お見合いで恋愛感情がわくなんて…おかしいかな?婚活体験記30代

2017年8月11日

結婚相談所レポート 婚活体験記39歳女性

【あらすじ】
年下の男性に「あなたの顔が好きで選びました」というと、彼の白いほっぺたが真っ赤になった。私は、なんだか泣きそうになるほどの感動が押し上げてきて、目頭が熱くなるのがわかった。

バッグからハンカチを出そうか迷った。“お見合い恋愛感情”がわくなんて…こんな体験は初めてであった。私は目の前にいるお見合い相手の男性を運命の人との出会いのように思えてきた。

1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”サービスを提供し続けている、結婚相談所KMAがレポートする「婚活体験記ブログ」です。

《第8回》

《婚活体験を綴る女性のプロフィール》
【紺野美香(仮名)39歳・大卒・会社員161cm・50kg・さいたま市在住】

結婚相談所の仲人カウンセラーさんに婚活体験記を書くと、いろいろな意味で自分が分かるし、婚活にホントに役立つわ、と言われ、そうかもしれないと思って引き受けてしまったけれど、どうなることやら。毎日研究の結果とかを分析したりする文章は書いているけど、それと違うかも。

年下男性に感動!お見合いで恋愛感情がわく

頼田さんと私とを上から俯瞰的に見たとしたら、二人が幼稚園の年長組の女の子と、おむつがとれたばかりの男の子のように思えて、なんだか泣きそうになるほどの感動が押し上げてきて、目頭が熱くなるのがわかった。

バッグからハンカチを出そうか迷った。

「どうしましたか?」と彼に言われた。

今のこの感動(こんなことで感動するのだろうか?)の理由を説明するのは難しかった。

「なにか、悲しいですか?」

「悲しくないです、逆です」と言って彼を見たとき涙がこぼれ出た。

年下男性に感動 涙を流す女性

すると彼も思わずというか、すかさずというか、条件反射的にもらい泣きといったタイミングで眼から涙を流した。

今度は私のほうが、「どうなさいました?」と言っていた。

頼田さんは黒縁のメガネをはずして、ワイシヤツの胸ポケットから取り出したハンカチで頬をぬぐった。

「いやあ、どうしたんでしょうね、紺野さんが涙をこぼしたからです、たぶん」

「感動の連鎖反応ですね、きっと」

「そうですね」

客観的にみて、この二人は明らかにおかしい。おかしいがそれはどうでもいいことであった。客観的にみる必要があるだろうか。これは二人の男女の恋愛感情がとけ混ざった個性に違いない。

お見合いで恋愛感情がわくことがあるなんて、こんな体験は初めてであった。私は目の前にいる頼田さんを運命の人との出会いのように思えてきた。

独りよがりの恋愛感情から冷静さを取り戻す

二人は浦和ワシントンホテルの、広いコンコースの二人掛けのソファーから立ち上がって、お茶が飲めそうなところを探しがてら街を歩いた。

私たちはお互い離れがたい存在なのだ、と私は思った。頼田さんの左手と自分の右手の甲が触れた。そこで、私は彼に手を握ってほしいと思ったことで「大胆な女!」と心で恥じていた。

お見合いの日に相手の男性に手を握ってほしい、と思っても実現するものではない。彼がどう思っているか、などは思いもよらないことであった。

こういう時、ごく早めに恋愛結婚した大学の女友だちが話してくれた、初めてのデートでホテルヘいってしまったという大胆な告白を聞いたときは「?」と思ったが、今ではあれはなまじ誇張でもなく、事実であっただろうと思える、今頃になって。

私は奥手だと思いつつ、この初めての、何がなんだか分からないがいわば恋愛の感動の渦に飲み込まれているらしい自分がいとおしく思えてきた。新しい不思議な自分発見といったところだ。

でもここで、やはり冷静な自分が頭をもたげていた。「自分だけのめり込んでどうなるの?」であった。たしかに、お相手の男性との気持ちの交換や、確認なりのやり取りがなければならない、ということに気がつく。

「僕たちはどこへ向かっているのでしょう?」

「お見合い結婚です」と言いそうになってやめた。

「もう少し歩きますと、ロイヤルパインズホテル浦和がありますから、その中にレストラン・バーがあると思いますから‥」

「浦和のこの辺はよく来ますか?」と彼からの質問。

たぶんあまり沈黙が長くなってはまずいと彼は思ったらしい。

「いいえ、そんなに来ません。何回か友だちに誘われてお食事に来たことはあります」

自宅の最寄り駅は、浦和駅とは一つ離れている駅なので、何か目的がなければ来ない。

女友だちだけでなく、父親が現役のころ、出張があったりすると、母と妹とで決まって「なにかおいしいものを食べよう」ということで、ひと駅電車に乗ってホテルまで歩いた。

ロイヤルパインズホテル浦和を目の前にしたとき、意外な言葉が飛び込んできた。

「今度、家族に会ってくれませんか?」

頼田さんは言った。まだ交際にもなっていないのに、急な展開になった。

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