埼玉県さいたま市の結婚相談所KMAで活動する、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里です。
地域密着型の結婚相談所として、真剣に結婚を考える皆さまのご縁をつなぐお手伝いをしています。
奥手女性の好意は、言葉よりも小さな仕草や態度に表れる――
これは婚活現場で多く見られる傾向です。
好意に気づけないまま関係が途切れてしまうのは、非常にもったいないこと。
本記事では、奥手女性が好意を伝える7つの行動パターンと、その背景にある心理、気づいたときの正しい対応について、実例を交えながら解説します。

はじめに:奥手女性の好意は見えづらい?
判断しづらい“奥手女性”の反応
婚活で出会った女性とのやり取りの中で、「好意があるのかどうか分からない」と感じることはありませんか?
特に奥手な女性の場合、積極的なアプローチや分かりやすい言葉が少ないため、「脈なし」と判断してしまうケースが少なくありません。
気づいてほしい想いは“態度”に宿る
しかし、奥手女性は“気づいてほしい”という思いを、控えめな行動や態度に込めていることがあります。彼女たちは恥ずかしさや不安から、言葉で好意を伝えるのが苦手なのです。
見逃さないために“知る”ことが大切
この記事では、「奥手女性の気づいてほしいサイン」について、婚活現場でよくある勘違い例や、その背景にある心理を交えながら、見逃しがちな好意のサインを丁寧にひも解いていきます。
奥手女性が「気づいてほしい」ときに出す7つのサイン
奥手な女性は、はっきりした好意の言葉や行動を示す代わりに、さりげない仕草や態度で「気づいてほしい」というメッセージを送っています。以下に代表的な7つのサインを挙げ、それぞれの背景にある心理と、男性側がどのように受け止めるべきかを解説します。
1.自分から話しかけようとする
緊張しながらも勇気を出して話しかけるのは、好意の表れ。話す内容より「あなたと話したい」という意思に注目しましょう。
2.LINEやメッセージに“返信を続ける”
奥手な女性は積極的に話を広げるのが苦手。でも返信を途切れさせず、質問には答える――その姿勢は関心の証です。
3.あなたの予定を“気にする”
「休みの日は何してるんですか?」といった何気ない質問。会話のネタだけでなく、「会えるタイミング」を探っている場合も。
4.小さな共通点を“嬉しそうに共有”
趣味や価値観が似ていると分かったときに嬉しそうな反応があれば、それは「もっと話したい」「距離を縮めたい」サイン。
5.一緒にいるときに“ちょっと緊張している”
緊張=嫌いのサインではありません。好意ゆえに“どう接したらいいか分からない”という戸惑いが表に出ていることも。
6.あなたの話に“リアクションが多い”
よく笑ったり、驚いたり、共感を示すのは関心がある証拠。感情を表に出すことが苦手なタイプほど、頑張っているのかも。
7.少しずつ“距離を縮めようとする”
物理的にも心理的にも、少しずつ近づいてくる。すぐに恋愛モードに入るわけではないけれど、関係を進める意思は感じ取れます。
奥手な女性の好意は、一見すると「脈なし」に見えることもあります。でも、その奥には「傷つきたくない」「でも気づいてほしい」という繊細な感情が潜んでいます。
相手のペースや心の動きを尊重しながら、見逃しがちな好意のサインに気づくことが、思いやりある関係づくりの第一歩です。
なぜ奥手女性は言葉より行動で好意を示すのか|その心理背景
奥手女性の好意は、言葉ではなく行動の中に秘められていることが少なくありません。それには、彼女たち特有の心理的背景が大きく関係しています。
恥ずかしさと不安がブレーキになる理由
「好意を伝える=恥ずかしい」「断られたらどうしよう」――そんな感情が先に立ち、言葉で好意を表現することが怖くなってしまいます。特に人との距離感に敏感な奥手女性ほど、勇気を出すまでに時間がかかる傾向があります。
断られるのが怖い…奥手女性の自己防衛心理
恋愛経験が少ない・過去に傷ついた経験がある女性ほど、拒絶されることへの恐れを強く抱いています。そのため、自分を守るために「遠回しな表現」や「さりげない態度」で好意を伝えようとします。これは、心の中では深くあなたを思っていても、それを打ち明けるには大きな覚悟が必要だという証でもあります。
「察してほしい」気持ちは本音の裏返し?
「直接言えないけれど、気づいてほしい」。これは単なる消極的な姿勢ではなく、“好意をもっている”という気持ちの裏返し。相手が察してくれたとき、初めて安心して心の距離を縮める準備が整うのです。言葉より行動に思いを込めるのは、自分なりの精一杯のコミュニケーションなのかもしれません。
奥手女性の行動には、言葉以上に深い意味が込められています。「ただの反応」と見過ごしてしまうと、彼女たちの精一杯の好意に気づけないまま終わってしまうことも。
その背景にある心理を知ることで、より繊細で思いやりあるコミュニケーションが可能になります。
サインに気づいたときの正しいリアクションとNG対応
奥手女性からの“気づいてほしいサイン”に気づいた瞬間、どんな対応をすれば彼女の安心につながるのでしょうか。気づけたからこそ大切なのが、その後のリアクション。今回は、好意に気づいたときにとるべき行動と、逆効果になってしまうNG対応を解説します。
「気づいてるよ」と安心感を示す行動
彼女のサインに気づいたら、まずは“否定せず、優しく受け止める”ことが何より大切です。たとえば、笑顔や柔らかな相づち、さりげない気遣いなど――言葉にしなくても「あなたの気持ちに気づいているよ」と伝わる雰囲気をつくりましょう。
「さっき、○○を気にしてくれたのが凄く嬉しかったです」といった一言は、彼女の不安をやさしくほぐします。
焦って踏み込みすぎると逆効果
好意のサインに気づいたからといって、「いきなり彼氏ヅラ」して踏み込みすぎるのはNG。
奥手女性にとって、好意を見せるのは小さな勇気の連続。その段階で急な距離の詰め方をされると、不安や警戒心が強まり、かえって心が離れてしまうこともあります。あくまで“彼女のペースを尊重する”姿勢が大切です。
意外と見落としがちなNGリアクションとは?
