お見合いを成功させる表情と誉め言葉に楽しい会話

お見合いにも必勝法がある

 

お見合いが終了した後には、交際に進みたいのか、今日限りの出会いにしてしまうのか、いずれかの決断をしなければなりません。

 

しかし、自分側でいいお見合いだったと思っても、相手側がOKしてくれなければ交際は成立しないのです。

 

せっかく千載一遇といえるぐらいの素晴らしいお相手とお見合いし、こちらは交際を希望しながら、その相手に断られてしまう寂しさや情けなさは計りしれません。

 

そういう意味からいうとお見合いとは、結婚相手にふさわしい人かどうか見極める場であると同時に、自分が相手から好かれるか、相手に気に入られるか、ということもしっかり考えて臨まなければなりません。

お見合いに臨む方に仲人がアドバイス

これまで多くのお見合いに立ち会った経験から、お見合いがうまくいかない人たちにアドバイスしたいことは、自分中心の考え方でお見合いをしてしまい、相手にとって自分はどう見られているのかということに無頓着な人がいかに多いかということです。

 

お見合いは、初対面の相手に自分をどうアピールするか、自分の魅力をどのように理解してもらうかという自己表現の場でもあるのです。

 

ここでは、お見合いにおける会話と表情といった面から、「初めてお見合いする方」、あるいは、「お見合いがうまくいかない方」に、仲人カウンセラーなりの「お見合い必勝法」をアドバイスしたいと思います。

お見合い相手に視線と表情で好印象を与える

コロナ禍におけるお見合いではマスク着用が必須です。マスク時代のお見合いで大切になるのは、目の表情です。「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、現在のお見合いではマスク越しの「目の表情」を意識したコミュニケーションが必要になっています。

 

お見合いに立ち会っていて二人の目の表情を見ていると、その後、その二人が交際を希望するのか断るのか、ほぼ分かります。「目の表情」には、その人の気持ちや感情が表れるからです。

 

出会った瞬間、お相手が気に入らないと途端に目が曇る人がいます。お見合いをしている本人にとっても、相手の目に輝きがなく曇っていたら、それだけで話す気も起こらなくなるでしょう。

 

「目は心の窓・心の鏡」という「ことわざ」がありますが、相手に嫌悪感を抱けば、目にも素早くその人の心の中が映し出されます。目の表情は、気持ちや感情の変化を正確に映し出すのです。

 

その点、交際が成立するであろう、見込みのあるお見合いは、二人の目の表情が生き生きと輝いています。

 

相手のことが知りたい、自分のことを分かってほしいという、気持ちや感情が目の表情に映し出されるのです。

 

人は、気になったり好意を持ったりすると、無意識のうちに相手を見つめる傾向があります。好意の視線で見られることで、人は美しく綺麗になっていきます。

 

人は相手から見られることで男性・女性どちらも綺麗になっていきます。自分がどう見えているか意識することで、自分の魅力度がワンランクアップするのです。

お見合いの会話中に相手の目を見る効果

お見合い相手に好意の視線を送る女性

まず、話し始めるときは相手の目をしっかり見るということです。これができない人が案外多いのです。もちろん相手が話し始めたら、こちらも相手の目を見ることです。

 

あまり長く見つめ合うのも負担を感じるでしょう。そのときは視線を外してもいいですが、なるべく柔らかく外します。できれば斜め上に視線を移すか、コーヒーでも飲んで視線を外します。

目の細い人は、相手にとってみれば目の表情がつかみにくいところがあります。そんな人は、瞬きや黒目を大きく動かすことによって視線が生き生きとしてきます。また顔をよく動かして、視線をはっきりさせることも大切です。

 

マスコミから流し目王子と呼ばれる俳優の早乙女太一さんの流し目は魅力的ですが、視線の動きが人の魅力をどれだけ左右するか、芸能人を手本にみてみるとよく分かります。こういったことが女性の心を刺激するのです。

お見合い相手の表情から気持ちを読み取る

容姿に自信のない人は、それを視線と表情がカバーしてくれます。生き生きとした笑顔はだれが見ても可愛く見えます。生き生きとした表情に見せるにはちょっとコツがあります。自分の表情を相手の表情に合わせてみるということです。

 

相手が微笑んでくれば自分も微笑み返す、相手が何か真剣な話を始めたら自分も真剣な顔をする、これは相手をしっかり見ていないとできません。

 

それだけで相手が受ける印象は格段に違うのです。ほんとうにこれだけは、だまされたと思ってやってみてください。

 

