お付き合いなくて、お見合い慣れていないんです!僕の婚活体験記

「出会い」はあるけど、その先の「交際」に進めることが不得意なあなたには、カウンセリングの資格を持ったプロの仲人が有意義なサポートをする、埼玉県さいたま市浦和の結婚相談所、株式会社KMAです。

 

【井上善太(仮名)38歳・埼玉大院修了・研究所勤務・171cm65kg・上尾市在住、両親同居、妹、弟各1名】

 

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入会した結婚相談所の仲人カウンセラーに婚活体験記を書いたらと言われ、書いてみるつもりになった。思索が深められると思ったし、この先この結婚相談所で結婚できたら記録になるかな、という軽い気持ちもあって承諾した。

 

《僕はお相手との会話の反応が遅い!!》

 

僕の結婚相談所での、というより生れて初めてのお見合い相手は「田島美玖」さんである。目の前にいる。34歳、大卒、会社員、154cm49kg、現住所は川口市、とある。可愛い系である。

 

「休日は何をなさっているのですか、ふつうは」

 

という僕の質問に田島さんは、

 

「博物館や美術館に行ったりしています」

 

とこたえた。そうこたえた後、

 

「井上さん、おうち北浦和ですよね」

 

「北浦和は入会した結婚相談所で、僕のうちは上尾です」

 

と僕が言う前に、彼女は、

 

「先週、北浦和の県立近代美術館に行ってきたんです」

 

と言った。僕は会話の反応が実に遅いのに気づく。

 

喫茶店

 

私たちは、川口駅西口すぐの「リリア」というイベントホールのー階の喫茶店にいた。

 

イベントがまた始まったのか、潮を引くように満席の椅子が空っぽになった。客は私たちだけになった。BGMが静かに流れていた。

 

周りが騒々しかったんで、私たちは上体を傾けながらしゃべっていたが、静かになったので、背筋を伸ばしていた。それまでは、おそらく二人は、親密で、気の置けない恋人同士に見えていたに違いない、と僕はひそかに思って、ひとりで照れていた。

 

彼女が恋人なら申し分ない、どころか最高なんだが、と思っていると、

 

《「帰りますか?」と僕。ああ鈍<さい》

 

「井上さん、ここ出ません?」

 

と田島さん。

 

「帰りますか?」

 

と僕はこたえて、【しまった】と思った。

 

「あっ、お帰りになります?」

 

と彼女はびっくりした顔で僕を見た。

 

「ごめんなさい、もっと一緒にいたいです」

 

と思わず言っていた。われながら【なんと不注意で鈍<さいのだ】。彼女はくすっとしてから、穏やかな笑顔になった。救われる思いがする。コーヒー代を僕が払って、二人は外へ出た。

 

駅の改札に続くコンコースヘはエスカレーターになっている。彼女が上段に乗った。小さな淡い色の花柄のワンピースが可愛い。背は小柄なほうだが均整がとれていて弾んで見えた。彼女の後ろから、

 

「さっき、こたえる暇がなかったのですが、北浦和は僕が入っている結婚相談所で、住まいは上尾です」

 

「あら、そうでしたか、ごめんなさい、私、早ロかしら」

 

と言って振り向いた顔が優しかった。

 

「いや、僕の対応が遅いんです」

 

駅の改札を右に見て進んだ。そごうデパートがみえる。

 

「私ね、こういうの慣れていないんです、あまりお付き合いがなくて」

 

意外な言葉が飛び込んできた。「僕こそ!」と思った。

 

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