デート電話で決める…もう一度会って相手を知りたい|婚活体験記

2016年10月14日

結婚相談所レポート 婚活体験記38歳女性

【あらすじ】
「もう一度会って、相手を知ってから交際をするかどうか判断する」という仲人カウンセラーのアドバイスに従い、お見合い相手の男性と連絡先の電話番号を交換した。

電話番号交換の当日に男性がファーストコールをするのが、結婚相談所の「ルール&マナー」。その日の夜に彼から電話が掛かってきたので、次の日曜日の午後、新宿での初デートを電話で決めた。

仲人からの長年の経験からのアドバイスが成婚に向けての婚活に役立つ、1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”サービスを提供し続けている、結婚相談所KMAがレポートする「婚活体験記ブログ」です。

《第7回》

《婚活体験を綴る女性のプロフィール》
【黒田沙里さん(仮名)38歳・高卒・会社員・埼玉・川口市在住・158cm・55kg】

「婚活体験記」なるものを書いてみなさいと担任カウンセラーに言われて、まず「書ける?」と思ったけれど、実名は伏せるという条件だったのと、面白い、と思ったので引き受けました。

交際が成立したら男性がファーストコール

「今夜8時くらいに、彼がお電話するそうですから待機していてください。あなたが万が一出られなかったら、折り返し必ず電話してあげてね。知らんぷりはなしよ」

電話かかってきて出られないのに、その後「知らんぷり」する人っているのかしらと思った。それにしても、こんなアドバイスしてくれる人はいない。

たしかに初めて会った人との交際が成立して、電話をかけてくる時間もわかっているのに出ないで、後でも返事しないと「この話なかったことに…」と交際破局になるに違いない。

それで縁を失っている人はいるのかもしれない、と思った。8時ちょうどに池田智也さんから電話が入った。

「きのうはすみませんでした。いろいろご迷惑をおかけしたみたいで…」

たしかにお見合いの当日にプロポーズするなんて普通ありえないので、お互いの結婚相談所同士で騒いだようだ。しかし、もうそれはいい。私は自分のなかで解決している。

私が黙っていると、「きょう沙里さんから交際OKのご返事をいただいてうれしかったです。ありがとうございます」

沙里さん?ずいぶん親しんでいる。変わり身が早いのか?

「いいえこちらこそ」と言ってから「もう一度お会いしたい…」

もう一度お会いしてみてから決めたら?と相談所の仲人カウンセラーさんが言うものですから、というつもりが、あたかも自分の意志で「お会いしたい」という印象を与えてしまった。

私は、しまった、と思った。

「僕もです!」

勢いがとてもよい。

彼との新宿初デートはカフェ&ランチ

結局、次の日曜日の午後、新宿で会う(初デートする)ことにした。3時を回っていたが、新宿の東口は混雑していた。いやこれが普通だろう。

田舎から出てきた誰かがたとえて「新宿は毎日がお祭りだ」と言ったというのを思い出していた。

川口の駅前も休日の夕方は混むが、その比ではない。新宿は何十年ぶりのことであった。案外来ないものだと思った。

新宿アルタ前の風景

目の前に「アルタ」があった。まだあるんだ、という思いだった。私たちはその並びの地下の喫茶店ルノワールに入った。中は混んでいた。二人掛けのテーブルが一つ空いていた。

席に着くなり、池田智也さんはどうしてお見合いの日にプロポーズをしたか、について話し始めた。順当な会話の切り出し方法だと思った。

「僕はずーっと沙里さんのような人を探していたんです」ときた。

ドラマを見ているのではなく、目の前の男がしゃべったのだ。「だれのこと?」と言いそうになった。

「智也さん」と私もしぜんに名前で呼んだ。

「きょうから私たちが結婚できるのかどうかの理由を判断をするためにお会いしているので、最初からコアの部分から話されてもピンときません」

「それはそうですね、性急すぎますよね。きょうから二人が結婚に向けて交際が始まったのですから」

私の言葉を微妙に変えている。なにか智也さんが嬉しそうに話すので、私もつられるように「くすっ」となった。それを見て彼のほうは声を出して笑った。

テーブルは禁煙だったけれど、隣の喫煙コーナーに近かったこともあり、煙たい思いが強くなった。

その後、たわいもない話が多くなってきたのと、すでに6時を回っていたので智也さんが「お腹すきましたね」と言った。

私はここで自分が案外無口のほうだという思いになった。相手が適当に相槌や話を適当につないでくれるので、退屈はしなかった。その分智也さんのほうが気を遣っているのだろう。

歌舞伎町に向かう角の果物屋を右に入った。この果物屋もまだある。その並びに「三国一」という“老舗うどん店”があった。

「うどん食べますか?」

智也さんが言った。

「好きです」

私もおかしい。食べますか?の答えになっていない。そこも混んでいて4階に上がった。

そこで二人とも名物という「元祖サラダうどん」を注文した。これはおいしかった。

智也さんは口にマヨネーズをくっつけて、「僕たちは結婚できますか?」

周りに聞こえない声でそう言った。どうしてそう急ぐのだろう。

私は黙って彼をにらみつけた。おかしいやつ!

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