視線と表情、これだけ気を付けるだけでも、あなたのルックスは数段高く評価され、相手に好印象を与えるでしょう。

会話に身振り手振りを交えて好印象を与える

視線と表情の大切さがお分かりいただければ、今度は身振り手振りや体の動きにも気を遣ってほしいものです。

 

たとえば映画やテレビで面白い場面を迎えると、だれでも身を乗り出すでしょう。お見合いの席でも相手への興味関心が高いとよく見聞きしようとして身を乗り出します。嫌な場合は、椅子にもたれかかったりして姿勢が悪くなります。

 

お見合いをする以上、綺麗な姿勢の座り方を心掛けることは当然です。その上でさらに前へ前へと身を乗り出す姿勢は、相手の気持ちを掻き立てます。あまり男性が女性に近づくと女性のなかには警戒する人もいるかもしれませんが、女性が身を乗り出せば、嬉しくない男性はいません。

 

特に相手が一生懸命話しているときは、こちらも身を乗り出して聞くようにしましょう。必ず相手に好印象を与えます。

身振り手振りを交えて話す男性

それから体の動きも大切です。手振りは無意識に出ることが多いですが、これをうまく利用すると相手の視線の動きを誘導し、話に集中させるという効果があります。

 

男性の手振りはエネルギッシュな印象を与えます。女性の手の動きは、顔の表情以上に色っぽさや可愛さを与えます。

たとえば、頬に手を添えたり髪の毛をかき分けたりする仕種に、男性は意外に魅力を感じているものです。逆に、枝毛探しでもするかのように髪の毛を触ったり、いじったりするような仕種は逆効果です。

 

手振りだけでなく、首、肩や胸、座り方、足、そういう体すべての動きがあなたに生き生きとした印象を演出します。

 

一度、鏡の前で自分の姿勢がどう映っているのか、魅力ある体の動きとはどういうことなのか、やってみるといいでしょう。鏡で見ると、自分の姿勢のどこが悪いか、よく分かります。

お見合い会話でさりげなく褒めるコツは?

相手に好印象を与える間接的方法として意外に効果が高いのは、お見合い会話の中でさりげなく相手を褒めるということです。

 

しかし、多くの人は、自分を売り込もうと自己PRばかりに躍起になりがちです。自分はこれだけ優れているんだ、自分にはこんな実績があります、と単なる自慢話で終始するアピールの仕方では、相手は居心地が悪くなるだけで、返ってその人の評価を落とす危険があります。

男性に褒められてうれしそうな女性

その点、お見合い会話の中でさりげなく相手を褒める方法は、相手を喜ばせ、結果として自分の評価を高める絶妙の会話テクニックなのです。

 

ただ褒めるといっても、それこそ見え見えの取って付けたような褒め言葉を連発すれば逆効果にもなりかねません。そこで、ここでは自分の評価を高める効果的な褒め方のコツをご紹介しましょう。

お見合い会話のテクニックは遠回しに褒める

いきなり「あなたはとても美しい」と褒められても、女性は嬉しい反面、当惑してしまいます。ストレートな褒め言葉の効果を高めるにはそのための伏線が必要です。そうしないと歯の浮くようなセリフにしかなりません。

 

そこで会話のテクニックとして覚えておいてほしいのが、嘘やお世辞にならないような言葉で遠回しに褒めるという方法です。

 

たとえば、いきなりその人の顔などの特定のパーツを褒めずに、最初は持ち物だとか服だとかアクセサリーなどその人が「身につけているもの」を褒めるというやり方です。

 

「その服よくお似合いですね」「いいバッグですね」「可愛いアクセサリーですね」……。

 

これらの褒め言葉は「もの」のことをいっているのですが、実はその人のセンスを褒めているのです。

 

褒められた方もそれほど当惑することなく、意外なところで自分を評価してくれたと喜びを感じるものです。

 

この人とは価値観やセンスが合うなとも思わせ、一気に心の距離が縮まります。

 

「もの」の次に褒めるのは、その人の態度や行動です。「とても活動的ですね」「男らしいですね」「しっかりしていますね」などの褒め言葉です。

 

こういった抽象的な褒め方はいきなりいってもピントがぼけてしまいますので、相槌として利用するのが効果的です。

 

うまく利用するには、ある程度ボキャブラリーとしていくつかのパターンを持っていなければなりません。

 

最後に、表情や身体、精神といったその人の内面部分を褒めます。

 

「あなたの笑顔はとても素敵ですね」「とても表情が生き生きとしていますね」などの表情、あるいは「きれいな瞳ですね。とても輝いている」といった目鼻立ちや顔のパーツなどへの具体的な褒め方のほうが、「あなたは美しい」という漠然とした褒め言葉よりうれしいものです。

 

