お見合いで女性の気を引くこともできない朴念仁!婚活体験談30代
初めてのお見合い相手の女性は、第一印象で僕を気に入らなかったのだろうか?会って話をしていても、めんどくさいみたいで、結婚後もそんな感じじゃ叶わないと思い「お断り」した。
2回目のお見合いが決まった。僕からの申し込みを「承諾」してくれた女性だ。都内在住の人だったので、東京駅北口のシティホテルでお見合いになったが、恋愛における女性心理がわからない自分はうまくいくのか?
1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”婚活サービスを続けている、株式会社KMAの「結婚相談所体験談ブログ」です。
前号・第2回の記事≫≫ 入会後初めてお相手と会うがお見合い乗り気じゃない?婚活体験談 の続き
第3回
「婚活体験記」を書いてみない?と担任のカウンセラーさんに言われて、意外な依頼だったのでちょっとためらったのですが、「書くことで、いろいろ自分が活動していることを確認しながら進めるので勉強になるわよ」と言われ、承諾しました。
【山田雄太さん(仮名)35歳・大卒・会社員・埼玉上尾市在住・168cm・69kg】の入会後、二人目のお見合いに臨みました。
お見合いめんどくさい?女性をお断り
「翌日の午前中までに前日のお見合いの結果を知らせよ」とのことだから一人目の井上純華さん(仮名)を断腸の思いで断わった。美人だし、駅で別れ間際に気が付いたのだけれど、コートを羽織る前の、後姿がとてもナイスバディで「すごいなあ」と思いました。
生まれて初めてお見合いした人だから、本当は断りたくなかったけれど、あの人、なんだかお見合いしていても乗り気でなく、めんどくさそうで僕への好意が伝わってこない。家庭生活でも、そんなんじゃかなわないなあという感じだったから、断わった。
仲人カウンセラーに聞いていないけれど、お相手女性からも「お断わり」が入ったと思う。お見合い前に仲人さんから「断わられない努力をしてね」と言われていたけれど、お相手の返事を聞くのがちょっとコワいので聞きませんでした。
だけど、こうして嫌な断わり役を結婚相談所がやってくれるのってすごく助かる気がする。男女の問題って縁ものだし、どちらかが嫌となれば成立しないのだから、割り切って考える他ないと思う。
シティホテルのラウンジで待ち合わせ
次の人は僕からお申し込みをした相手で「31歳、高卒、160cm、50kg、東京都在住」の女性から、承諾の返事がきたので、お見合いが成立した。
マッチングした結婚相談所連盟のルールでは、お見合いする場合、おおむね女性の指定する(近い)場所(会場)に男性が出向くというのがあるそうで、彼女の名前は木村美香さん(仮名)と言って、品川区が現住所の人。
仲人同士が、東京駅丸の内側の丸ノ内ホテル7Fのラウンジを待ち合わせ場所に決めたので、僕は従った。
席に着くとすぐに、何か僕が入るのを見ていたかのように木村美香さんが
「山田さんですか?」
と聞いてきたので、
「はい、そうです、あの木村さんですか?」
ということで出会えた。
ところが彼女は座るなり、少し落ち着かない様子できょろきょろした。「どうかしましたか?」と言おうとして「あのう」と言ったら、
「実は私、丸の内ビルの中の会社に勤めているんです‥」
と言った。僕は「それが?」と思いましたが、木村さんは苦笑いしながら、
「会社の人に見られないか、心配なんです」
という。そうか「俺も鈍いなあ」と思いながら、何故だか「出ましょうか?」と言った。
彼女は、「いいえ、かえってここにいたほうがいいかと‥」と言ってちらっと舌を出して笑った。
それがすごく新鮮で、可愛い珍獣を見る思いがした。例えがよくないか。
でも今まで35年生きてきて、異性をこんなに感じたことがなかったことに気が付いた。目の前にいる人は自分とは明らかに性の違う人間なんだ、という思いが改めてしたのである。
「仲人さんからこのホテルでって聞いたとき、日曜日だからいいかと思ったんですけれど‥」と彼女。
僕はもう丸の内に勤めていると聞いた時から、木村美香さんがまぶしく感じられて、自分をどう思ってくれるんだろう、という思いに駆られていた。
そう思うと何か頭の中がほぼ真っ白で、思考回路が鈍くなっていくのが分かった。
無口で愛想がない俺!会話が続かない
「婚活プロフィールの住所は、埼玉県となっていましたが、埼玉のどちらからいらっしやったのですか?」
さっそくの質問だ、と思いながら
「上尾です」
「はあ」
たぶん、それどこ?って思っているに違いない。
「大宮から電車で10分くらいの、高崎線で‥」
全部言うのかと思いながら、
「最近案外ひらけてきて‥」
何を言ってる?と自分で思いながら、
「木村さんはどちらから?」
と転換した。
「私は品川の戸越という東京の田舎です」
と言った。「田舎ですか」というと
「どちらかというと、下町って感じかしら」
僕も「ふむふむ」という感じで、共通の話題が見つけられず会話が続けられない。ここで考えると「俺は本当に社交性がない」ということ。女性の気を引くこともできない朴念仁だ。
二人はこのラウンジカフェで別れた。木村美香さんは「相談室にご返事申しあげておきます」などと事務的な言い方で先にラウンジを出た。
僕は二人分のコーヒー代を2,400円支払った。上尾だと定食を4つくらい食えるかなと思いながら店を出た。
次号・第4回の記事≫≫ 婚活で出会った相手と夫婦になったことを想像するが…婚活体験談 につづく
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