お見合い相手が病気持ちの私に感じる魅力とは?婚活体験談30代

【婚活体験談 あらすじ】

お相手男性の健康そうな顔を見ていて、病気持ちでお見合いする私の何が魅力なのだろう、と思いながら、彼が会話の中で彼が語った「障害について」の考えを聞いて、私は深く感動した。

 

自分の生活に少なからず影響を及ぼしている「パニック障害」という持病を恨めしく思いながら、今までの自分の生き方を振り返り、彼に話していた。お見合いの席での話題としては少し暗かった。

 

1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”婚活サービスを続けている、株式会社KMA結婚相談所体験談ブログです。

 

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目 次
  1. お見合いで病気持ちの私を感動させた言葉
  2. 笑顔が素敵?病気持ちの私の魅力なのか…
  3. お見合いの席だが男性の誘いに無言で頷く

 

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入会した結婚相談所の仲人カウンセラーさんから体験記を書いてくれる?と言われ、そうですか、と引き受けた。何か宿題をやりなさい、と言われた気持ち。確かに自分の行動や考えなどを含めて書くって、誰に見せるわけでもなく、自分のためになる!と思ったので…。

 

【今井よう子(仮名)39歳・大卒・会社員・161cm50kg・東京板橋在住】

 

お見合いで病気持ちの私を感動させた言葉

 

私は、お見合い相手の男性の健康そうな顔を見ていて、病気持ちの自分の魅力とは何なん だろう、と思った。とくに私を感動させた彼の「神の言葉」

 

「人間って、誰でも、何か障害ってありますよ、それが目に見えるか見えないか、の問題であって、それらを克服しながらみんな生きているんじゃないですか?」

 

私は自分の生活に少なからずマイナスをきたす「パニック障害」という病気を恨めしく思った。そして「私は結婚相手に、何をしてあげられるんだろう」と思った。

 

私は、お見合い相手の大野さん(仮名)と、池袋のメトロポリタンホテルのティーラウンジにいた。

 

「あのう、僕は何か気になることを言いましたか?」

 

彼は、私が思わずうつむいて黙ってしまったことを気にしたらしい。私は顔を上げた。すると、とくに悲しくもないのに理由もなく無意識に涙がほほを伝った。

 

私はあわてた。これを彼に「病気のせい」と思われたくなくて、押されるように言葉が口をついた。

 

「大野さんのように心の広い人に初めてお会いしましたので、何か感動したのですね」

 

私は正直に言って、ハンカチーフをバッグから取り出して、涙を拭いた。

 

笑顔が素敵?病気持ちの私の魅力なのか…

 

「とんでもない心が広いなんて、そんなことないですよ」

 

「いいえ私にはわかるんです」

 

と私は言って、

 

「それに引き換え、私はというと、いつもウジウジしていて自分のことばかり考えている気がします」

 

続けた。

 

「自分のことに気を取られて、周りの人の悩み、なげき、悲しみにホントの意味で向き合えていなかったと、なぜかいま思ったんです」

 

本当にそう思った。

 

笑顔が素敵な女性

 

「まあ自分のことができないと思っているうちは、なかなか人様のことまで手が回らないかもしれませんね。でも今井さん、あなたの最初の笑顔が素敵で、こんな人をお嫁さんにできる男は幸せだなあと思いました」

 

大野さんのことを、今度は年齢よりずいぶん年上の、親類のオジサンのようにも思えた。

 

笑顔が素敵?それは人に会うと言われる。これまでは、だから?って感じだった。でもこのシチュエーションでは、私の得がたい特質に思える。

 

「それにしても家族や周りの人に、助けられてばかりいるような気がします」

 

「いゃあ、それは私もそうです。人は助け合うことになっているのですね」

 

彼がそう言ったとき、二人は顔を見合わせ、思わず笑った。大野さんは笑いながら、

 

「どうしてこうなるの!」

 

と言っておどけた。話の内容が実に重々しく、人生訓に満ちていて、二人のお見合いの席での話題としては少し暗かった。私は恐縮してすぐ言った。

 

「ごめんなさい、私のせいで」

 

お見合いの席だが男性の誘いに無言で頷く

 

「いえいいんです。ところで私の住んでいる秩父ってご存じですか?」

 

「ええもちろん。埼玉県でもけっこう雪深いという印象ですが」

 

「そうなんですか?山あいですから雪は降りますが、まあ北信越地方じゃないんで積もるということはありませんが…」

 

「ああごめんなさい」

 

「今度の日曜日、うちへ来ませんか?」

 

「えっそうなんですか?」

 

お見合いの日にそういう約束していいのか、と思ったと同時に、結婚相談所の仲人カウンセラーの顔が頭に浮かんだ。でも、私は無言でこっくりしていた。

 

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