ぽっちゃりした人が好き…49歳男性と34歳女性が結婚した経緯

お見合い結婚体験談 49歳男性

 
【あらすじ】

17年前のお見合い結婚のお話ですが、その当時の2年前に、ぽっちゃりした男性が入会した。男性の入会には珍しい、父親同伴の手続きだった経緯があるのと、その父親も2年の間に急逝したのでよく記憶に残っている。

 

婚活を始めた当初、彼はどうしても「子どもが欲しい」の一点張りで、30代の女性ばかりをお見合い相手に選び申し込みをしていた。

 

入会時の彼の年齢(47歳)もさることながら、体重もかなりのぽっちゃり体形であり(本人申告で78kg)お見合いを申し込んでも相手からOKの返事が来ない。

 

だが彼は、子供が欲しいという願望があるのに、なぜか意に染まない40過ぎの女性からのお見合い申し込みを全て受けて会うのだが、頑張りすぎた反動で婚活に疲れ休会してしまう。

 

しかし、結論をいうと34歳女性と年の差婚15歳の結婚ができたのである。そのいきさつをたどると…。

 

目 次
  1. 父親に引き連れられて入会する男性は珍しい
  2. お見合い成立は条件に見合う相手であること
  3. お見合いを頑張り過ぎて婚活疲れで休会する
  4. 婚活のメリット自分の条件でお相手を探せる
  5. 婚活で見落としがち結婚前に確認すべきこと
  6. まとめ|再婚子持ちの女性と初婚男性の結婚

 

《相談者》
【青井 圭(あおい けい=仮名)長男・青山学院大卒・初婚・会社員・志木市在住・年収650万・169cm・78kg・父・亡・大卒・母・74歳・高卒・姉51歳・短大卒・既婚】
 

《妻は仲人名人》

 

昭和から平成の時代にわたり、“仲人おばさん”としての経験を備忘録としてノートに書き留めていました。今は息子の嫁が仲人を継いでいますが、少し時間ができましたので、時代はとびとびになりますが、創業者が当時を思い出すままブログに書きます。

 

仲人名人と紹介される埼玉新聞記事

 

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父親に引き連れられて入会する男性は珍しい

 

男性が父親に連れられて結婚相談所を訪問することは珍しいと言える。相談室に入るときも、息子は父親のかげに隠れるようにしていた。

 

結婚相談所を訪ねる父親

 

ソファー座るとすぐ父親が言った言葉が耳から離れない。

 

「私はこの子が結婚しないと死ねないのです…」

 

お父様は80歳近かった。私どもにあらかじめ電話で問い合わせをしていたので、入会時の必要書類をそろえ、入会金をテーブルに置いた。

 

そのあと、私が結婚相談所のシステムやお見合いの流れなどの説明を行ったのである。いつもとは全く逆パターンである。

 

「私はあなたの気持ちいい電話応対の仕方が気に入って、もう息子の入会を決めて、今日は伺いました。入会させていただけますか?」

 

と父親は言う。

 

「それは入会していただけるなら、必要書類と入会金さえそろえばかまいません。ただ問題は相手あっての出会いですから、思い通りにお見合いができるかは、女性の選び方次第ですね」

 

50歳を前にした男性が結婚相談所へ初めて入会した時に、まずおっしゃることは、結婚相手の条件が“子供を産める女性”と相場が決まっている。

 

「とにかくこの子も年齢的に押し迫っていますから、女性は元気な赤ちゃんが産めさえすれば誰でもかまいません」

 

案の定父親はそういう。すると、

 

「オヤジ…」

 

と息子が軽く手で制して、

 

「僕も47歳ですから、そうそう若い女性が会ってくれるかどうかわかりませんから…」

 

と私を正視して言った。私は「えらい!」と内心思った。

 

「お父様、なかなかご立派にご子息をお育てになってすばらしいことですね」

 

「いやいや、近頃の若い者は情ないですね。女の子ひとり口説けないんですからね。私らの頃は…」

 

と話が長くなりそうな気配なので、さえぎって、

 

「いつからか女性も一人暮らしができるほど収入も増えて、どうして、女性が男性を選ぶ時代になりました。男性はうかうかできませんね」

 

と私がいうと、父親は近頃の世の中の傾向を知っているらしく黙った。すぐに本人に入会契約書にサインをさせたあと、ネクタイをしめさせて、備え付けのカメラで「お見合いプロフィール写真」を撮影した。

 

