お見合い相手が東大卒キャリア官僚とわかる!婚活体験記30代女性

2017年3月3日

結婚相談所レポート 婚活体験記30代女性

【あらすじ】
お見合い会話が弾むにつれて、彼が東大の医学部で学び医者の免許を持っていることがわかってきた。しかし、婚活プロフィールに記載してある職業欄には、「公務員」と書いてあった覚えがある。彼に「厚生労働省の官僚ですか?」と問うと、「そうなんです」と答えた。

婚活セミナーで、お見合い会話の苦手な人や会話に自信のない人へ、うまくいくコツをアドバイスしている、1979年の創業より、埼玉県さいたま市で“成婚にこだわった”サービスを提供し続けている、結婚相談所KMAがレポートする「婚活体験記ブログ」です。

《第6回》

《婚活体験を綴る女性のプロフィール》
【今田薫(仮名)36歳、大卒、会社員、163cm、60kg、東京・赤羽在住】

入会した結婚相談所の仲人カウンセラーさんから婚活体験記を書いたら?と言われ、はい、と気楽に引き受けてしまった。引き受けてから、確かに記録を残すことで、自分の考え、行動が、どんなふうに反応するか、まったく未知の体験だけに、書いてみる価値はあると思った。

お見合い話題は彼の学生時代のエピソード

【40歳、大卒、千葉市在住、174cm、75kg、公務員、ご両親健在、妹(私と同じ年、既婚)】の男性とお見合いということになった。

田丸慎吾さんはコーヒーカップを大事そうにソーサーに置くと、質問してきた。

「プロフィールのお住まいは、北区と書いてありましたが、駅で言うとJRの赤羽という見当ですか?」

コーヒーカップ越しに見るお見合い相手

「そうです、赤羽駅が最寄り駅になります」

私が言うと、そのタイミングで話し始めた。

「学生時代、赤羽駅近くに親しい友人のマンションがあって、よく騒ぎました」

彼は思い出し笑いのように、「学生って、なんか天下取ったような気分になる時があって、勉強はよくしたんですが、羽目を外したこともよくありましたね」

私は天下を取った気分になったという記憶はなかった。志望校は1校だけで、そこよりも偏差値の高い大学などを狙わなかったので、友人から「欲がないわね」などと言われた。

私はとっさに、「どんなふうに羽目を外したのですか?」と理由を聞いてみた。

彼は比較的長いまつ毛が特徴の眼を少し丸くして黙った。私は待つともなく待った。彼は言い出す言葉を吟味しているようだった。言わなければよかったとばかりに、おもむろにしゃべり始めた。

「あのう、公衆トイレの外壁に小便をひっかけるとか‥」

彼はさすがに顔を赤らめた。

私は「えっ‥」と小さく驚いて、「トイレは使用不能だったってことですか?」

「いいえ、たぶん使用可能だったと思います、酒に酔っていたとはいえ、まあそれがそもそも」

羽目を外したということか。私は今でも駅の近くにある公衆トイレを想定していた。建物の裏に回れるスペースはないし、人目があっただろうと思った。

「真夜中だったんですね」と言ってみた。

「そうでした、それに友人たちもいましたから、男だけの‥」

そうだろうと思った。

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東大卒医者の免許があるキャリア官僚の男性

田丸さんは何かを懐かしむように、「それら友人はみんな立派な病院の医者になっていますよ」

私はまた小さく「えっ」と言って、「田丸さんは医学部でしたか?」と聞いていた。

「そう、東大の医学部なんです。僕も医者の免許を持っていますよ」

「確か公務員と書いてありましたね」

「そうなんです、でも官僚になりました」

「官僚?では厚生労働省あたりですか」

「そうなんです」

私はこの人変わった人なんだ、と思った。

「変でしょう?」

こちらの気持ちを察したように、彼は言った。

「家族のうち、妹だけは反対しましたね。国家公務員が嫌いというよりも、医者になってほしかったみたいですよ」

医学部へ行ったんだったら、そうかもしれない。

「大学も病院に残れ!って言ってくれたんですがね」

東京大学附属病院

「東大病院ですか?」

私は聞いていた。

「そうなんです‥」

何かすまなさそうに言う。

「でも私は」と彼は改まって、「医療現場で病気の患者を診察し、治療することよりも、むしろ生活習慣病の予防に取り組みたいと思ったのです」

そうか、そういう考えもあるかもしれない、と思った。案外変わった人ではない。だいいち大学の時にそうした条件で将来を見据えて考えるなんて凄いと思った。私が目を丸くしていると、

「役所に入った年に国家公務員試験が受かったものですから良かったです」

私はまた目を丸くした。

「キャリア組なんだ‥」

同級生で国家公務員採用試験に合格した男の子が一人いた。

国家公務員総合職で本庁に採用されているということらしい。これもとびきり頭脳明晰者ということである。偉い人かもしれない、と思った。

そういう人も学生時代は公衆トイレの中ではなく、外におしっこするんだ、と思い、声を出して笑いそうになった。

「おかしいですね」と彼は私の笑顔を見て言ったのだった。

「こっちばかりしゃべってすみません」と田丸さんはぺこりと頭を下げた。

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