どこの大学卒？お見合いは会って見て判断する婚活体験記30代女性

2017年2月17日

結婚相談所レポート婚活体験記30代女性

【あらすじ】
入会手続きに併せて、婚活セミナーを無料で行ってくれる。まずは、「会員心得」として「婚活注意点」を教えてもらい、次に、「お相手の選び方」、「お見合いルールとマナー」、「うまくいくコツ」などを学ぶためのアドバイスを受けてから本番に向けての活動ができるようになっている。

お見合いシステムにプロフィールが登録されると、男性からお見合い申し込みが入ったので承諾することにする。

インストラクターと“お見合い練習”ができる、婚活セミナー「お見合い実践教室」を開催する、1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”サービスを提供し続けている、結婚相談所KMAがレポートする「婚活体験記ブログ」です。

お見合い練習関連記事

【婚活スキルアップセミナー】
どうしても異性とのお見合いやデートがうまくできない、慣れていない、失敗ばかりするという会員様に、インストラクターが「お見合い練習」や「デート練習」に付き添います。

相談室に帰ってからの筆記テストも含め、仲人カウンセラーも合流してのミーティングにより、お見合い・交際の質問スキル、会話スキルを一段高いレベルに引き上げるのに役立ちます。

婚活カレッジ「お見合い・交際実践教室」開催

前編の記事からの続き

成婚へのこだわりに納得！結婚したい気持ちになる婚活体験記30代

入会した結婚相談所の仲人カウンセラーさんから婚活体験記を書いたら？と言われ、はい、と気楽に引き受けてしまった。引き受けてから、確かに記録を残すことで、自分の考え、行動が、どんなふうに反応するか、まったく未知の体験だけに、書いてみる価値はあると思った。

このお見合いシステムなら結婚できるかも？

「私どもは、登録会員数No.1（※）の日本結婚相談所連盟をはじめとする、日本ブライダル連盟、日本仲人連盟に加盟しており、トータルで約十数万人の会員さんがお相手探しの活動をされています。その約半分が異性で、その約4割が30代だと思います｣（※）日本マーケティングリサーチ機構　2020年9月調査　調査対象：大手結婚相談所・連盟を対象

と仲人カウンセラーは言っていたのを聞いていたけれど、入会登録後に送られてきた、ID ・パスワードを入力して「お見合いシステム」を開くと、こんなに男性がいるものかというほどいた。同性（女性）のプロフィールは見られないけれど、半々なら同じようにいるのだろう。

入会の時、結婚相談所でプロフィール写真を無料で撮ってくれたので、私の「プロフィール欄」に載っているに違いない。

「これは結婚できるかも！」と思った。

そして、仲人カウンセラーが言うように、交際中のお相手の気持ちを教えてもらいながらだったら、結婚はさらに早いのではないかと思った。

私は、入会手続きをした翌日に、お見合い希望する相手を検索して、男性のプロフィールなどの閲覧をした。

『相手の現住所、東京・神奈川・埼玉・千葉にして、年齢35～39歳、身長170cm以上、大卒、会社員・公務員』

あふれるほどいて、お見合い希望する相手を選ぶのがたいへんな思いがした。

一人ひとりの身上書には現住所（市区町村名まで）、出身地（都道府県名のみ）、年齢、職業、身長、体重、趣味、家族構成（父、母、姉妹、兄弟の年齢、それぞれの学歴、職業、既婚未婚）がわかるようになっている。

選ぶ側からいうと選びやすいし、写真も2、3枚あるから目安が付きやすい。またどこの誰とかを特定できない程度になっているので、個人情報保護法にも適法だろうと思った。

関連記事: 結婚相談所業界の信頼性の証｜個人情報保護団体「MCSA」に加盟個人情報を扱う結婚相談所に欠かせないセキュリティ対策自己宣言

それでも入会をためらう人もいるだろうと思った。でも「それでよろしければどうぞ」というわけだから、いやなら入会しないことだと思う。

私には、現在考えられる最良の婚活システムだと思われる。

この人と会ってみたいと思えばボタンをクリックするだけで、お見合いを申し込める。相手にも通じて、承諾の返事が来るとお見合いをすることになる。

お見合い申込み14日経過すると申込み無効

お見合い申し込みのルールとしては、申し込んで14日経過しても承諾の返事がないと、その申し込み自体が無効になるらしい。なかなか合理的にできている。

これは仲人カウンセラー側の事務の煩雑を防ぐ意味にもなるし、私たち利用する側も、その都度ひとりの人にかかわっていなくても、相手は何人でもいると割り切れる。

第一、これは相手のあることですから、どちらかが返事をしなければ成り立たないものです。これが便利と思われるのは、自分の意に染まない人からお申し込みを受けても、その都度返事をしなくてよいという利点がある。

実際2、3日したら申込みが入り始めたけれど、やはり思ったように、50歳になろうとする人からや、高卒の人、収入が私よりも低い人からも申し込まれている。

私は何もそういう人を選ばないというのではない。お会いしてみれば、人柄がよかったり、考え方が私に合っていたりして、一生幸せに暮らせる人たちかもしれない。

でも、こうやって条件から入り、お見合いを申し込むシステムになっている以上、やはり世間的に見合った人を選んでしまうのはやむを得ない気がする。

男性からのお見合い申し込みを承諾する

40歳になったばかりの男性からのお申し込みをお受けしようと思った。

大卒、千葉市在住、174cm、75kg、公務員、ご両親健在、妹（私と同じ年、既婚）。

母に相談したら、「どこの大学か聞いてからにしたらどうかしら…」

「どこの大学でもいいの、お会いしてみて決めることだから…」ということで、お見合い承諾のボタンをクリックした。

さっそく仲人カウンセラーからメールで、

「初めてね、わからないこともあるでしょうけれど、あなたは賢い方だから、きっとうまくできるはず。お相手の希望日と、あなたの希望日がぴったりの25日（日）2時、東京駅丸の内口、正面のホテル『丸ノ内ホテル7階ラウンジ』、そこはそんなに広くないので、すぐわかります。当日は長時間会っている必要はないけれど、いやでも小1時間くらいは座っていてね。では頑張って！」

「ありがとうございます」と私はメールを返した。

ドキドキしてきた。

後編の記事につづく