また、相手の精神や心を褒めるということも忘れてはなりません。

 

「あなたはとても尊敬できるお方のようです」「とても大きな広いお心に感激しました」などの褒め言葉などは、自分の感じた印象をさりげなく表現する言い方で、比較的抵抗なくいえるし、相手に好印象を与えるものです。

お見合い相手の自尊心をくすぐる褒め言葉例

褒め方のポイントとして、相手が最初から自分はここが優れているんだと思っている点を、さらに褒め上げるという方法があります。

 

最初からプロフィール情報で分かっていることは、そういうポイントから攻めるのもいいでしょう。身長が高い人には、「背が高くてかっこいい。羨ましい」というような具合です。

 

しかし、そういったことだけではなかなかお見合いの会話は続きません。大切なことは、お見合い会話のなかで相手の話をしっかり聞いて、話を広げたり、深堀したりして、自尊心をくすぐるような言葉を相手から引き出すことです。人間誰だって、思わぬところにそういったことを持っているものです。

 

たとえばスポーツ競技、ゲームや趣味の世界などで、その人の得意なものがあったとします。仮にそれがあなたには興味のないものであっても、自尊心をくすぐるようにうまく褒めるのです。

 

その人は将棋が得意であれば、「将棋が強い人は頭がいいと聞きました。とてもうらやましい、素敵ですね」と自尊心を満たしてあげれば喜びます。「藤井聡太五冠はすごいですね」とこちらから話を振っていけば、藤井聡太竜王がどんなにすごい人か熱心に話してくれることでしょう。

 

そこで「また今度、教えてくださいね」といっておけば、あなたの印象は格段に上がります。

お見合いの気まずい沈黙は褒め言葉が効果的

会話が弾んでいても、お見合いの最中には何度か突然話題が途切れるときもあるでしょう。そんなときは何かを話さなければいけないと焦ってしまい、つまらない会話をしてひんしゅくを買ってしまうということがあります。

 

しかし、会話が途切れたときこそ、褒め言葉を出すチャンスなんだということを知っておいてください。

 

会話が途切れたときに「さっきから感じていたんですが、とても素敵な香水の香りですね」といわれた女性は、この人はこんなことを感じてくれていたんだと男性のことを感心するでしょう。

 

それは相槌のなかの褒め言葉より、何倍も効果的です。そのためには、お見合いのなかで相手のどんな点が褒める材料になるかをよく観察し、いくつかストックしておきましょう。そうすれば突然会話が途切れても怖くはありません。

お見合いは相手のいいところを探して褒める

褒めることは、少々度が過ぎても構いません。よほどピント外れでない限り、褒められることはうれしいのです。そのためにも、お見合い会話の中で最低3回以上は褒めてほしいものです。

 

12回ではお世辞程度にしか感じず、あなたの評価を高めるところまではいきません。しっかり相手に自分が褒められたと感じさせるには繰り返しも必要ですが、さまざまな観点から褒めるということも大切です。

 

とにかくお互い褒め合うお見合いは円滑に進んでいくものです。やたら褒め合うなんてばかばかしい、陳腐だなんて考えている人は、やはりお見合いがうまくいきません。そんな人はお相手から断られています。

 

会った瞬間は気に入らないと思っていたお相手でも、褒めよう、褒めようとその人のいい点を探し始めると、どんどん評価が高くなっていくものです。「相手のいいところ探し」「人のいいところを見つける」これこそが「お見合い」なのです。

お見合いを楽しい会話にするための注意点

お見合いの立会いを何度も経験する中では、まもなく楽しい会話、弾む会話を始める男女もいますし、その逆にまったく会話がなく、しらけた雰囲気になる場合があります。

 

会話が弾まない時というのは、相手が気に入らないからそうなってしまう場合もありますし、恥ずかしがり屋や口下手といった性格的なものもあります。

会話が弾み楽しい雰囲気のお見合い

しかし、お見合いを希望する限り、その時間にしっかり会話を続けることができるだけの話題を持って臨む、というのが最低限のマナーであり準備だと私は思っています。しらけるお見合いのほとんどはもともと会話上手でない人が、さらに準備不足なのです。それはその人の怠慢です。

 

まずお見合いを前に、最低限自己PRする内容、聞きたいことをまとめておくことです。お見合いという場は、仕事、趣味、生い立ち、家庭環境、両親家族、人生観、結婚観など自分のプロフィールや考え方を、しっかり相手に理解してもらうことが目的です。

 

しかし、特に若い男性に多いのですが、相手から結婚観を尋ねられて「温かい家庭を築きたい」といったありきたりの答えしかできないような人ばかりです。相手からどういう観点で質問が来ても、自分の意見をしっかりといえるだけの準備はすべきでしょう。