そのあと女性のお見合いプロフィールをアトランダムに見せて、少しお相手探しをさせた。

 

お見合い成立は条件に見合う相手であること

 

父と息子とが顔を寄せて見ている。彼は選んだ女性の会員番号を紙の余白に書き始めた。おおむね40歳過ぎの相手を選んでいる。そこへ父親が、

 

「もう少し若いのにしたらどうかね?」

 

などと言っている。息子はそれには頓着せず目をお見合いプロフィールにむけていた。彼がリストから選んだ20人の女性を見ると、すべて40歳と41歳であった。

 

30代を選ぶことはしないが、やはりぎりぎり子供を産める可能性を考えてのことであろうか?と思った。結婚相談所の私に対する辞令であることはわかった。

 

お相手の女性の学歴はまちまちで、高卒から高卒後専卒、短大卒、大卒と幅広い。身長も幅広いが、相手の体重だけはおおむね軽い人ばかりである。彼は自分が太めな体形なのでスレンダーの女性が好きなのだろうか。

 

ただ、かなり体重のある人は、男女とも相手から選ばれにくい。特に女性はそれが顕著で、極端に太っている人には男性が寄り付かないこともあるので、お見合いがあまりできない女性には時に減量を勧めることもある。

 

女性は減量すると、見違える美人に早変わりすることがあるので、自分の理想型の男性とスムーズに結婚にこぎつけられることがある。

 

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なんと言ってもお見合いは条件で判断される。その条件も恋愛経験乏しい人が、まだ会ってもいない異性を判断するにはとても難しいと言える。

 

したがって、いわば「総合ポイントがフィット」して、初めてお見合いが成立するのである。難しいのはまたそれからで、交際に入ってお互いがどれほど「ときめくか」で結婚は決まっていく。

 

カップル同士が、その「ときめき」を相手に伝えられていなければ結婚は決まらない。そこで私たち仲人さんの介在が必要不可欠になるわけだが…。

 

私たちの結婚相談所へ入会する会員さんは、何らかの事情で恋愛経験が少ないか、また恋愛経験を積んではいても、何かの事情で結婚に至っていないという人が多いのは事実である。

 

しかし、結婚相談所へ入会して、会員登録数が非常に多いことに驚くとともに「この中に自分に合った異性がいないはずがない」と思えるのも事実だと思う。想像しうる限りの異性がいるからである。

 

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お見合いを頑張り過ぎて婚活疲れで休会する

 

青井圭さんはプロフィールが掲載されると、比較的多くのお見合い申し込みが来た。偏差値の高い難関私立大学(MARCH)を卒業しているのと、会社が安定していて、そこそこの年収を得ていることが理由であると思われる。

 

だが、やはりというか、ご自分の考える希望条件で申し込んだ30代の女性からは「OK」の返事はなく、希望条件以外の女性、つまり42歳から45歳くらいの女性からの申し込みであった。

 

しかし、彼は毎週のようにお見合いに出かけた。「疲れるからペースを落としたほうがよい」と私が忠告したにもかかわらず、条件的に自分の意に染まない40代の女性からお見合いを申し込まれても、なにしろ会ったのである。

 

「こんなに女性と出会うのは初めてです」

 

はじめは珍しさも手伝ったのか、とにかくタフにお見合いをこなした。

 

しかし、3カ月くらいで音をあげはじめ、その後は月2回になり、1回になり、3カ月に1回になりして、半ば婚活に燃え尽きて、その後1年間休会した。その間にお父様が他界したのである。

 

うちでは、休会期間中の月会費を払わなくていいのだが、青井圭さんは時折り連絡をくれた。

 

お父様が急性心不全で朝起きたら亡くなっていたと彼は知らせてくれていた。入会してからちょうど2年経過していた。私は彼に婚活を再開することを勧めていた。

 

婚活のメリット自分の条件でお相手を探せる

 

そうこうするうち、うちに34歳の女性が入会した。2人の子持ちで、5歳の女の子、3歳の男の子の母親である。

 

とてもスレンダーな可愛いらしい女性で、職業は公務員、下の子がおなかの中にいる時ご主人を交通事故で亡くした。今は実家で両親と独身の弟と一緒に暮らしている。

 

「弟がもうじき結婚するんですが、家で両親と一緒に住みたいというんです。部屋はありますが、何だか出て行ってくれと言われているようで…」

 

