京王プラザホテルで看護師さんとお見合い!僕の結婚相談所体験談

結婚相談所のお見合いは、シティホテルのラウンジでお茶をしながらが多い、埼玉(浦和・大宮)を中心に事業展開する結婚相談所、株式会社KMAです。

 

前号・第4回の記事≫≫ 仲人カウンセラーはトレーニングコーチか!僕の結婚相談所体験談 の続き

 

【黒田竜城(仮名)43歳・工業高卒・会社員/535万円・166cm70kg・志木市在住、両親同居、姉46歳(既婚別居)1名】

 

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入会した結婚相談所の仲人カウンセラーに婚活体験記を書けと言われたが、作文はどちらかというと苦手である。しかし結婚相談所の入会も初めてだし、これを機会になんでも経験してみようと思い承諾した。どうなるかわからない。

 

《真っ先に自分を選んでくれた彼女に会ってみよう》

 

【杉並区在住・42歳・初婚・高卒後専門卒・看護師・165cm59kg・長女】

 

入会直後、真っ先に自分を申し込んでくれたこの女性に会ってみようと思った。

年齢が自分と一つしか違わない。実はもう少し下の年齢の女性を望んではいるのだが、すぐに「俺だってナンボのものだ!?」と思う。

それにしても165cmかと思う。身長はほとんど変わらない。大きい女性は平気だけれど、相手が向こうから申し込んできたんだから、と思う。

 

「この方、田辺さんとおっしゃるの。今度の日曜日、午後2時、新宿西口、ケイプラ、あっ京王プラザホテルね、そこの入り口に「樹林」という喫茶店があります。そこです。でも待ち合わせは3階のお花屋さん日比谷花壇の前にしてね。それから2階の喫茶店に行ってね」

 

仲人カウンセラーはそう言ってから、

 

「そうそう、この方看護師さんで、その日夜勤明けなので普段着で行っていいかって、向こうのお仲人さんがいいますから、かまいませんって言っておいたわ、承知していてね」

 

と言ったが、女性の普段着ってどういう格好?と質問しようとしたら電話を切られた。

 

ジーパン姿のお見合い相手女性

 

日曜日の新宿は大勢の人であふれかえっていた。西口の交番前を通り、地下を歩き、ホテルヘ上がる階段まで来た時、一、二段前をのぼる女性がいた。少し大きめのセカンドバッグをかかえるようにしていたが、身体にぴったりのジーパン姿がセクシーに見えた。

 

館内に入ったらすぐ「樹林」はあった。待ち合わせ場所は3階の日比谷花壇前だ。エスカレーターに乗ったが、やはりジーパン姿が目の前にあった。

 

花屋の店先に二つのベンチが置かれていた。一つは完全にふさがっていて、もう1つは2人分ほどあいていた。ジーパンの女性はそのベンチに掛けると、脇にセカンドバッグを置いた。女性はすぐに、一度置いたセカンドバッグを自分の膝の上に乗せた。約束の2時には15分くらい間があった。女性があけたスペースに掛けるかどうか迷ったが、けっきょく少し離れたところに立った。

 

すると、そのジーパン美人が立って、近づいてきて、「あっ」と思った。お見合い相手だったのかと思ったとき、

 

「黒田さんですか?」

 

ときた。「田辺さん?」と僕。

 

「田辺ミカと言います」

 

と下の名前まで言った。僕は外の地下の階段からエスカレーターに乗り、花屋のベンチに行きつくまでずっと彼女の後ろ姿を見ていたことになる。

 

《薄紅色のくちびると、清潔な白い歯がまぶしすぎる》

 

「樹林」に入り、二人で向かい合ったとき、彼女は大きめの眼差しで僕をまっすぐ見た。

僕は彼女を注視できない。なぜか強力な剣豪をみる思いで「太刀打ち」できそうにないと思った。それでもウェーターが注文を取りに来る前に、

 

「夜勤明けと聞きましたが‥」

 

とロ走っていた。

 

「そうなんです、なんか髪もぼさぼさで、こんな格好ですみません」

 

「いいえとんでもない、じゅうぶん素敵ですよ、ナイスバディーですよ、と胸のうちで思っただけで、口にはしていない。それにしてもこの田辺さん、ミカさん、その物おじしない視線と、言葉を発するたびに薄紅色のくちびると、清潔な白い歯がまぶしすぎる。

 

これだけまっすぐ見られると、自分が卑小に思えてくる。「オレはプレーボーイにはなれな」などと、思いもよらない感想が自分の中に湧いてくる。身長も同じくらいというのは、やはり女性のほうが男性を圧倒するのではないか、などと、つい人格とはおおよそかけ離れた判断をしてしまう。いつの間に来たのか、テーブルにおかれたコーヒーに、田辺さんが口にしたので、僕も一口飲んだ。

 

「お仕事はお忙しいんですか?」

 

という質問が来た。「いやーヒマですよ」などと、うっかり出まかせをいう所であった。

 

それどころか、会社にはこき使われているはずであった。どうも自分の言葉を発する「間合い」みたいなものが、人より遅いのか、会話を成り立させるに必要なスピードで言葉が出てこないということが、こういう時にわかる。ために時間稼ぎみたいに「ううう」とうなってしまうようだ。「ちょっと待ってください」というわけだ。

 

「最近は残業が多くて、なにか会社人間と言いますか、少なくとも家庭的ではないですね」

 

「今は独身ですからそれでも…。それをおっしゃれば、私などはまさに家庭的ではないですね」

 

「いつも緊張を強いられるのでしょう?」

 

「まあそうですが‥、ただ手順通りと言いますか、命を守る手順があるのでそれに従うだけですが…、抽象的な言い方しかできませんが」

 

「わかります、専門的なことを聞いてもわかりませんので‥」

 

そうこうしているうちに、やっと田辺さんの黒い瞳を見つめることができるようになった、と思った。

 

次号・第6回の記事≫≫ 私、異性としての男性はダメなんです!僕の結婚相談所体験談 につづく

 

 

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