合いをしたせいで、彼女は“疲れました”ということで小休止することになった。そうしてお見合いを休んでいたところ、ある相談所から彼女に申し込みが入った。

 

婚活のこだわり捨てて理想の結婚相手と出会う

 

臨床検査技師の男性

 

東京・墨田区在住、42歳、高卒後専門卒、175cm、死別、臨床検査技師、年収600万円(2歳の女児あり)とある。

 

私は決して自分の中の判断基準で本人に見せずにプロフィールを送り返すことはしない。男性のお写真とプロフィールをしたためて彼女に送っておいた。

 

一週間後彼女は、申し込みのあった男性とのお見合いについての相談に訪れた。身長175cmの男性というのは“偶然です”と彼女は言って笑った。

 

私と話したことは“もし自分が子供を産めなかったことを考えて、子持ちの男性と結婚したらどうでしょうか”ということであった。

 

これは母親の意見もたぶんに入っているとのことであった。私はどちらともいえない。人生においては、子供のいない結婚生活もありだということも言った。

 

結局は、「私、この方の顔の優しさが好きなんです」ということでお見合いをした。

 

お見合い相手の男性は、たいへん礼儀正しく、もの言いも落ち着いている。例によって駅前の喫茶店を指名して送りだした。夕方、彼女から電話があった。

 

「私、女の子の母親になりたい…」

 

聞くと男性は高卒後、会社員をしながら専門学校を4年間夜間に学びながら卒業し、国家試験の臨床検査技師の試験を受けて一回で合格したとのこと。近くの大病院に勤務しているということであった。前の奥さまをガンがもとで亡くしている。

 

「彼、頭いいんです!優しいし…」

 

その後2カ月くらいの交際ののち二人は婚姻届けを提出して、彼女は和光市から都内の彼が住むマンションに引っ越した。20年たった今でも思い出される、懐かしい成婚の物語である。

(この項了)

 

結婚相談所KMA

お相手探しは仲人選びから

 

埼玉県さいたま市の結婚相談所

創業44年の婚活ノウハウで成婚まで親身で着実なサポート

 

営業時間:10001800(年中無休)

お電話フリーアクセス:0120-978-679

メール:info@kma-h.co.jp

 

《結婚・婚活に関する「無料相談」を随時受付しています》(要予約)

 

 

 

 

ご相談方法は「対面相談・オンライン面談」いずれも可能です

 

【ホームページ】

 

【ご案内】

 

【成婚ブログ】

 

≫≫ページトップへ戻る

 

 

関東婚活支援協会 結婚相談 KMA本部
登録商標第6203560号
Kanto Marriage support Association

アクセス JR京浜東北線 北浦和駅西口徒歩3分
埼玉県営北浦和公園(埼玉県立近代美術館)向かい
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-31-6 ATビル3F

Facebookページはこちら
http://bit.ly/2d2iWLZ