女性に苦手意識が…お見合い最初の挨拶で唐突な発言!婚活体験談
仲人カウンセラーから、お見合い心得や注意事項などを、ひととおりレクチャーされたが、いざ、お見合いの日程が決まると、女性に対する苦手意識が胸中に湧いてきて、ドキドキしてしまう。
お見合い場所は、川口駅西口の「リリア」というイベントホールの一階にある喫茶店でした。
1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”婚活サービスを続けている、株式会社KMAの「結婚相談所体験談ブログ」です。
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第5回
入会した結婚相談所の仲人カウンセラーに婚活体験記を書いたらと言われ、書いてみるつもりになった。思索が深められると思ったし、この先この結婚相談所で結婚できたら記録になるかな、という軽い気持ちもあって承諾した。
【井上善太(仮名)38歳・埼玉大学大院修了・研究所勤務・171cm・65kg・上尾市在住、両親同居、妹、弟各1名】
女性に苦手意識が…お見合い成立でドキドキする
結婚相談所で、仲人カウンセラーから「お見合い心得」など、お見合いについてを、ひととおりレクチャーされたが、いざ、お見合いの日程が決まると、女性に対する苦手意識が胸中に湧いてきて、ドキドキしてしまう。
お見合いの相手の女性は「田島さん(仮名)」といった。34歳、大卒、会社員、154cm、49kg、現住所は川口市、とある。婚活プロフィール写真を見ると可愛い系の女性である。
お見合い当日、指定された川口駅西口の「リリア」をいうイベントホールの一階にある喫茶店へ入った。待ち合わせの時間の午後2時までには10分あった。正面入口に面した開放感溢れるガラス張りのラウンジであった。
有名演歌歌手のイベントがあるらしく、ざわざわした感じであったが、観客が大ホールに吸収されているらしく、喫茶店内は静かで客はまばらであった。
僕はレジ近くの、店内を全貌できる二人掛けの席についた。
すると、一番奥まった4人掛けのソファーに「田島さん」らしい女性がこちらを見ている。彼女は僕を見て「あっ」と口を開けたようだった。僕も同じだったと思う。
頼んだコーヒーが来たので、ついでに奥のテーブルまで運んでもらった。僕が掛けると、
「初めまして、田島です」
と彼女のほうから口を開いた。
「初めまして井上善太です」
「あっ善悪の善ですか?」
「そうです、それに太いと書きます」
「善太さん、可愛いい…」
と田島さん。僕が「あのう‥」というと
「私の名前ですか?」
「はい」
「美玖と言います。美しいに、王へんに久しいと書きます」
「田島美玖さん、ああ‥」
お見合い最初の挨拶でとっさに言葉がでてこない
僕は「可愛い!」というべきだったのに、とっさに言葉が出てこない。田島さんはそういう僕をなにか慈悲深い眼差しでみて少しほほ笑んだ。僕には、田島さんが可愛くてまぶしく見える。
「地元ですか?」
僕は唐突に、婚活プロフィールを見て、わかっていることを質問した。
「はい、この東口なんです」
「駅のあっちがし、ですね」
「そうです、川口は来ますか?」
僕はその質問にはなぜか答えず、
「たたら祭りは知ってます」
「そうですか、あれ真夏にあるんです。小さい頃家族でよく行きました。今行かなくなりましたね」
田島さんは、なにかしみじみといった感じで言った。
「僕も子供のころ川口の友だちにさそわれて、来たことがあります。オートレース場周辺でしょ?」
「そうです、母から綿菓子を買ってもらった記憶があります、それだけですね」
と田島さん。
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