40代医者なのに独身の男性が婚活で自分に合った人を見つけるまで

2020年11月29日

お見合い結婚体験談 45歳男性

ある日、父親から電話での問い合わせがありました。父親はペンキ屋を経営しており、息子の結婚を切望していました。しかし、息子は仕事が忙しくて出会いがなく、実家暮らしで恋愛に無関心でした。

父親は、息子に内緒で相談所に問い合わせしてきたのです。私は、父親と面談して、息子のプロフィールを聞きました。息子は45歳で勤務医をしており、大学院修了という高学歴でした。しかし、恋愛経験が少なく、自分に自信がなかったようでした。

結婚願望が強い40代勤務医の男性

父親は何とか息子を説得したのでしょう。結婚相談所に本人が訪ねて来てくれました。しかし、医者の婚活は決して平坦ではありません。彼は、仕事と恋愛のバランスが難しかったり、主治医制や激務が出会いを阻んだりするなど、勤務医特有の苦悩を抱えていました。

相談に乗ると涙を流して仲人の矜持に感動した40代医師は、結婚相談所に入会して活動を始めます。このブログでは、彼がどのようにして理想の女性と出会い、結婚を決意したのかをお伝えします。彼の婚活奮闘記をご覧ください。

埼玉県さいたま市浦和区の結婚相談所 株式会社KMAのお見合い結婚体験談「備忘録ブログ」です。

【妻は仲人名人】
昭和から平成の時代にわたり、「仲人おばさん」としての経験を備忘録としてノートに書き留めていました。今は息子の嫁が仲人を継いでいますが、少し時間ができましたので、時代はとびとびになりますが、創業者が当時を思い出すままブログに書きます。

仲人名人新聞記事

ペンキ屋父親から結婚相談所へ電話

もう10年以上前の話ですが、電話での問い合わせがありました。「今日は、うちの倅を連れてはいけませんが、なんとか結婚して、いい加減落ち着いてもらいたいと思って…」

「わしは仕事帰りなんですが、そちら様にご相談にあがりたいと思うんで…」と、息子は40過ぎても実家暮らし、仕事が忙しいからなのか結婚しない、と嘆く父親からでした。

玄関を入ってこられたズボンを見て驚いた。いろいろな色でペインティングしている。私が目を見開いていると「あっもう乾いているんで汚れませんので、ご心配なく…」と笑って「ペンキ屋ですよ」言った。

若い衆が急に休んで人手が足りなくなって、久しぶりに現場に出たのだという。経営者のようである。

「45歳で独身の倅が、たまの休みとなれば家でごろごろしていて、女の子と何をするわけでもなく…」

「土・日がお休みなのですか?」

「いえ不定期でしてね、いつ休んで、いつ勤めに行くのか、よくわからんのですよ」

「どんなご職業なのですか?」

「勤め人の医者なんです…」

《相談者》
【遠藤勇(えんどう ゆう=仮名)45歳・次男・大学院修了・勤務医・さいたま市在住・初婚・173cm・70kg・父77歳・中卒・母76才・高卒・姉49歳・大卒・既婚・兄47歳・大卒・既婚】

父親の口利きで婚活を始めた40代医者の苦悩

年老いた父親が訪ねて来てから、ほぼ1カ月たった頃、勤務医の40代男性が来店した。それも父親が相談に来たことも言わず、「結婚についてご相談したい…」というアポであった。話しているうちに、こちらが気付いた。

「僕は今、結婚したいと思っています」

開口一番に遠藤勇さんは言った。ひげが濃いからか、名前のせいか、つい近藤勇(こんどう いさみ)と言いそうになる。しかし彼は(えんどう ゆう)である。いかにも愛嬌で人を食った感じの、あの父親がつけそうな名前だ、と私は胸の中でほほ笑んだ。

「病院にお勤めのお医者さんですと、まわりに女性がいっぱいおられるように思いますが…」

「いっぱいいますが…」

「ダメですか…?」

「ダメです」

私はそれ以上聞かない。

「どんな女性が好ましいとお考えですか?」

「それは条件ですか、それとも感じですか?」

「両方です、たとえば女医さんとかは…」

「女のお医者さんはダメですね」

「なぜ?」

「仕事が一緒だと、からみ合ってしまうんです」

何となくわかる気がするが、それ以上は聞かない。

病院勤務医の結婚難の原因とは?

