結婚情報サービス利用中の40代男性!結婚できないとお悩み相談

結婚できない原因=入会時には気が付きませんでした。広田正人(仮名)さんの巻【前編】

 

《入会エピソード》

もう20年も前の話です。広田正人さん。この方も思い出深い男性です。さいたま市に両親が住む方で、母親がまず説明を聞きに来て、次の週、ご本人が訪ねてきました。

 

つくば市の研究所に勤めるだけあって学者肌でした。入会の私の説明を逐一メモしていました。婚活は6年前から大手と言われる、いわゆる結婚情報サービスの会社を23社転々としていたと言います。収入はソコソコありましたが、男性としては身長が160cmと低いので、たしかにお見合いのできる確率は少ない。

 

しかし、お嫁さんは一人でいいわけですから、お見合いも何回かしたと言いますので、結婚できていないのは、彼自身に何か原因があるのかと考えましたが、入会時には気が付きませんでした。

 

結婚できないと悩む男性

 

《相談者》

【広田正人(仮名)42歳・東京農工大学農学部卒・会社員(研究所勤務)・つくば市在住・初婚・160cm60kg・父70歳・高卒・元会社員・母68歳・高卒・39歳・大卒・既婚】

 

目次
 

 

 

今は息子の嫁に私のあとを継がせていますが、少し時間ができましたので、備忘録としてのノートを取り出して“仲人おばさん”としての集大成のつもりで書きます。時代はとびとびですが、思い出すまま書きます。

 

この世界にのめり込んだきっかけは、25歳の時(すでに結婚していました)私の大学時代の同級生と職場の同僚の男性を結び付けた「喜び」が始まりでした。

 

《母の想いを胸に開口一番!結婚したいんです》

 

「たぶん、むずかしいとは思いますが、結婚を、どうしてもしたいんです」

 

広田正人さんは、相談室に入って、開口一番に言いました。

 

「いろいろやってきましたが、大手結婚情報サービス3社に入会して、思うようにいきませんでした。もう結婚はあきらめようと思いましたが、母が“死んでも死にきれない”というんですよ。何とかなりますか?」

 

「何とかはなりますよ、男女の出会いですから、お相手あってのことです。ご自分の一挙手一投足がお相手に影響を与えるし、影響も受けることがあります。入会後の問題は“お見合い時”“交際期間”です。うちは、と言いますか、私はそこを見させていただいています」

 

というと、彼は目を丸くした。

 

「今までのところとは、こちらは基本的に違いますね、そうした考えをお聞きしたのは初めてです」

 

「私は仲人ですから、男女の交際について、あれこれ相談に乗って差し上げて、よい結婚をしていただくのが仕事です」

 

彼は少し興奮気味に顔を紅潮させていた。そして、

 

「僕は、背が低いですから、もてません…」

 

「そんなことはありません。背が低いから結婚できないということはありません。他に何か原因があるものですよ」

 

というと、彼は「えっ‥と言って、何か過去のあれこれを頭の中で巡らせるような顔をした。

 

「なにかあるんでしょうか…?」

 

と不安そうに、独り言のように言った。

 

《お見合いは相手への関心の持ち方が大切》

 

広田さんが入会して、20日ほどして会員プロフィール情報誌に載ったころ、うちに入会してあまり積極的にお見合いの申し込みをしない、私立大卒の山田美知子さんという女性を引き合わせた。

 

山田さんの活性化を促すという目的もあったので、お見合いはうちの相談室でおこなった。

 

当日、彼は背広ネクタイでやってきた。35歳の彼女も小柄です。細かい花柄のワンピースを着ていた。私は二人を紹介して、お茶入れにかかった。二人の声が聞こえない。お茶を出しながら、

 

「あらあら、お二人とも何かお話したら?黙っていたらわからないでしょ?広田さん?」

 

すると彼は、やおら話し出した。

 

「あのう、趣味はなんでしたっけ」

 

彼に彼女の履歴は渡してある。“なんでしたっけ”はない。華道に茶道に読書とわかっているはずである。

 

プロフィールを見る男性

 

「お花を生けることと茶道と、それに読書を…」

 

と山田さんはこたえる。彼女も男性の前ではハキハキしない。

 

「そうですか。そうなんだ」

 

彼も、なにか上の空である。この沈殿した空気は何なのか。二人とも私を知っているから遠慮するというのも、永年の経験で分かってはいる。が、このまま駅前の喫茶店へやってもあまり変わらないような気もする。

 

私自身には理解不能なのだが、経験則からいうと“結婚”ということには興味以上の関心を持つが、こと“性”というものには関心を持たない男女がいる。この二人ともそのように思う。

 

しかし、その前に常識的には、知らない者同士が初めて会うのであるから、もう少し下調べして(お相手プロフィールを渡してあるが)話題の持っていき方とか、相手への関心の持ち方とかを緊張感をもって学んでほしいと思う。

 

だが今日の場合、二人で経験してもらう真剣勝負の場であるから、レクチャーをするのはやめにするつもりでいた。私は二人の間に位置するが、ソファーから少し離れた椅子に腰かけていた。

 

「これからは駅前の喫茶店へいらっしゃるか、まだここにとどまるか、自由ですよ。ご自分たちで判断してください」

 

と私。それでも二人は交互に私を見ては腰を上げようとしない。私もしびれを切らした。

 

「ではお二人にお聞きします。まず広田さん、あなたは女性の“性”というものにすごく関心はおありですか?」

 

「まあ少しは関心があります」

 

かれは即座に答えた。

 

「では山田さん、男性の“性”について関心は?」

 

「あります…」

 

といって彼女は私を見て顔を赤らめて目を伏せた。問題は男性の広田さんである。

 

「広田さん、あなたの少しある、が気になります。ねえ美知子さん?」

 

と山田さんに振った。彼女は「えっ」という顔をして、

 

「そうですか?」

 

と言った。

 

「思うに、女性からしたら、男性からは“女性にすごく興味ある、関心がある”と言ってほしいものです。男性は女性より能動的で、主体的に行動に移せるからです」

 

「動物生理学的に言うとそうなりますね」

 

「あら、わかってらっしゃる」

 

と私が言うと、こんどは彼が顔を赤らめた。

 

「今どきは女性がリードする時代になったと言っても、まだまだ男性の主体性が大事です。特に、ことお見合いという保守的な仕組みの中では、男性の一定の態度が大事になってきます。さあ、これからはここをお出になって、駅前の喫茶店にでも行ってらっしゃい」

 

と言って二人を送り出した。

 

《仲人アドバイス!間違いだらけの婚活にサヨナラ》

 

間違いだらけの婚活の改善策

 

広田正人さんはお相手への関心度を高めることが必要。

 

お見合いする二人は、お見合い前に、あらかじめお相手のプロフィールを見ているわけですから、その知識はきちんと頭の中に入れておかなければなりません。

 

広田さんはお見合い相手の山田さんに対して「趣味はなんでしたっけ…」と本人に聞くようではお見合いをする資格はありません。それと女性に「少しは関心があります」と答えました。

 

照れくささも手伝ったとは思いますが、お見合い相手の女性を前にしているわけですからどういう状態でも「関心は大いにあります」くらいは言いたいものです。

 

それは女性にも言えることで、彼女も、もう少しお相手に対して「関心もっています」というアピールをしたほうがよろしい。

 

後編の記事≫≫ お見合い引き合わせが決め手!結婚できない理由を仲人が解決 につづく

 

 

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