「よくわかりますよ。あなたはいい所へいらっしゃったのですよ。結婚相談所のいいところは“自分の条件でお相手を探せる”という所ですから」

 

「ホントですか?ホントにいますか?私のような再婚子持ちでも…」

 

2人の子持ちというと、ほとんどの男性は引くでしょうけれど、引かない男性もいるはずです。それは条件のすり合わせによります」

 

と私。そして、

 

「あなたがもし、同じくらいの年齢の男性を望んだとしたら、結婚できる確率は著しく低くなるでしょうけれど、そうでなくて、限りなく結婚にこぎつける努力をすれば簡単にできますよ」

 

「私、心の広い人であれば、40歳でも50歳でも、むしろうんと年上がいいんです」

 

再婚子持ち女性が入会

 

《お見合い相手》

【杉江 美穂(すぎえ みほ=仮名)34歳・長女・高卒後専門卒・再婚(長女5歳・長男3歳) 公務員・さいたま市在住・158cm49kg・父65歳・大卒・母65歳・高卒・弟30歳・大卒・未婚】

 

私は青井圭さんを頭に浮かべた。ただ彼が、再婚子持ちの女性をOKするかどうかはわからない。

 

「大らかな、50歳前の男性がいます…」

 

私は言いながら、彼の写真とプロフィールが載った身上書を見せた。

 

「私、こういう“ぽっちゃりした人が好き”なんです。学歴が青学卒とありますが、父と同じです」

 

目を輝かせた。そのあと、

 

「でも、初婚の人が私をもらってくださるかどうか。その前に会ってもいただけませんよね」

 

といって身上書のファイルを閉じた。私はいってみた。

 

「でも、あなたのご家族がなんておっしゃるか」

 

「私の両親はまったくかまわないんです、子供がどう生きようが…」

 

「でも彼は49歳ですよ」

 

「ぜんぜん大丈夫です、何も言わないと思います。母は私と2人の孫ごと引き取ってくれる人がいたら大歓迎でしょうね」

 

と言ってほほ笑んだ。

 

婚活で見落としがち結婚前に確認すべきこと

 

これまで母親が孫の世話をしてくれるから職場にも勤められている、という。では彼と結婚したらどうなる。

 

彼の勤め先は当面、東京・丸の内で、お互いの住まいは、志木市とさいたま市で荒川を挟んで隣同士という現状。結婚後の住まいはどうする。子どもはどう育てる。彼女は勤めを続けるのか。

 

ある日曜日、私は青井圭さんを相談所に呼んで、だまって杉江美穂さんの写真だけを見せた。

 

「これはどなたでしょう?」

 

彼は言下にいった。

 

「あなたにお会いしたいとおっしゃるの…」

 

「先生まさかでしょ?こんなきれいな若い人が僕に会いたいだなんて…」

 

「本当なんの。あなたがタイプなんですって。ただね、2年前ご主人を亡くされて、子供が、5歳、3歳と2人おられるの。公務員なんだけれど、子供はお母様が面倒見ておられるそうよ」

 

彼は目を丸くした。そして、

 

2人の子供の父親か」

 

と即座に言った。

 

「僕がそっちの家に入る…」

 

「それは駄目なの。弟さんが結婚して家に入るらしいから…」

 

「じゃウチか。ウチは、おふくろだけだから部屋はいくらでも空いてるけど、おふくろも年ですからね…」

 

なにか真剣に結婚後の生活についてしきりと考えている。そして、

 

「まずその人に会わせてくださいませんか、それでないと始まりませんから…」

 

これまで「のんき者」の印象の彼の顔が、とたんに職場の管理職の顔になった。

 

まとめ|再婚子持ちの女性と初婚男性の結婚

 

二人は結局のところ結婚したが、いろいろな条件のすり合わせをしながらであったので、成婚にこぎつけるまでに半年かかった。

 

二人は志木市にある彼の実家で暮らすこととなり、彼女は生活が落ち着くまで半年ほど公務員の仕事を休職した。

 

そうして彼の母親に負担を極力かけないで、子供を幼稚園、保育園に通わせ共働きを続けた。彼女は車で荒川を渡って職場に通った。一度家族4人で相談室に来てくれたことがあった。

 

再婚子持ち女性と初婚男性の家族写真

 

「いやあ、おふくろが大はしゃぎで、“これで長生きができそう”なんて言ってますよ」

 

と彼が言うと、彼女はハンカチを当てる間もなく涙が頬を伝った。

 

(この項了)

 

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