結婚願望があってモテそうな人なのに、結婚相手が見つからないという40代独身男性医師ですが、女性にモテる職業のはずなのに、なんで結婚できないの?と皆さん思われるかもしれません。

医療従事者の方であれば、病院の勤務医として働いている多くの医師の独身率が高く、結婚しにくい職業である理由がお分かりになるかと思います。

病院勤務医は「主治医制」が一般的で、責任をもって担当の患者さんの治療をしています。

患者さんの病状が心配であれば休日も出勤しますし、当直業務などもあり長時間労働が不可避な勤務医は激務です。したがって、職場の女性から結婚相手を見つけられないと、出会いの機会を作るのが大変なのです。

仲人型結婚相談所のメリットとは?

ここで、仕事が忙しいお医者様などのハイスペック男性が仲人型の結婚相談所を選ぶことのメリットを述べた。

  • 仲人型の結婚相談所は、全国組織の結婚相談所連盟に加盟していて、ネットワークで結ばれていること
  • 仲人カウンセラーは、結婚を希望する独身者を募集して、結婚相談所連盟のデータベースに会員登録していること
  • したがって、複数の結婚相談所連盟に加盟していれば、それだけお見合い相手となる異性の選択肢も多くなるということ
  • 私どもでは3つの結婚相談所連盟に加盟することで、4,000社以上の結婚相談所に登録された会員から、ご自分のパソコンで「お見合い申し込み」が可能ということ
  • 仲人型の結婚相談所でのお見合いは、仲人カウンセラーがセッティングしてくれること
  • しかも、私どもでは、お見合い料が無料であること
  • 入会している会員さんは、結婚相談所の仲人カウンセラーと面談した後、独身証明書などの公的な各種証明書類を提出して活動するため、安心・信頼して、お見合いができるということ

を話した。

「では僕がここへ入会すれば、4,000社の結婚相談所に入会したと同じですか?」

「カタチの上でそうなります」

「それだけ選べる女性の数が多いということですね」

「そういうことです」

「こちらは、加盟している結婚相談所がそんなにあるんですか…」

「多ければいいというものじゃありませんが、まあ、会員さんが少なくて、『あなたに合う人が入会するまで、何年か待って』というよりはよろしいでしょうね」

「ふむ、説明を聞くと、なんだか入会させていただいて結婚できないという人は、どんな人か顔見たくなりますね」

このお医者さん、あんがい饒舌(じょうぜつ)である。日ごろ患者さんと接しているから当たり前か。

婚活サービスを利用する場合、仕事が多忙を極め、プライベートの時間が作れない医師などのハイスペック男性は、「婚活サポート」のある仲人型結婚相談所を選ぶことをおすすめします。

「婚活サポート」をしてくれる仲人カウンセラーがいることで、自分の時間を効率よく使え、異性との出会いの機会を逃さず活動することがでるメリットがあります。

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仕事が多忙を極める勤務医

恋愛経験が少ない医者の理想の女性とは?

「それでさっきの続きですが、どんな女性があなたにとってベストなのか、ということです。どんな人でしょうか?」

「う~ん、学歴はどうでもいいし、うん、でも、適当に頭がいい人がいいですね」

「それから?」

「う~ん、美人というより可愛い系がいいかな」 遠藤さんは考え考え言った。

「身長・体重はそこそこでいいし…、う~ん…」 彼はいろいろ考えている。

私が彼を見ていて一番の関心事は、「この40代独身男性医師の恋愛経験がどの程度あったのか」ということです。医者になるには勉強量が必要だし、勤務医の不規則仕事で忙しい立場などを考えると、恋愛する機会があったとは思えない。

そうすると、彼に理想型をたずねても具体的には言い切れないはずである。その類型は、過去か現在かは別として、これまで接してきた周囲の異性の中から探し当てるに違いない。彼の周りの異性と言えばお母さんやお姉さんも含まれる。

「あなたのタイプの女性は、あなたをすごく好いてくれて、あなたも好きだと思う人があなたの理想の人ですよ」と私がいうと、テーブルの下に隠れている膝を、彼はたたいたような気がする。

「まあそれはそうですね」と彼は言ってから、「僕にとって母や姉なんかも理想型のような気がするんです」

「もちろん自分にとっては純粋な意味で異性ではないのですが、客観的、一般的に男性に好かれる女性だと思います。気配りはできますが、そそっかしいし、少し抜けていると言いますか、それが男としても一緒にいると安心、ほっとできるような気がします」

「姉の旦那なんかは『本当にこのお姉ちゃんと結婚して幸せだと毎日思う』などと姉本人の前で僕に言うんですよ。母に似たんでしょうけれど、二人はそっくりなんです、一卵性双生児みたいです」

