結婚相談所でモテる男の条件なのに婚活失敗ばかり続くのはなぜ?

お見合い結婚体験談 40歳男性

 
【あらすじ】

何年も婚活サービスを利用しているのに、なかなか良縁に恵まれない…という相談に乗ることが私どもの結婚相談所では多い。

 

面談すると皆さん、「お見合いはできるけど交際にならない」「交際が続かない」など、ご自分の婚活失敗談を話されます。婚活に行き詰まりを感じたことから、現状打破するための解決法や、活動のヒントを求めて私どもの結婚相談所を訪ねてくるのです。

 

今回、長期間にわたり、結婚相談所で活動しているが、婚活失敗ばかりが続く男性の相談に乗る機会がありました。大手結婚相談所で4年の婚活期間を要しても、失敗ばかりで成果が出ないという40歳男性に考えた対処法、成婚を達成するためのスケジュール「目標設定と計画」について解説します。

 

目 次
  1. 婚活失敗続き4年間で140回のお見合い
  2. 婚活でモテる男の条件なのになぜかお断り
  3. 成功報酬としての成婚料がある意味を説く
  4. 結婚相談所の個人経営不安感に大手を選ぶ
  5. 婚活失敗続く理由ふたりきりだと話せない
  6. まとめ|成婚に向けた目標と計画を立てる

 

《相談者》
【村山正夫=むらやま まさお(仮名) 長男・明治大卒・40歳・年収700万円・初婚・会社員・埼玉県和光市在住・171cm・70kg・父72歳・高卒・母67歳・高卒・弟37歳・大卒・既婚】

 

《妻は仲人名人》

 

昭和から平成の時代にわたり、“仲人おばさん”としての経験を備忘録としてノートに書き留めていました。今は息子の嫁が仲人を継いでいますが、少し時間ができましたので、時代はとびとびになりますが、創業者が当時を思い出すままブログに書きます。

 

仲人名人と紹介される埼玉新聞記事

 

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婚活失敗続き4年間で140回のお見合い

 

婚活失敗続きの男性が相談

 

もう20年も前の話です。ひとりの青年が面談室のソファーに座るなり「こちらの結婚相談所に入会させていただいたら、僕に何をしていただけるのかを、まずお聞きしたいのと、異性から見た僕の印象はどうなのか、この先自分は結婚できるのか、率直におっしゃっていただけませんか?」

 

正直な所、開口一番こういう質問をしてくる相談者は少ない。通常は、結婚相談所のシステムや仲人カウンセラーの考えを聞いてから、話の中でさりげなく言ってくることが多い。変わってる人だなあと最初は思った。

 

私が質問に答える前に、彼の方から話し始めた。

 

「実は僕は4年間、結婚相談所で活動しています。お見合いを140回もしたのですが、婚活に失敗続きです」

 

「…?」

 

4年間208週のうち140人の女性と出会い、全部失敗したのか…。週1回お見合いをするとして、7割近い確率で時間を費やしたことになる。私は別の意味で興味を持った。この人は、結婚相手に求める条件に「譲れるもの」「妥協できるもの」がないのではないか。

 

「毎週のようにお見合いをなさったということですか?」

 

「もう頑張りましたねえ。12回したこともありますよ」

 

彼はさらりと言った。

 

プロフィール略歴を聞いてみると、「明治大学卒・40歳・年収700万円・初婚・会社員・埼玉県在住・171cm70kg」何も言うことはない。とくに当時700万円の年収は女性にとっては魅力的であったと言っていい。

 

「お見合いから交際に発展する確率はどのくらいでしたか?」

 

私は聞いてみた。

 

「それは半々くらいでしたね…」

 

70人と交際になった、と私は頭で計算した。

 

「ところで、お見合い後の交際に進むかどうかの返事はどうでしたか」

 

「お相手からの返事を待って、こちらが応じることがほとんどでした」

 

「あなたからは交際に進む結論は出さなかったのですか?」

 

彼は「はい」と言った。

 

「それで、交際に入ってからのお断わりの返事は、お互いどれくらいの確率でしたか?」

 

「これも半々でしたね…」

 

お断わりされたのが約35回か。

 

「お断りされる時はデート何回目で交際終了になりましたか?」

 

「そうですね、交際に入って、だいたいデート1回目で断わられましたね」

 

