交際もしていないのにお見合いの席でつい先走る|婚活体験談30代

【婚活体験談 あらすじ】

お見合いで仕事の話題に出た、一人っ子娘の彼女の父が経営している会社の後継者探しをしているという言葉に、「家業を継いでみたい!」と、身の程知らずなことを思わず口走っていた。

 

取りも直さず彼女に興味を持ってもらうためであった。彼女は「えっ‥」と声を出さずに驚いた。 僕は彼女の反応を卑しくも試したのだ。

 

1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”婚活サービスを続けている、株式会社KMA結婚相談所体験談ブログです。

 

目 次
  1. お見合い唐突すぎる自分本位な質問NG
  2. お見合いで彼女の気を引く方法に後悔
  3. 一人っ子娘結婚…婿養子婚活は難しい

 
前号・第4回の記事≫≫ お見合いで仕事の自慢をする男に共感してくれた!婚活体験談30代 の続き

 

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入会した結婚相談所の仲人カウンセラーに、婚活体験記を書けと言われて最初は断わったのだけれど、「この際結婚について考えることは意義があると思うわ」といわれ、そうかもしれないと引き受けたけれど、どうなるかわからない。

 

【吉峰太郎(仮名)35歳・高卒・会社員・長男(未婚の弟あり)168cm56kg・両親健在・さいたま市在住】

 

お見合い唐突すぎる自分本位な質問NG

 

お相手女性【市野彩花(仮名)・34歳・高卒後専門学校卒・会社員・長女(一人っ子)154cm・51kg・両親健在・さいたま市在住】

 

自分には婚活高望みだが、市野彩花さんをお嫁さんにできたら、どんなにか楽しいだろうと思った。

 

さいたま市の郊外にある食品工場

 

彼女の父親がさいたま市の郊外で小さな工場をやっていることで、後継者探しをしているらしいといったことをしゃべった。

 

思わず、

 

「僕、市野さんの家業を継いでみたい!」

 

と口走っていた。彼女は「えっ‥」と声を出さずに驚いた。

 

「そんな、そんな、降ってわいたような‥」

 

という言葉が、やっと彼女の口から出た。

 

僕とすれば彼女の父親の会社を継ぐかどうかは、二の次で、要は彼女と結婚ができればいいことであった。

 

「ほんとうにそれでいいんですか?」

 

と彼女は言ってから、

 

「私と結婚しなくても?」

 

と、ややとんちんかんな答えのような気がする。

 

「いやぁ、こういう場合結婚が前提ではないですか?」

 

と思わず言ったが、顔が赤くなるのがわかった。

 

そして彼女がとっさに言ったコメントに少なからず失望した。理想とは違って、こちらとの温度差があり過ぎのように思えた。

 

お見合いで彼女の気を引く方法に後悔

 

僕の思わくでは、「あなたのお父様の会社を継ぎたい」と言ったのは、取りも直さず彼女に“興味を持ってもらう”ことからであった。

 

そして、彼女の反応を試したのだ。自分を卑しいと思った。

 

「それもそうね‥、それしかありえないですね」

 

と彼女は言い直した。彼女も顔を赤らめながら、

 

「こんな私でいいんですか‥?」

 

殊勝にもそんなことを言った。

 

「いいえ、すみません。身の程知らずなことを言ってしまいました。あなたのお父様の会社を継ぐなどと、軽率なことを言ってしまって、申しわけありません」

 

と謝った。

 

彼女をすごく気に入っちゃって、その歓心を買うつもりで言ったのだが、考えてみたら、ずいぶんと出過ぎたことであった。

 

身の程知らずな発言を後悔する男性

 

彼女は「いいえそんな‥」と言ったが、

 

「ごめんなさい!」

 

と再度謝った。

 

一人っ子娘結婚…婿養子婚活は難しい

 

「いいんですよ、まあ今回のお見合いとは別に、確かに街のポテトチップ屋の工場の後継者問題は深刻です。昔と比べたら大手の商品が出回っていて、流通の小さな工場からの出荷数は知れていますけれど、父が言うには、後を継いでもまだ収入の面では一家が十分食べていける、と言うんです」

 

と言ってから、

 

「私、父が好きなものですから、子供の時から、お父さんの跡を継ぐって言って父を喜ばせていたんです」

 

と、彼女は明るく言った。僕はそれを聞いて胸が熱くなった。一人っ子娘って大人の親が考える胸の内までおもんぱかるのか、と思った。

 

彼女の可愛い盛りの、ごく小さい口が思い出されて、またしても泣けるくらいになった。

 

「でもだんだん大人になってきて、勤める会社の仕事も面白くなってきたり、恋愛もしたりしましたけれど、結局一人っ子娘という条件があることで結婚したら、自営業を継ぐことになるんだろう、と言って私から離れていくんです」

 

彼女は、あくまでも明るく言う。

 

僕はあらためてさっきの軽率な言葉を反省して「僕の言ったことは忘れてください‥!」と言っていた。

 

すると、

 

「よろしいんです、嬉しかったんです吉峰さんがそう言ってくださって」

 

次号・第6回の記事≫≫ お見合いトークで交際希望を伝え合う二人…婚活体験談30代男性 につづく

 
 

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