そこまで異性の家族のことを言えるのも、あまり多くはない、と思った。それを聞くと、そのお母様やお姉さまにお会いしたくなった。

その旨いうと、「あっ、一度連れてきますよ、今度!」と言った。彼は、あくまでも気さくな性格である。そして私は続きを言う。

「問題は、好きなタイプと出会ったとして、それでどうするか、ってことです」 私は続ける。

「ここはお見合いのきっかけをつくり、交際に入ったら結ばれる(成婚する)ためのアドバイスをして差し上げるサービス会社だと思ってください」

そこで問われるのは男女の仲を取り持つ仲人の質の問題である。これを今、現場にいる目の前の自分のことを言うのはなかなか難しい。

「今あなたはいいところへ入会しようとしているのですよ」と続ける。「とくに交際に入った時、仲人が橋渡し役をしないと、何年も交際することになりかねません」

彼は「なるほど…」と言った。

彼は身を乗り出した。「あれですよね、嫌いではない、付き合えば気分がいい、だけれど結婚という決定的な判断がどちらもくださない、くだせないのか」

何か経験があるのか、なかなか核心をついた。

「なかなかくだせないようですね、あなたのいうとおりです」

そう言ってから、「遠藤さんに納得して入会いただきたいので、まず入会後の成婚までのプロセスを具体的にお話ししますね」と言ってから説明をした。

入会から成婚までのステップを解説

「まず、『概要書面』『入会申込契約書』『身上書』が相談所の備え付けで用意してありますから、これを書いていただきます」

「『独身証明書』や『収入証明書』(男性のみ)、『最終学歴証明書』を提出していただきますが、 遠藤さん卒業証書はございますか?」

「あると思いますがうちに…」

「あればわざわざ大学から取り寄せなくても結構です。それ、お持ちください」

「そうしてあなたの『お相手選び』に入ります。また、あなたもお相手から選ばれたりします」

「選ばれますか?」

「なにをおっしゃいますか、あなた、お医者さんと言えば社会的にもエリートですよ。あなたが選ばれなくてどなたが選ばれますか?」

「…」

「ただ…」

「なんでしょうか」

「ただ、お見合いの場合ですと、代々医者を継いできた家柄のお嬢様からのお申し込みはないでしょうね」

「それはよくわかっております、これまでそんなことは、ありましたから…」

「そう、遠藤さん、そういう家柄を鼻にかけたような女性はこちらからお断わりしましょうね」

さあ、そうしてね、

  • 「お互いの合意があればお見合い成立です。お見合い場所は、通常シティホテルなどの静かなカフェラウンジです」
  • 「どちらかの仲人さんがお引き合わせで立ち会うことも稀にありますが、今時は、ほとんどの場合、当事者同士で会っていただいております」
  • 「所要時間というのはおかしいですが、1時間程度とみてください。お茶代は、男性が支払うのがマナーです」
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  • 「お見合い後は、会員さんはその日か、翌日の午前中までに『交際に進むかどうかの結論』を仲人カウンセラーに連絡することになっています」
  • 「交際成立となった時は、結婚相談所を通じてお互いの連絡先を交換します。『お断わり』も仲人カウンセラーがやりますからお気兼ねなく」
  • 「そして、連絡先交換当日に男性のほうから女性に連絡して、デートの日時を決めます」
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  • 「より早く、より良い相手と結婚する近道は、できればデートごとに結婚相談所の仲人カウンセラーにご報告いただくことです」
  • 「ご本人同士が『聞けない事』や『言いにくい事』、しかし、結婚するにあたって知っておかなければならないことなどを、お相手に伝えて差し上げます」
  • 「結婚相談所の仲人カウンセラー(私ですが)に交際の一部始終(何もかも)を言っておけば、まずスムーズに結婚まで行きつきます」

結婚式を挙げる新郎新婦

仲人カウンセラーの矜持に感動した医者の涙

「そうして、直線なら、私は、交際が始まって3カ月で結婚を決めます」

「えっそんなに早く決まりますか?」

「そうですよ、男と女ですよ。短い時間で決まってもおかしくありません」

「それに」と私は言って、 「お見合いは、『条件で結婚』を決めます。初めからお互いにご自分に備わった条件を披歴して、つまり家族構成も含めて明らかにしたうえで、希望条件に合ったお相手と会うわけです」

「あとはもっと好きになれるかどうかを見極めればよろしいのですから、こんなに確実な結婚はありませんよ」

「それを証拠」に、と私。「昔からお見合い結婚の離婚率は低いのです。とくにうちで結婚なさった会員さんは、数十年で5組しかありません」

こちらに離婚報告があったものしか参考に出来ないが、それは事実であった。

そうしてもっと言えば、「離婚しちゃった」と頭をかいて訪ねてきた成婚者には、次もお世話をして、もっといい結婚をしてもらいました。変な言い方ですが、それは胸を張って言えます。

