運命的な出会いってあるの?お見合い相手から感じる運命の人特徴

お見合い結婚体験談 38歳男

 

【あらすじ】

結婚相談所連盟には、独身証明書など複数の必要書類を提出した、結婚を真剣に考えている会員が数万人規模で登録されていますので、結婚相談所が運命の相手と出会う場所ということもあるでしょう。

 

婚活歴10年の男性が相談に訪れ、私どもの結婚相談所に入会しました。高スペック男性なので、これまで多くの出会いがあったようですが、結婚しなかった理由を聞いても答えられないでいる。

 

そんな男性からお相手探しを任された根っからのお節介おばさんが、仲人の勘で選んだお見合い相手と引き合わせることから、二人の運命的な出会いが始まります。

 

長年にわたり、仲人カウンセラーの仕事を続けていると、お見合いに立ち会った瞬間「二人は結ばれる」と、運命の人を占う直感やひらめきが起こることがあります。そんな運命の人の特徴を持った相手とお見合いで出会えたお二人の婚活エピソードです。

 

目 次
  1. 10年間婚活し続けている男性の相談に乗る
  2. 高スペック男性に結婚しなかった理由を聞く
  3. 運命的な出会いがあるなんて信じられない!
  4. お見合いで巡り会えた待っていた運命の人に
  5. 二人の出会いには運命の相手の特徴があった

 

《相談者》
【宮谷達也=みやたに たつや(仮名)長男38歳、上智大卒、初婚、会社員、埼玉県在住、174cm、69kg、父71歳、高卒 、母67歳、短大卒、弟36歳、高卒、既婚】

 

この記事を書いた人

【妻は仲人名人】

昭和から平成の時代にわたり、“仲人おばさん”としての経験を備忘録としてノートに書き留めていました。今は息子の嫁が仲人を継いでいますが、少し時間ができましたので、時代はとびとびになりますが、創業者が当時を思い出すままブログに書きます。

 

仲人名人と紹介される埼玉新聞記事

 

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10年間婚活し続けている男性の相談に乗る

 

宮谷達也さんは予約の時間ちょうどに入口のインターホンを鳴らした。20年くらい前のことである。

 

結婚相談所に始めて来る人は、キョロキョロするか、遠慮気味なのに対して、彼は勝手知ったる様子で堂々としていた。

 

ソファーに腰かけるなり、「ここに入会すれば11カ所目です…」と言って少し笑ったようであった。

 

「まあ、それは頑張りましたね、おもにどういう婚活サービス利用したのですか?」私は聞いてみた。

 

「結婚情報サービスを4社、あとこちらのような結婚相談所を6社ですかね」

 

「活動期間はどのくらいになるのですか?」

 

根掘り葉掘り聞くのは仲人の習性、性分だと思う。何でも知っておくことで会員さんを結婚に導ける、と私は思っている。

 

29歳の頃から婚活を10年間続けています」

 

10年!しかし驚くことではないのである。私の知るかぎり20代から70代まで結婚相談所に入会し続けている女性もいる。

 

それを聞くにつけ「仲人カウンセラーはなぜもっと早く会員さんの特性を見つけて、成婚に向けてのより良い導き方ができないのか」と思ってしまう。マイノリティーを除き、この世の中には男と女しかいないのだからと…。

 

「平均1年に1社という感じですね」

 

「まさに1年間の契約期間在籍してだめなら次、というようにしておりました」

 

彼は、はっきりした口調で、部下が上司に報告するかのようであった。

 

高スペック男性に結婚しなかった理由を聞く

 

結婚しない理由を聞く仲人カウンセラー

 

「ふむ、私が一番知りたいのは出会いもおありだったでしょうに、どうして10年間も結婚なさらなかったか、です…」

 

宮谷さんは答えられないでいる。

 

私は仲人として結婚できない男女の事案を見つけると、ふつふつとファイトが湧いてきて、即「婚活マニュアル」の実践に突入してしまう。今がまさにそうである。

 

