「好きなタイプは?」
婚活の会話で必ずと言っていいほど聞かれるこの質問。でも、どう答えれば印象が良くなるのか…悩んでしまいますよね。この記事では、結婚相談所で実際に使える“好きなタイプ”の上手い返し方を、男女別・タイプ別にわかりやすく紹介します。誰でも自然体で伝えられる会話術を、今日から準備しておきませんか?

「好きなタイプ」の上手い返し方で、第一印象は大きく変わる
婚活の場で交わされる定番の質問、「好きなタイプは?」。この問いは、会話の流れを決める“スイッチ”のような役割を担っています。特に初対面でのやり取りでは、答え方次第で相手の受け取る印象がガラリと変わることも。だからこそ、「なんとなく」で済ませず、相手に好印象を残す言葉選びが重要です。
模範解答・ユーモアを交えた返しが好印象に繋がる
漠然とした理想や抽象的な表現では、「本音が見えづらい」「こだわりが強すぎる?」と誤解されてしまうことがあります。一方で、少しユーモアを交えたり、共感を意識した答え方は、相手との距離感を縮め、安心感を生み出します。
たとえば…
- 「週末、一緒にスーパーの食品売り場に行ってくれる人が好きです」
- 「動物に懐かれる人って、いい人が多い気がします」
こうした“日常の温かさ”や“気さくな言い回し”は、相手に「話しやすそう」「価値観が合いそう」と思わせるきっかけになるのです。
婚活成功の鍵は「自分らしい返し方」にあり
大切なのは、「正解を探す」よりも、「自分らしさと配慮がある言葉を選ぶ」こと。この記事では、結婚相談所でのリアルな会話シーンを想定しながら、誰でも実践できる“好きなタイプの上手い返し方”を丁寧にご紹介していきます。
好きなタイプの“上手い返し方”とは?覚えておきたい3つのコツ
「好きなタイプは?」という質問に対して、印象良く返すには――ただ正直に答えるだけでは不十分です。大切なのは、「聞いている相手を意識した言い回し」と「言葉の選び方」。返し方ひとつで、会話の雰囲気やあなたへの印象がガラッと変わります。
そこで今回は、婚活の場で好感を持たれやすい返答に必要な3つのポイントをご紹介します。
① 共感を意識した表現にする
「自分だけの理想」を語るよりも、相手が共感しやすい表現を心がけることが大切です。例えば…
NG:「絶対に〇〇な人じゃないと無理です」_
OK:「〇〇な人に惹かれることが多いです」
相手に「それ、自分にも当てはまるかも」と思ってもらえれば、会話が自然に広がります。
② ポジティブな印象を意識する
否定的・制限的な言い方は、無意識に相手の魅力を否定してしまう可能性も。ポジティブな表現で、あなた自身も前向きな印象を持ってもらえます。
NG:「ワガママな人は苦手です」_
OK:「穏やかに話し合える方だと嬉しいです」
婚活では、「一緒に過ごしたくなる空気感」を伝えるのが効果的です。
③ 具体性のある言葉で“イメージ”を届ける
「優しい人」や「誠実な人」だけでは抽象的すぎて、伝わりにくくなりがち。日常の行動やシーンを交えると、相手の想像を助けることができます。
NG:「価値観が合う人がいいです」_
OK:「笑いのツボが合う人や、映画を観た後に感想をシェアできるような人がいいです」
具体性のある表現には、あなたの人柄や過ごしたい未来が自然とにじみ出ます。
この3つのポイントを意識することで、「なんとなく話した」ではなく、「相手の心に残る」やり取りが生まれやすくなりますよ。
男女別・好きなタイプの“上手い返し方”実例集
「好きなタイプは?」という質問には、自分らしさを交えつつ、相手に安心感や共感を与える返し方が理想的。ここでは、男女それぞれの返答例を【模範解答】と【ユニーク系】に分けてご紹介します。結婚相談所などの婚活シーンですぐ使えるよう、実践的かつ柔らかな言い回しを厳選しました。