無意識のうちにやってしまいがちなNG対応の一つが、「気づいてないフリ」です。「え?そんなこと思ってたの?」と驚くふりをすると、彼女は“自分の気持ちが伝わっていなかった”と感じ、距離を置いてしまう可能性も。
また、他の女性との比較やからかいも絶対に避けたいポイント。冗談のつもりでも、彼女にとっては“軽視された”と感じてしまうことがあります。
奥手女性の好意に気づけたなら、その後のリアクションこそが信頼構築のカギ。
急かさず、比べず、からかわず――彼女のペースを大切にしながら、「大丈夫だよ」という安心感をそっと伝える。それだけで、2人の距離は自然に近づいていきます。
結婚相談所でのコミュニケーション改善のヒント
奥手女性との関係を深めるには、“自分だけ”で解決しようとせず、結婚相談所という環境を生かして、客観的な視点やサポートを得ることが大切です。ここでは、相談所でできる具体的なコミュニケーション改善策をご紹介します。
婚活カウンセラーとの共有で理解が深まる
「彼女が自分をどう思っているのか分からない」「接し方に迷っている」――そんな不安をひとりで抱えずに、担当カウンセラーに共有することで、関係性が客観的に見えるようになるのです。
奥手女性は“表現が控えめ”だからこそ、第三者を通して伝わる感情もあります。婚活カウンセラーの視点を介することで、彼女の緊張や期待を正しく汲み取るヒントが得られるかもしれません。
さらに、婚活カウンセラー同士の共有でも、お相手の気持ちに気づかされたり、足りないところを補ったりできるのです。
定期的な振り返りで「気づき力」を高める
LINEのやり取りや実際の会話、デートの感触などを振り返る時間は、奥手女性からのサインを読み取る力を育てる上で重要です。
「この返事のテンポはどうだったか」「表情の変化に気づけたか」など、細かなポイントを振り返る習慣を持つことで、彼女の気持ちに近づく精度が高まります。婚活カウンセラーとの振り返りミーティングも、気づきの精度を上げる大切な機会なのです。
奥手女性に響くアプローチのコツ
奥手女性には、焦らず、距離感を意識したアプローチが何よりも有効です。例えば「次回もお話できたら嬉しいです」など、プレッシャーを与えない言葉で関心を伝えること。
また、「前に話していた◯◯、気になっていたんです」といった“継続性のある話題”は、彼女にとって「自分との会話を覚えてくれている=大切にされている」と感じるきっかけになるのです。
結婚相談所では、自分一人で抱えるのではなく“環境を生かす”という視点が、奥手女性との距離を縮める大きな力になるのです。
第三者との共有・丁寧な振り返り・思いやりあるアプローチ――これらを重ねることで、言葉にしづらい好意にも気づきやすくなり、より豊かな関係づくりへとつながっていきます。
まとめ:サインを理解すれば距離は一気に縮まる
奥手女性の好意は、言葉ではなく小さなサインとして日常の中にちりばめられています。それらに気づく力がある人こそ、相手との信頼関係をスムーズに築いていけるのです。
小さな気づきが大きな信頼につながる
「視線の動き」「返信のテンポ」「話すときの表情」――ほんの些細な仕草にも、彼女なりの思いが込められています。
そのサインに気づいたとき、「ちゃんと見ているよ」「理解しようとしているよ」と伝える姿勢は、奥手な女性にとって大きな安心材料となるのです。
奥手女性の魅力は「奥にある優しさ」
控えめで口数の少ない彼女たちですが、その分、相手への配慮や誠実さが深く根づいています。
時間はかかるかもしれませんが、心を開いたときに見せてくれる“内側の優しさ”は、関係を丁寧に育む中でこそ味わえる特別な魅力です。
気づく力こそ、婚活成功への鍵
婚活は、プロフィールや会話の表面だけでは分からない“心の温度”を察することが鍵です。
奥手な女性のペースに寄り添いながら、言葉にならない気持ちをくみ取れる力――それが、真のコミュニケーションを生み出し、信頼関係を築く上で最も大切なスキルです。
最後に
誰かのサインに気づき、そっと寄り添う。それだけで、関係はぐっと近づき、次の一歩が自然に生まれていきます。
婚活を通じて“気づく力”を育てることは、ただ出会うだけでなく、未来を一緒に歩むパートナーと“深くつながる”ための大切な準備でもあるのです。
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このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ

埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟(NNR)
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
- 一般社団法人 結婚相談業サポート協会(MCSA)
- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
- SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会
- 一般社団法人日本LGBTサポート協会
出版・著書情報
- アマゾンで発売中
- 清水小百里 著『結婚したければ選ばれる男になりなさい』発売中
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