いわば仲人魂に火がついた格好になる。この場合、出会った相手が問題なのではなく、目の前にいる宮谷達也さんに問題があると見るしかない。

 

「ご自分ではどうお考えですか?」

 

「わかりません!」

 

彼は少し語調を強めた。そうかもしれない。いくら結婚相談所へ相談に来たと言っても、いきなり自身の結婚できない分析をされたら、腹が立つかもしれない。私はまだ入会もしていない相談者にズバリ直球を投げ込んでいる。

 

「ごめんなさい!ちょっと性急すぎましたね。私は根っからのお節介おばさんなの。気になったらごめんなさいね」

 

「反対に、僕が結婚できないのはどうしてだと思いますか?」と宮谷さんは質問を切り返してきた。

 

「わかりません。あなたのように上智大学を卒業され一流企業に入られて、身長も高く容姿もスタイルも悪くないので、出会いもたくさんおありだったでしょうと思うだけです」

 

私は入会前の「良縁アンケート」に書かれている彼の大ざっぱな履歴を見ながら言った。

 

彼は黙って自分の膝に置いた指を見ている。

 

運命的な出会いがあるなんて信じられない!

 

「言えることは…」と私は切り出した。

 

「まだ、あなたの元へ運命的な出会いが訪れていない、としか言いようがないですね」

 

「運命の出会い?待っていれば出会えるのですか。世の中にそんなのがあるなんて信じられないですよ」と、宮谷さんは端正な顔立ちをやや傾けながら言った。

 

「それが男女の縁の不思議を感じることってあるんです。お見合い相手と出会った瞬間にビビッときたとか、普通に交際していてある場面で突然運命を感じるとか、結婚相談所の婚活でもよくあることです」

 

「そうなんですか?」

 

彼の顔には疑問符が張り付いている。

 

私は続ける。「男性の方は、あまり意識しないで結婚していく人も多いかもしれませんが、女性の方が運命的な出会いを感じるでしょうね」

 

「そうなんですか?」と彼はまた言った。

 

「ただ、ね」と私は言った。

 

「交際中の二人の間に、感受性の共有部分が生まれないと“運命”を感じられないでしょうね」

 

「感受性の共有部分、ですか」

 

「そうです、その上で、男として女としてお互いに認め合い、尊重し合うことができないと運命の出会いは感じられないでしょうね」

 

「お互いを認め合う…」

 

彼はブツブツ言っていた。

 

お見合いで巡り会えた待っていた運命の人に

 

彼は入会手続きをして、駅前の銀行から入会金をおろして来て、その日のうちに入会した。そしてその週のうちに「戸籍謄本※」「住民票」やら「収入証明書」「卒業証書のコピー」などの必要書類を郵便書留で送ってきた。※現在は、個人情報保護の観点から「独身証明書」の提出が必要。

 

お相手探しは、私に任せるということであったので、私が面談して入会した女性会員の中で、彼と価値観や考え方が似ていて、フィーリングの合いそうな35歳の綺麗な人を、第一号のお見合い相手として選び、双方に紹介して日程調整をした。

 

さいたま市に住む小松美代子(仮名)という明治大卒の女性である。大企業の秘書課に勤める人である。お見合いは、ある日曜日の午後2でセッティングした。

 

相談室で私がお見合いの立会いをした。宮谷さんは10分ほど遅れてきた。小松さんは10分前に来て待っていた。彼は駅の改札口から走って来たらしく、上着を左腕にもって右手で額の汗をハンカチで拭きながら部屋に入ってきた。

 

彼女はまるで可愛い男の子を見るようにほほ笑んでいた。彼はガラスのテーブルに両腕を平行に伸ばして「遅れてごめんなさい」と謝った。彼女はそれにも微笑ましそうに笑っていた。

 