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彼は、私の話を聞いているうちに涙がほほを伝わって、ハンカチを当てなければ始末できないほど泣き始めた。要するに嗚咽(おえつ)しているのだ。

「あれっ、泣いてしまったの!」と私はわざと声を出した。

彼は、「ごめんなさい、なんだかわけもなく泣けるんです…」と照れた。

そして、「なんだか感動するんですよ。先生のそのゆるぎない自信というか、人を結婚で幸せにするぞっていう仲人としての矜持(きょうじ)に誰でも揺さぶられますよ」と言って、また眼にハンカチを当てた。

彼は私を「先生」などと言った。

高卒女性とのお見合い成立!医者の選び方とは?

遠藤勇(えんどうゆう)さんは、翌週、入会に必要な書類をすべて提出して、お相手女性選びにかかった。すでに10名ほどの女性からお見合い申し込みが入っていた。「医者はさすが!」と思った。

しかも29歳から42歳まで、実に幅が広い。しかも全員大卒である。普通のサラリーマンだとこうはいかない。40歳前後の女性の申し込みが圧倒的に多いはずである。

彼は、お見合いを申し込んできた女性にはまったくと言っていいほど関心を示さない。そして、彼の入会時に選ばせた時も同じであったが、写真写りがよくて、ひと目で美人とわかる人を選んでいない。気さくな感じの長女を選んでいる。

「長女を好んで選んでいますね」

「あっ、わかりましたか」と彼は頭をかいて、「長女の女性は、依頼心の強い人が少ない気がするんです。姉を見ていてそう思うんですが」

「依頼心が強い女性って可愛いとも言いますね」

「僕は、安心して家庭を任せられる自主性のある女性がいいですね」

なるほど、彼が『結婚相手に求めるもの』は、医師という職場環境から導きだされた結論なのか。「大人の…?」と私は聞いてみた。

「いや、大人でなくてもいいんです。自分の世界をつくれる人なら」 案外、好みがはっきりしている、と思った。結局、お見合いプロフィールを見て彼が選んだ女性は、一回り下の高卒の女性であった。

「この方お一人だけ?」

「そうですね、この方がダメというなら、また選びますよ」

「そうねえ、気になるのは12歳下ということと、あちらが高卒ということでしょうか。こちらがお医者様ですしね」

「僕の考えが当たっていれば、この方4人兄弟の長女だということです。下の弟妹が全員大卒で、ご自分だけ高卒後専門卒です」

「お父様の職業が何であったかわかりませんが、今どき兄弟姉妹が4人というのは大家族ですから、その長女というのはよほどしっかり者に育っておられる、とみました」

「それとご両親の年の差はちょうど12歳ですね」

「なるほど…」 彼の本質を見抜く力は鋭いと言わざるを得ない。

《お見合い相手》
【榊 彩(さかきあや=仮名)33歳・長女・ 会社員・高卒後専門卒・上尾市在住・初婚・160cm・49kg・ 父68歳・大卒・母56才・高卒・妹31歳・大卒・既婚・弟29歳・大卒・未婚・弟28歳・大卒・未婚】

後日、お相手から承諾のご返事をいただき、お見合い成立したのは言うまでもない。そして彼の鋭い洞察力どおりの、可愛い系で実にしっかりしたお嬢さんで、たいへん頭の回転が速く利発な女性とのことでした。

医者が結婚を決めた理由:レストランでの彼女の対応に感動

食事デートするカップルとフロアスタッフ

結婚の決め手になったきっかけは、食事デートの際中に起きたアクシデントに対する、レストランフロアスタッフへの彼女のスマートな対応でした。

お医者さんである遠藤勇(えんどうゆう)さんが選んだ女性、榊彩さんと結婚を決意した時期は、私どもの相談所へ成婚の挨拶に来られた日を含めてちょうど「交際3カ月」でした。

しかし、私が豪語した日数で結婚を決められたのは、実際、彼が私の「婚活マニュアル」どおりに実行してくれたからに他なりません。それは交際デートの一部始終を報告してくださったからです。

そのことは、お二人の何回目かのデートエピソードを「あの時…」と私が話し出した時の、彼女の驚きで証明されました。

それは浦和駅前のデパート「伊勢丹」最上階のレストランでの食事中に、フロアスタッフが彼にシチューをこぼした際の出来事でした。

レストランフロアスタッフへの彼女の指示、的確な判断がその場を柔らかい雰囲気にした、と彼から聞いていたからある。

まさにその時が「この人に決めた」と彼女を結婚相手として認めて「結婚を決意した瞬間」であったのです。
(この項了)

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