電話が苦手な彼!交際成立後初めての連絡が来た|私の婚活体験談
会員様へのサポートの仕方は、豊富な経験をもつ仲人カウンセラーが個々の性格に合ったスタイルで対応します。
1979年の創業より、埼玉(浦和・大宮)を中心に婚活支援サービスを事業展開してきた結婚相談所 株式会社KMAです。
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第6回
「婚活体験談」を書いて、と担任の仲人カウンセラーさんに言われた時は少しためらいましたが、ちょうど会社もやめたばかりで、何もすることもないので引き受けました。
【鈴木ゆう子(仮名)31歳女性、短大卒、元会社員、埼玉・さいたま市在住、157cm、47kg】
母曰く、男の価値は見て呉れじゃない!
きょうはお見合いもなく、家でなんとなく過ごしていたら、午後になってKMAのスタッフから電話で、
「きのうどうでした?ご返事はできるだけ早くくださいね。1分ご返事が遅れていいご縁をほかの人にとられたってお話いっぱいあるのよ」
そうそうきのうお見合いしたんだった。なにか忘れているような気がしていたのです。お見合いした彼とは交際に入っているような錯覚を覚えていました。
私はドキッとしました。それもそうだと思いました。これだけ情報が錯綜しているのだから、お返事が遅いと待っていてくれないのか、と思い直しましたのです。で、彼は私のことどうだったのかしら?
「彼とのことどうするの?」
とスタッフ。
「どうって、私はとてもいいかただと思います。」
「いいかただと思いますって…、」
そこでやりとりを仲人カウンセラーの先生(と私はよんでいるのです)が聞いていたらしく受話器を取られて、
「あなたね、思っているだけじゃダメよ、意思を表現しなければ、だれもわかってくれないわよ。いいときはすぐに電話なりくれなくてはダメなの。」
「ハイそうでした、すみませんでした。」
と思わず大きい声を出していました。
「大丈夫よ」
と先生はやさしい声になります。
「彼はきのうのうちに相談室へ寄ってあなたのこと、交際したいって言ってきたわ。あなたの眼がいいんですってよ」
「…、」
私は眼をパチクリしました。そんなほめられかた初めて。
「彼女って、なんだか感性がいいんだなあ、」
と先生は彼の口調になっています。
「でもね、彼は、電話するのが苦手なのよ、ナゼか」
私は教えられるまま彼の携帯電話の番号をひかえました。
午後からずっと心待ちしながら私は彼の電話を待っていました。夕食の時間を過ぎても携帯電話は鳴りません。「彼からなければあなたから掛けていっこうにかまわないのよ」先生が言っていたのを思い出したのですが、掛けられませんでした。
夜11時を回つてから携帯電話は鳴りました。
「こんな遅く…」
「あのう、〇〇といいますが…、」
「ずいぶん遠くにおられるんですか?」
と私はとっさに応えていました。ほんとうに遠い場所から掛けているように思ったのです。
「…………」
待っていると彼は無言になります。「あのう…、」と、はじめは私も言葉が出ませんでしたが、電話が苦手と担当の先生がおっしゃっていたのを思い出して、私はきのうの印象や、彼白身についてお話をして、「楽しかったわ」といいました。
すると彼も
「ボクも…」と重そうに応えてくれました。
「また、あのコースを歩きたい…。」
と言ったら、「…またいきましょう」と彼。
黙っていると
「ありがと、…」
と語尾がはっきりしないのです。
その時は気づかなかったのですが、ずっとあとになって、彼は、感極まったのだと言っていました。彼と出会ってみて、人間はおもしろいんだと私は思いました。いろいろ人よりすぐれたものをもっている人が、極端な短所ももっている。
彼が言うには、別の大手と言われる結婚情報サービスの会社に入会してこれまでお見合いした女性全員から、理由もわからず断られたとのことです。
でも、私は彼自身にも原因のわからない「電話苦手症候群(担当の先生が名付け親)」の彼を嫌いになるどころか、好きになったのです。
母にそのことを言ったら「そうよ、男の価値は見てくれじゃないわよ」そういうと思ったことを母が言ったのでおかしかった。
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