162cm48kgのスタイルが良い女性である。濃い紫色の水玉模様のワンピースが似合っていた。宮谷さんは美代子さんのあまりにも清楚な雰囲気に、最初から圧倒されていた様子である。

 

お見合いの間中、汗も引いているはずなのに癖のようにハンカチを額にやっていた。

 

仲人の勘であるが二人は結ばれる運命のような気がした。相談室でお見合い引き合わせをした30分くらい後、駅前の喫茶店へ行くように勧めて二人を見送った。

 

夕方4時をまわった頃、相談所入口のチャイムが鳴ったのでドアを開けると、ここでつい先ほどまでお見合いをしていた二人であった。招じ入れて話を聞いた。宮谷さんから口を開いた。

 

「僕は小松美代子さんと交際を希望します。ありのままの自分でいられる、こんなに安心感のある方は、これまでもいなかったし、これから先も現れないと思いますので…」

 

私は小松さんを見た。彼女は少しためらった様子ではあったが、「わたくしも交際を希望したいと思います。一緒にいても落ち着けますし、何より自然体でいられるますので…」と緊張しているのか会社勤めの口調で、しかしはっきり言った。

 

お見合いの結果報告は、二人とも運命的な出会いであったことを予感させる特徴を述べていた。運命の人と出会うとどうなるのか二人の行く末が気になりましたが、その日の夜、小松美代子さんと宮谷達也さんの二人から前後して、お見合い振り返り報告の電話が入った。

 

二人の出会いには運命の相手の特徴があった

 

運命の人の特徴がある相手と出会う

 

まず小松さんからはこうである。

 

「あの方は、お話のはしばしで“僕は結婚してもしなくてもどっちでもいい”とおっしゃるんです。一度くらいなら聞き逃せますが、何度も言われますと、わたくしも“じゃあなぜ私とお見合いなさったの?”ってなりますよね」

 

10年も婚活なさっているとご自分からおっしゃっていましたけれど、それにつきましても“じゃあなぜお金かけてまで婚活なさるの?”ってなりますよね。それ、聞いてみたんです」

 

「彼はなんて言いました?」 と私。

 

“僕は本当は結婚というものに縛られたくないんです。会社の仕事も面白いし、趣味の音楽(生バンドを週1でライブをやっている)も時間を割きたいし、つまり結婚生活でそれを妨げられたくない”とおっしゃるんです」

 

「でも“父や母が大好きで、いつまでも結婚しない長男の僕を心配させているので、婚活をしているというスタイルを見せ続けていたいからお見合いしている”とおっしゃるんです」

 

私は思わず、「そんな考えで10年間婚活をしていたなんて、信じられませんね」と正直に言った。

 

彼女は続けた。「それでこうおっしゃるんです。“そう思ってきたけれど、あなたとお会いして宗旨替えしたい、つまり考えを改めてあなたとだったら全部を捨てられると思った”と」

 

「まあ・・・」

 

それを聞いて、“これまでお見合いしたお相手の女性の存在はどうなるの?”と私はそちらに頭をめぐらせた。

 

彼女は続けた。「わたくし、その時プロポーズされたと思いました」

 

「ふむ、なあるほど…」と、私は感心するしかなかった。

 

ほどなくして今度はその宮谷さんからの電話だ。

 

「僕の人生で、出会ったばかりなのにこれほど何もかも捨てでも一緒になりたいと思った女性はあの方をおいてありません…」

 

「でもご両親までお捨てになるわけにはいきませんでしょ?」といじわるを言ってみた。

 

すると、「小松さんも“わたくしもあなたのご両親を大切にさせてください”って言ってくれたんです」と彼は答えた。

 

小松さんも“やるわねえ”と思いました。

 

二人の出会いには、宮谷さんの「この人しかいない直感」と小松さんの「相手の価値観を受け入れる心の優しさ」という、運命の人の特徴があったんだと気づきました。

 

(この項了)

 

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