彼は苦笑したが、その言葉に投げやりな気持ちや無関心な態度を感じてしまう。

 

「あなたが交際をお断りするのは、デート何回目くらい?」

 

2回したくらいで断わりましたかね」

 

やはり、また投げやりな言葉に聞こえる。ふ~む、と私は考えるふりをした。

 

婚活でモテる男の条件なのになぜかお断り

 

「なにか結婚できない原因がわかりますか?」

 

彼はずばり聞いてきた。私もズバリ言うしかない。

 

「結婚できる、できないの前に、どうしてお見合いや交際が半分も断られるかを考えざるを得ません。なぜ女性にお断りされるかが問題です」

 

「半分じゃ多いですか…」

 

と彼は即座に言った。

 

「多いです。村山さんはプロフィール経歴も、収入も、身長も、しかも顔も悪くありません。私に言わせたらお見合いする女性全員から好かれていいはずです」

 

「えっ」

 

という顔をして、

 

「中学、高校、大学とモテたことがない男でしたが…」

 

と彼は言ったが、付け加えて、

 

「幼稚園とか小学校は、モテ期だったような気がするんですが、中学からは受験やら何やらで、なにか殺伐としていた気がするんです…」

 

「お話の途中ですが…」

 

と私は彼の言葉をさえぎった。

 

「さっきの村山さんのご質問に関連しますが、結婚相談所業界、特に私たち仲人カウンセラーを介した“お見合い”(仲人婚活)で、モテるかモテないかのお話をすると、あなたはモテます。事実、4年間で140回もの出会いがおありだったわけですから‥。どんなに会員数が多い結婚相談所でも、そういうわけにはいかないはずです」

 

「そうですか…」

 

腑に落ちないようで、無関心な態度である。それとあまり人の目を見ない。

 

「結婚相談所では、プロフィールを開示し、それを見てお申し込みのやり取りをして出会うわけですから、希望条件ありきで相手を探していくわけです。そのへんが世間一般でのモテ方とは違うのです。恋愛では結婚を意識できる人に出会った時は、デートを重ねることで相手の見え隠れしている本当の姿をさぐり、結婚したい相手だからこそ、自分を理解してほしいと思ったり、知ってほしいと思うことを、どうやって明確に伝えて認めてもらうか、などいろいろ腐心しますね。それで結婚まで途方もなく時間がかかってしまうわけです」

 

「なるほどそうですね、それで結婚できればいいんですけど…」

 

成功報酬としての成婚料がある意味を説く

 

仲人婚活のメリットを説明する

 

「まず私たちが考えたことは会員数を増やすことでした。入会なさればどなたにでも相応しいお相手が存在するようにするのが、私たちの最低限の目的です。それでいま大手の結婚相談所は数社ありますが、私たちはそのどの1社よりも会員数が多いはずです」

 

「なるほど、そんなに大きい組織なんですか」

 

「ええ全国の仲人が加盟しています。ただ結婚相手を探すのは、お住いが近い地域の方々ですよね」

 

「たしかに!」

 

「私たちは、北海道、東北、関東、東海、関西というふうにブロックごとに充実させて行こうというわけです」

 

「なるほど、それで結婚しやすくなるわけですね」

 

「ただ欠点はあります。結婚相談所ネットワークの会員数が多いのは会員さんとっては選択の幅と量が増えますから、お相手探しにはこの上ないことですが、いざ結婚を決めるという観点で言いますと、仲人カウンセラーは自分の会員さんのことはよく知っていても、お相手の方をよく知らないわけです。そこをいつも念頭に置いてやっています」

 

「なるほどそうではありますが、大手の結婚相談所ではそれは当たり前ですし、お相手選びは機械がやってくれますから、誰もよく知らないまま出会ってしまいますね」

 

これは真面目に応えている。

 

「それで、さっきのあなたのご質問に戻るのですが、私たちは、おおむね結婚のお相手の片方の人しか知らないのですが、男女お二人の間には仲人カウンセラーが一人ずつ存在しています。その仲人カウンセラーは自分の会員さんをなんとか結婚させようと並々ならない情熱を燃やしている人たちです。そこで男女お二人の交際中は仲人カウンセラー同士が情報を共有して、協力しながら結婚へとつないでいくわけです」

 

とまで言って、

 