 

ここでは、お見合いで楽しい会話に持っていくためのいくつかの注意点をご紹介しましょう。

 

コロナ禍におけるお見合いではマスク着用が必須です。マスク時代のお見合いで大切になるのは、「声のトーン」です。マスクをすることで「声が聞こえづらい」といった不満の声が報告されていますので、お見合いでの注意が必要です。

お見合いは聞き取りやすい声でハキハキ話す

いい結果が出るお見合いの会話を聞いていると、二人の声に張りがあります。そして丁寧な言葉遣いをしていながらも、心が通じ合うような雰囲気を持っています。誰しもボソボソ話す人より、聞き取りやすい声でハキハキと話す人の方に好印象を持つでしょう。

 

たとえ相手が口下手でボソボソ話す人であっても、それにつられて自分もボソボソ話すのではなく、相手はどうあれ自分はしっかりひたむきに話すんだ、という気持ちを持つことです。

 

話すスピードも大切です。特に最近は速く話そうとする傾向がみられますが、速い会話は上滑りで説得力がないと感じさせる場合があります。少しふだんよりゆっくりと、しっかりおなかから声を出して話すようにしてください。

 

また女性の場合、かわいい話し方やちょっと甘えた話し方は、男性の心をくすぐるようです。無理してそんな話し方をする必要はありませんが、つっけんどんな話し方をしがちだと自覚している人は、会話の瞬間瞬間に可愛さを織り込むことによって、あなたの印象を数段アップさせることでしょう。

 

男性に媚びるのではなく、うまく男性心理をつかむことはお見合いという席では大切なことです。恥ずかしそうに俯いてみたり、ぶりっ子してみたり、かまととぶるといったことも、ちょっとした会話のアクセントです。

お見合い喋りすぎない!聞き上手が好かれる

お見合いを盛り上げようと、やたら喋りすぎる人がいます。ところがそんなお見合いは、ほとんどうまくいっていません。喋り過ぎてしまうと相手のほうは、私の話は全然聞いてくれなかった、仕事の話ばかりでつまらなかったという不満を感じています。

 

人間にとって喋るという行動は、意思を伝えるという側面と同時に、ストレスを発散し、精神的な浄化作用を持っているということをご存じでしょうか。

 

悩みごとなどは、回答がなくても相手に話せることだけで、スッキリすることがあります。お見合いの最中、何も話せないということは、たいへんなストレスになることもあるのです。その点いい結果が出るお見合いは、お互いにしっかり会話しています。

 

つまり、自分ばかり話さないで相手にも十分話す機会を与え、相手が話しているときは、しっかりと聞き上手になることです。ちょっと簡単な相談ごとを話して、相手の話を誘うなどのやり方も案外効果的です。

お見合いで必要になるメリハリのある話し方

お見合いにはどうしても話さなければならないこと、聞かなければならないことがあります。これらはお見合いにおける理性的な側面といえます。

 

一方、話していて楽しい、相手を知る期待感、自分のいい印象を相手に知ってもらいたいといった気分的な側面もあります。恋人たちのデートなら楽しいだけでいいのですが、お見合いとなるとそうともいきません。

 

そういった「理」「情」の話題の部分を、メリハリよく緩急自在に話すことで、お見合い相手からの印象がアップします。なおかつ、ちょっと堅苦しい話が続いたら、たわいのない会話に変えるなどの気配りもしてみてください。

 

こうした声のトーンの使い分けを臨機応変にやっていくには、ふだんから多少の訓練も必要です。同僚や友人との会話、上司との応対などで随時実践してみることです。

5.まとめ

結婚相談所に入会する女性の人数が少なく男女比が73ぐらいの時代(昭和~平成の初め)は、どちらが申し込んでも、お見合いが成立すると「女性の指定する場所に男性が出向く」というのがルールでした。

 

現在のホテルのカフェラウンジで行うお見合いと違って、当時は自社の相談室で「お見合い引き合わせ」をすることが当たり前のように行われていました。

 

KMAでは、他の結婚相談所よりも女性会員が多かったこともあり、「お見合い立ち合い」の機会も多かったので、これまでいろいろな経験をさせてもらいました。

 

そんな仲人カウンセラーからのアドバイスとして、お見合いをするときに考えてほしいのは、自分の希望する条件が相手にすべて揃っていて、100%自分を受け入れてくれる人などこの世に存在しないということです。

 

そして、自分と同じように、相手も希望する条件があることを理解しましょう。自分を弁え、限度を得た、謙虚で、素直で、熱心な方ほど良縁に早く恵まれ成婚退会されていきます。

 

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