結婚の意思が固まる!両家顔合わせ食事会 婚活体験記30代女性

2016年11月4日

結婚相談所レポート 婚活体験記38歳女性

【あらすじ】
彼との交際は予想以上に早い展開で進み、私は、翌週の日曜日に彼と父親が2人で川口まで来ることを仲人カウンセラーに報告した。すでにプロポーズは済んでいる。

そして、その翌週には、家族同士を引き合わせて、両家の親睦を深める目的の「両家顔合わせ食事会」を川口そごうデパートで行うことに決まり、男性側は親子二人で参加。こちらは、私と母に加えて姉夫婦が参加した。

1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”サービスを提供し続けている、結婚相談所KMAがレポートする「婚活体験記ブログ」です。

《第10回》

《婚活体験を綴る女性のプロフィール》
【黒田沙里さん(仮名)38歳・高卒・会社員・埼玉・川口市在住・158cm・55kg】

「婚活体験記」なるものを書いてみなさいと担任カウンセラーに言われて、まず「書ける?」と思ったけれど、実名は伏せるという条件だったのと、面白い、と思ったので引き受けました。

結婚の意思が固まりそれぞれの両親に挨拶

私は翌日、結婚相談所の仲人カウンセラーに、池田智也さんの実家の八王子に行き、思いがけなく偶然にも彼の父親に会ったことを報告した。

案の定カウンセラーは「偶然?!」と声を発したがそれ以上言わなかった。

私の彼女への報告としては、翌週の日曜日に彼と父親が2人で、川口まで挨拶に来ることになったと伝えた。

「けっこう早い展開ね」とは言ったが、さほど驚いているふうではない。

「それでお結納とか顔合わせ、披露宴などはなさるのですか?」

「なにも話し合っていませんが、古式ゆかしくやってみたい気もしますね」

私は彼女に対して打ち解けた気分になっていた。

「ふふふ、そうねえ、一生に一度ですからね」と言ってから、「もしご両家でそのように決まりましたら、提携する埼玉県の結婚式場があります。“両家顔合わせ食事会”ができる個室も用意できるし、会員割引の効くプランもありますから、おっしゃって」

いまどき結納などするのだろうか。周りであまり聞かない。

翌週、池田家からは彼と父親が出席した。八王子市内に嫁いだお姉さんは子供の進学指導とかで欠席だった。

うちは私と母と蕨市に嫁いだ姉夫婦が出席した。姉夫婦には子供がいないから、いつもフットワークは軽い。

二人対四人ではバランスが悪いかも、と彼に言ったが、「そんなこと気にしないで、本当は姉も出席したがっていたんですが、どうしても前からの学校との約束でしたからお許しいただいて」と言ってから、

「あんまり気取ったところでないほうがいいと僕は思いますが」ということで、駅前デパートのそごう川口店の10階に会場を準備した。

そごう川口店

婚約した2人が家族同士引き合わせる食事会

以前は「川が流れる名店街」と言われていたが、今は水を流してなく溝だけが張り巡らされていた。全員お昼の1時前には「中華料理」の店で向かい合っていた。

店内は広々していた。私はコース料理を予約していた。

「遠くまでお越しいただいて恐縮でございます」と母が切り出した。

「いいえとんでもありません」と父親と彼とが同時に発した。

今日の智也さんは濃紺の背広でがっちりしていて何だか頼もしく見えた。お父様も先週お会いしたラフな格好でなく、やはり紺系の背広で、緊張した面持ちが少しおかしかった。

母と姉は終始うれしそうに箸をつかっていた。姉のご亭主も何だか彼と背丈も体重も似ているが、寡黙すぎるのが智也さんとは違った。彼はひとことも発言せず、ただ出てくる料理を食べていた。

途中で母が、向かい側の智也さんのお父様にビールを注ぎながら

「何かとふつつかな娘ですが、末永くよろしくお願いいたします」

私は「あれ」と思った。現実感がなかったので「そうか結婚するんだ」との思いがことさら湧いてきた。

「こちらこそよろしくお願いいたします」とお父様は言ってから、「智也は、まったくそそっかしいやつで、こんなんで沙里さんを幸せにできますんでしょうかね?」と言ったことで、場が和んだようだった。

彼は終始にこにこしていた。

私はそれを見て何だか気持ちの底から喜びがこみ上げてきて、涙が頬を伝うのに気が付かなかった。隣の姉が「あれえ…!」と小さく声をあげた。

全員が自分を見ているのがわかった。私は姉が差し出してくれたハンカチで急いで涙をふいた。

結婚相談所へ成婚退会の挨拶に二人で行く

翌週の午前中、北浦和の結婚相談所にいた。私は初めて彼を仲人カウンセラーに紹介して挨拶をした。

「たいへんお世話になりました」

私がいうと、仲人カウンセラーは、「こんなに手間のかからない方は初めて!うれしい!」と感激して私の手を取って握ってくれた。

彼も、「ありがとうございました」と言っていた。

私は「成婚料」なるものを支払い、2人でそこを出た。午後からは智也さんの所属する結婚相談所に挨拶に行った。

彼は、途中電車の中で立ちながら私の手に触れてきた。

私はどうしていいのかわからず、黙っていた。見上げると彼も黙って車窓から外を見ていたが、緊張しているようだった。

私は彼の大きい手を握った。

(この項、了)

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