「私もその一人ですけれども…。まあ自分の会員さんの結婚が決まると、ひとつには成婚料という収入が私たちには入るという、会員さんとは利害が完全に一致するシステムになっている点が大きく影響しているかもしれません。成功報酬としての成婚料が、会員さんの成婚率を高めていると言っても過言ではありませんね。それも結婚相談所の大きな収入源ですからね。もっとも私などはそれとは関係なく、いわば仲人カウンセラーとしての本能で“結婚させずにはおかない”という思いでやっています」

 

「何だか頼もしいですね。大手の結婚相談所では感じないものを感じます」

 

結婚相談所の個人経営不安感に大手を選ぶ

 

「ただ、皆さん会員募集の案内などで、料金表のおしまいのほうに“成婚料”とあって、金額をトータルすると“あれっ大手結婚相談所よりも高いや”って思って入会を躊躇する場合があると思います。個人経営の結婚相談所が何でなの?という思いがあるのではないでしょうか」

 

「そういえば、僕も最初は個人経営の結婚相談所へ説明を聞きに行きました。そして、信頼性や安心感とか、トータルの料金などで、あれこれ考えて“大手結婚相談所”に入会を決めたと思います」

 

彼は言って「それと‥」と付け加えた。

 

「個人経営の結婚相談所に入会しますと、狭い地域の中での活動になるような気がして、なにか人間関係がわずらわしくなるのではないか?それで面倒くさいという気持ちが先に立ちましたね。大手結婚相談所なら、そのような不安がありませんし、入会すれば結婚できると思わせますから…」

 

「やはりねえ」

 

「結局、成婚料の深い意味がわからないですから、その分トータルで割高なイメージなんですね。大手結婚相談所はそれがないですから、結婚できようができまいが関係なく、僕のようにただ月会費をだらだら払っていたのですから、かえって高いものについてしまいました」

 

彼はそこで苦笑した。

 

「さて入会のガイダンスはこれからですよ」

 

と言って私は結婚相談所の会員になる資格について説明した。まず会員さん同士が信頼で結ばれていなければならない。プロフィールに嘘がないことを前提に活動いただくためには、登録に必要な証明書類の提出が必須なのです。

 

そこまで説明した後、なによりも結婚へ導く私たちの姿勢と、会員さんご本人の“努力”のあり方を説いた。

 

私の説明が終わると彼は思わず、

 

「これは結婚できるかも、と今思いました」

 

と目を輝かせた。

 

私もこれまでの彼との会話で見て取れる、無関心な態度の印象がそれほど交際には影響していないだろうと思って、結婚できると確信した。だが皆さん、いざお見合い、交際になると、おおむねこちらの期待を裏切ってくれる人がほとんどなのである。

 

婚活失敗続く理由ふたりきりだと話せない

 

会話のないカップル

 

案の定、村山正夫さんは期待を裏切った。最初のお見合いは、会員さん同士がよければ、気心の知れた相談所の仲人カウンセラー推薦の会員さんを引き合わせることにしている。

 

それは、お見合いや交際の様子なりを仲人同士で細かに交換しやすいからである。あらかじめ彼が選んでいた女性である。私とはごく親しい仲人さんで、自分の会員さんを手堅く成婚に持っていっている相談所を選んで、2週連続で2名の女性とお見合いをさせた。同じ相談所なので詳しい情報の交換ができるはずである。

 

お見合いの後、彼からは返事がないのである。2名の女性からは相談所の仲人さんを通じてお見合いの翌日午前中までに返事がきた。お断わりである。彼からはこちらがしないと連絡をしてこない。二人の女性の断り文句は次の言葉に尽きる。

 

「お見合いをしていても、結婚したい気持ちがあるのかわからない…」

 

「なにか上の空で会話にならない。無関心な感じで、完全に無視されたと思った」

 

である。彼との会話で私が若干懸念したことが現実となっていた。私は次の日曜日、面談に来てもらった。彼が席に着くなり一部始終を言った。するとなんと、

 

「そんなはずはありません。私は楽しかったし、彼女たちとも笑顔で別れましたよ」

 

と彼は私の顔をみない。

 

「笑顔でって、どちらが?」

 

「どちらも、私も彼女たちも…」

 

「でも結果が物語っていますから、このままの状態でいくらお見合いしても交際に入ることすら難しいですよ。交際になったらなったでまたいろいろあるのですから…」

 

「ではどうしたら…」

 

彼はうろたえるというよりは、どちらかというと人ごとのような風情である。

 