女性向け|“共感力×さりげない個性”が好印象の秘訣
模範解答
- 「優しすぎる人よりも、自分の考えをしっかり持っている人に惹かれます」
- 「一緒にいて落ち着ける方が理想です。自然体でいられる関係に憧れます」
ユニーク系
- 「週末にスーパーで袋を持ってくれる人がタイプです。そんな些細な優しさが素敵だなと思います」
- 「一緒にご飯作ったり、食事しながら会話を楽しめる方。二人で過ごす特別な時間に憧れます」
ポイント
共感しやすい「日常感」や「行動」が含まれていると、相手の想像力が働きやすく、話も自然に広がります。
男性向け|“穏やかさ+人柄”を丁寧に伝える表現がカギ
模範解答
- 「笑顔で挨拶ができる方を見ると、すごく素敵だなと思います」
- 「話していると心が休まるような方と一緒にいたいと思います」
ユニーク系
- 「私のつまらない話でも一生懸命聞いてくれる方にキュンとします(笑)」
- 「好きなタイプですか?…食事のマナーが美しい人に弱いかもしれません」
ポイント
堅苦しくなく、さりげなく“人柄を大事にしていること”が伝わると、会話がやわらかくなり、距離感を縮めやすくなります。
好きなタイプは?の答え方で“個性”を演出する4パターン
婚活では、相手に安心感を与えつつ、自分らしさもほどよく伝えたいもの。そのバランスを取りながら好印象につなげるには、「返答スタイルの工夫」が効果的です。ここでは、“好きなタイプは?”の返し方を4つのタイプ別に整理し、それぞれに使えるテンプレートと応用例をご紹介します。
① 共感型|相手の価値観を尊重するやさしいスタイル
テンプレート
「〇〇のような方に自然と惹かれます。○○な時間を共有できると嬉しいです」
応用例
「落ち着いて話せる方に惹かれます。お互いのペースで、穏やかに時間を過ごせると理想です」
ポイント
相手が「自分にも当てはまるかも」と感じやすいワードを意識し、受け入れられやすい印象を与えます。
② 面白型|親しみやすさと会話の広がりを重視
テンプレート
「〇〇する人って、なんだか魅力的だなと思います。○○なところに弱いんです(笑)」
応用例
「好きなものを最後まで残しておける人って、絶対優しいと思うんです。食べ物への思いやりっていいですよね(笑)」
ポイント
ユーモアを交えることで空気を和ませ、会話を自然につなげる導線にもなります。
③ スマート型|さりげない知性とセンスを演出
テンプレート
「〇〇な価値観を持っている方に魅力を感じます。○○について話せると嬉しいですね」
応用例
「自分の考えを持ちつつ、柔軟に人の意見も受け止められる方に惹かれます。考え方の違いを楽しめるような関係がいいですね」
ポイント
言葉選びや表現に品があると、落ち着いた印象や成熟した人柄として受け取られやすくなります。
④ かっこよく魅せる型|自信とポジティブさで印象アップ
テンプレート
「〇〇な人に惹かれます。○○な未来を一緒に描ける方と出会えたら嬉しいです」
応用例
「物事に前向きで、自分を持っている人に惹かれます。一緒に何かに挑戦していけるような関係に憧れます」
ポイント
“理想”よりも“共に目指す未来”を語ることで、相手に安心感と期待感を与えることができます。
こうしたタイプ別の表現方法を知っておけば、場面や相手に合わせた調整もしやすくなります。
結婚相談所で実践できる!「好きなタイプ」の答え方トレーニング法
「好きなタイプは?」の返し方が頭ではわかっていても、いざ対面で話そうとすると緊張してうまく言葉が出てこない…という経験、ありませんか?
