仲人からのお見合いアドバイスをふと思い出す!私の婚活体験記

創業40年に渡る、豊富な経験に裏打ちされた婚活のアドバイスで会員様を成婚までサポートする、埼玉県さいたま市浦和の結婚相談所 株式会社KMAです。

 

【池田彩乃(仮名)34歳 千葉大学卒 会社員 168cm 65kg さいたま市在住 両親同居 妹1名】

 

7回

入会した結婚相談所の仲人カウンセラーに婚活体験記を書いてと言われ、文章は不得意というわけではありませんが、「こと自分のことになると書けるかどうか‥」というと「書くことで白分を顧みるチャンスよ」といわれ、承諾しました。 どうなることやら。

 

《「僕はインド哲学です」と彼》

 

【お見合い相手:岩野サン 35歳 大卒(どこかわからない)会社員 170cm 75kg さいたま市在住 両親と妹と同居】

 

お見合いをした日のデートって有りだろうか?と道々考えながら、お相手の岩野サンと歩いていた。彼が別所沼へ行きたい、と言い出したからだ。

 

歩くうち彼とは小学校が同じということが分かった。彼が1学年上である。彼に問われるまま浦和西高から千葉大教育学部へ行ったことを言うと、驚いていた。彼は、埼玉大学だろうと言った。

 

私は勉強がしたくもなくて、そのころは、さいたま市を離れたくて(というより家から出たかったといったほうがよい)、千葉を選んだ。埼玉大学なら歩いても行けたこともあって、両親は反対した。けっきょくわがままを通した。国立大学は学費が安いからいいか、ということになったようだ。妹は母と同じく早稲田へ行った。

 

「僕は浦和実業から東洋大学へ行きました」

 

「東洋で何を?」

 

「僕はインド哲学です」

 

「ああ有名ですね」

 

「一種の宗教なのですが、僕なんかウパニシャッドというインド古代の哲学書なるものが何だったのかが、今もってわかりません」

 

彼は言って「ハハハ」と声を出した。

 

「私、ほんとうは哲学というものに取り組んでみたかったんです」

 

《「お見合いは2時間までね」と仲人の声が…》

 

仲人のアドバイスを思い出す女性

 

高校の頃、東洋大学を受験の対象にしていたことを思い出した。インド哲学もその範疇だった。が、けっきょく西洋哲学に傾倒していたと思う。ソクラテス、プラトン、アリストテレスなどという哲人の名前を浮かべるだけでワクワクしていたようだ。彼は、歩きを止めて私を見て、目を輝かせた。

 

「本当ですか。そんなことを聞けるとは思わなかった」

 

と言った。

 

「大学を入り直せたら、哲学をやると思います」

 

自分でも思わぬことを口走ったと思ったが、そうだ、そうなんだ、自分はそうしたいのだと得心した。

 

「へええ、すごいんだなあ」

 

彼は目を丸くした。

 

別所沼へ着くと、風があった。葉桜も過ぎたのに風が吹くと少し寒かった。沼のまわりでは、そこここで親子連れが釣り糸を垂れていた。通りすがりに二人で、釣り人のバケツを覗いた。

 

「これ手長エビ、これクチボソ」

 

と岩野さんは指さした。釣り人の少年が岩野サンを見上げてにっこりした。釣果を誉められた気分なのだろうか。

 

そう大きくはない沼全体は、それでも人を街の喧騒から隔離するには充分であった。私は小さい頃の印象とだぶらせながら、ほほえましい光景を見ていた。

 

しかし、自分は今、きょうはお見合いをしているのだ。

 

「お見合い時間は2時間だわね。あんまり長いとその日で判断せざるをえなくなるみたい。ですから経験則では、適度なところで切り上げておくほうがいいですね」

 

私はふと我に返って、仲人カウンセラーの声が聞こえた気がした。

(以下次号)

 

前号・第6回の記事→ お見合いのあとにすぐデートするの?私の婚活体験記・30代女性

 

 

全国結婚情報サービス協会 結婚相談 KMA本部

TEL 048-824-4756
アクセス JR京浜東北線 北浦和駅西口徒歩3分
埼玉県営北浦和公園(埼玉県立近代美術館)向かい
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-31-6 ATビル3F
営業時間 10:00~18:00
定休日 年中無休

facebookページはこちら
http://bit.ly/2d2iWLZ