「まず私の考えどおりにやっていただきます」

 

「…」

 

「お相手に今お伝えしたような断わられ方を今後しない。それだけです。守れますか?」

 

「どうかなあ、だって…」

 

「あなたもご自分のことは十分わかっておられると思います。なぜ断わられるのかはご自分の胸に聞いてごらんなさい。あなたが、お相手にされて嫌なことは、お相手も嫌なのです。そのくらいことはわかるはずです」

 

彼は頷いていた。

 

「わからないというのなら、退会していただきます。入会金はお返しします」

 

私は本気でそう思った。これでは何百回お見合いをしても無駄である。そこでやっと、彼は私を正視した。少し沈黙があった。私は彼の答えを待った。彼は重い口を開いて言った。

 

「実は、僕は、女性の前へ出ると、とくにふたりきりになると話せない、頭が真っ白になって何をしゃべったのか、何を聞いたのかが分からなくなるんです…」

 

「…」

 

「中学の頃、女子を意識し始めたときからです。それ以来女性を意識しないようにしてきました」

 

「どうして早くそれをおっしゃらなかったのですか…」

 

「そんなこと恥ずかしくて」

 

「それこそ私は婚活カウンセラーなのですよ。なんでもおっしゃってください」

 

とはいえ、今の彼に与えるべき具体的なアドバイスは思いつかなかった。

 

まとめ|成婚に向けた目標と計画を立てる

 

成婚までのプラン

 

1週間後、成婚を達成するまでの「目標と計画」の具体的なスケジュールを立てて彼に話した。

 

【婚活計画その1】

今後お見合いをして10人目で結婚を決める。私はその10人の中に、いわば練習相手ともいえる女性3名を予定している。その女性たちはうちの会員さんで、きさくで物分かりがよくて相手次第でいつでもいい結婚ができそうな人たちである。

 

年齢も35歳から41歳までいる。彼のことはあらかじめ言ってある。練習相手ではあるが、結婚まで行っても一向に差支えない女性ではある。全員大卒の女性を選んだ。

 

【婚活計画その2】

ひと月に1名の女性とお見合いをする。最後まで行けば10カ月かかることになる。

 

【婚活計画その3】

お見合い前に入念に「その女性の趣味や家族構成に応じた楽しい会話の仕方」「態度のあり方」「デートの場所・食事の仕方」「その日の別れかた」「終わったらすぐ相談所に連絡する」などを婚活作戦会議で打ち合わせる。

 

これらの婚活作戦会議の打ち合わせは、とてもスムーズに行われた。当時私は「さすがマニュアル世代」と感心したものである。日本の若者たちは、マニュアル通りにしかできないと揶揄された時代である。

 

さて二人目までのお見合いについては、マニュアルどおり、当日の夕方に彼から「交際」したいと連絡が入ったが、肝心の女性たちからは「ごめんなさい」であった。

 

しかし徐々に“お見合い慣れ”してきているのが見て取れた。練習相手の3人目は立教大卒の41歳の美形であった。お見合い後の夕方、女性の方は、「とても素敵な男性で、私なんかよりもっといい人が現れるはずですから、それを期待いたします」という返事であった。

 

「そんなことよりあなた自身はどうなの?彼と交際をしていいとはお思いにならない?」

 

「村山さんさえよければ私の方は…」

 

とのこと。そうして肝心の彼からはまた元に戻ったように返事がなかった。彼から連絡が入ったのは夜も遅かった。

 

「彼女のほうは断ってこられたでしょう。また1カ月後に次の人と会うことにします」

 

「あなたの意志はどうしたの?彼女と交際したい?それとも…」

 

「実は彼女とだったら結婚したいと思いました」

 

「…は、早くそれをおっしゃい!」

 

「ごめんなさい…」

 

その後、いろいろあったが、結論的には秋口に二人は結婚式を挙げることになるのである。翌年の夏にはハネムーンベイビーがうまれたとの報告が、奥さまのほうからあった。

(この項了)

 

 

この記事を書いた人

埼玉県さいたま市で生まれ育った仲人カウンセラー清水 小百里です。男のしくじりをおせっかいオバチャンがビシッと指摘!婚活がうまくいかない男性のための本結婚したければ選ばれる男になりなさいを出版。お見合い・交際に役立つ婚活情報をブログに公開しています。

 

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