婚活の場面では、事前にしっかり準備し、慣れておくことで、自分らしさや魅力が自然と言葉に乗ります。ここでは、結婚相談所の会員様が無理なく実践できるトーク練習の方法を2つご紹介します。
① ワーク形式での「言語化トレーニング」
まずは、考えを整理することから始めましょう。紙とペン、またはスマホのメモ機能を使って、以下のステップで自分の価値観やタイプを言語化します。
STEP1:理想の関係性を描く
「どんな人と、どんな時間を過ごしたいか?」を、日常シーンに落とし込んで書き出してみましょう。
STEP2:「惹かれる理由」を言葉にする
単に「優しい人」ではなく、「疲れている時に話を聞いてくれるような人」に惹かれるなど、具体的にします。
STEP3:「相手に伝える言葉」を組み立てる
相手が受け入れやすく、自然なトーンで伝えられるよう、1~2行の答え方を複数パターン用意します。
例:「人の話を聞いてくれる方に惹かれます。一緒に気持ちを共有できる関係が理想です」
こうした事前準備があると、実際の会話でも「言葉の選び方」に迷いにくくなります。
② 婚活カウンセラーとの模擬会話で“実践力”を磨く
結婚相談所の最大のメリットは、婚活カウンセラーと対話できる環境があることです。実際の会話を想定した模擬トークを通じて、「伝え方」や「表情・声のトーン」など、実践力を高めていくことができます。
おすすめ練習内容
- 「好きなタイプは?」と聞いてもらい、答える場面を何度も繰り返す
- 複数パターンの返答を試し、そのフィードバックをもらう
- 相手役として婚活カウンセラーとロールプレイすることで、自信と慣れが身につく
効果
「緊張する場面でも、自分らしく話せた」という達成感が生まれ、実際の出会いの場での振る舞いにも余裕が出ます。
事前準備と実践練習の両方を取り入れることで、「好きなタイプ」の返しがただの“模範解答”ではなく、“自分らしい言葉”になります。
まとめ|好きなタイプの“上手い返し”は「自分らしさ」と「思いやり」のバランス
婚活において「好きなタイプは?」という質問は、ただの会話の入り口ではなく、相手との関係性を築く第一歩でもあります。そしてその返答には、あなた自身の価値観や人柄がにじみ出るからこそ、「何を言うか」以上に、「どう伝えるか」が重要になります。
これまでご紹介してきた通り――
- 共感やポジティブさを意識した表現
- 日常に根差した具体的な言い回し
- 会話を広げる面白さや、スマートな印象づくり
これらを組み合わせることで、単なる理想像を語るのではなく、相手と“未来を共有する想像”を届けることができます。
忘れてはいけないのは、「上手な返し」を目指しすぎるあまり、型にはまりすぎてしまうこと。一番大切なのは、あなたらしさに思いやりを添えて伝えることです。それが、どんな答えよりも印象に残り、心に響く言葉になるはずです。
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このコラムを書いた人
埼玉県さいたま市の結婚相談所KMA・株式会社KMA婚活カウンセラー 清水小百里
メッセージ

埼玉県さいたま市に根差した結婚相談所・婚活サポートを提供する株式会社KMAの取締役であり、JLCA認定婚活カウンセラーの清水小百里は、1971年生まれの地元出身者として、地域社会に貢献しています。結婚を真剣に考える男女に対し、婚活を通じて幸せな結婚生活を実現するためのサポートを行っており、その専門知識と経験は、多くの成婚エピソードに反映されています。
また、「結婚したければ選ばれる男になりなさい」という婚活本の著者でもあり、ダイバーシティ研修認定講師としても活動しており、多様な価値観を尊重する社会の実現に貢献しています。KMAの理念に基づき、すべての方が自分の魅力に気づき、自信を持って幸せになれるよう、縁の下の力持ちとして支援を続けています。
資格
- 「内閣総理大臣認証NPOコミュニケーション能力開発機構」認定『心理カウンセリング1級』『コーチング1級』資格
- 「一般社団法人 日本仲人婚活支援協会」仲人婚活エキスパート資格
- 「一般社団法人 日本LGBTサポート協会」ダイバーシティ研修認定講師資格
- 「特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)」結婚相談所マル適マークCMS 取得
- 「JLCA認定婚活カウンセラー」 取得
所属連盟・協会
- 株式会社IBJ
- 株式会社BIU
- 日本仲人連盟(NNR)
- 一般社団法人 日本仲人婚活支援協会
- 一般社団法人 結婚相談業サポート協会(MCSA)
- 特定非営利活動法人 日本ライフデザインカウンセラー協会(JLCA)
- SAITAMA出会いサポートセンター運営協議会
- 一般社団法人日本LGBTサポート協会
出版・著書情報
- アマゾンで発売中
- 清水小百里 著『結婚したければ選ばれる男になりなさい』発売中
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